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な、なに! カローラクロス、だと!? またまた新たなコンパクトSUVデビューでトヨタの猛攻が止まらない!|日本での発売時期や価格も徹底予想

MōTA / 2020年7月10日 16時30分

トヨタ 新型カローラクロス[コンパクトSUV]

な、なに! カローラクロス、だと!? トヨタの猛攻が止まらない! 2020年7月9日、トヨタはコンパクトSUVのニューモデル「カローラクロス」をタイで世界初公開した。C-HRやライズ、そして今秋デビュー予定のヤリスクロスなど、すでにコンパクトSUVラインナップを拡充中のトヨタが新たにカローラクロスを導入する理由とは。 >>

トヨタ 新型カローラクロス[コンパクトSUV]

トヨタ、売れ筋コンパクトSUVカテゴリーにまたもニューモデル

SUVの王道を往く「小さなRAV4」といった風情

またまたトヨタからコンパクトSUVのニューモデルが登場する。名前は「カローラクロス」。その名の通り、トヨタを代表するカローラブランドに新たに追加されたSUVモデルである。

え、カローラでSUV!? と一瞬戸惑うところだが、カローラはセダンモデルのほかにも、これまで2ドアクーペやハッチバック、ワゴン、4ドアハードトップ、コンパクトミニバンなど、時代のニーズに合わせ変幻自在に派生モデルをラインナップしてきた歴史があり、そう考えると違和感はなくなる。

カローラクロスは2020年7月9日にタイで世界初公開され、まず同国で発売を開始。その後順次導入国を拡大していく。現段階では日本への導入時期などは明らかにされていない。

タイ仕様は1.8リッターガソリンモデルと同ハイブリッドモデルの2タイプを用意。ともにFFモデルのみの設定となっている。

カローラファミリーらしい“ど真ん中”なボディサイズ

高級ホテルのエントランスでも気後れしない!? 堂々たるデザインの「カローラクロス」

トヨタのコンパクトSUVをボディサイズで比較

2019年末にライズが登場し、2020年秋にはヤリスクロスが発売予定のトヨタで、またまたカローラクロスが登場する。ここまでコンパクトSUVが立て続けに登場すると、もはやなにがなんだか…と混乱してしまいそうだ。まずはトヨタの各コンパクトSUVについて、ボディサイズで比べてみよう。

■ライズ:全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm/ホイールベース:2525mm

■ヤリスクロス:全長4180mm×全幅1765mm×全高1560mm/ホイールベース:2560mm

(トヨタ社内測定値)

■C-HR:全長4385mm×全幅1795mm×全高1565mm/ホイールベース:2640mm

(ガソリン4WD)

それに対し、カローラクロスのボディサイズは以下の通り。

■カローラクロス:全長4460mm×全幅1825mm×全高1620mm/ホイールベース:2640mm

(タイ仕様・トヨタ社内測定値)

今秋日本デビュー予定の「ヤリスクロス」, 2019年末に誕生した最もコンパクトなSUV「ライズ」

今秋日本デビュー予定の「ヤリスクロス」, 2019年末に誕生した最もコンパクトなSUV「ライズ」

ヤリスクロスよりひとまわり大きく、C-HRよりも背が高い

カローラクロスと同様にTNGA・GA-Cプラットフォームを使用する「C-HR」は2016年登場。クーペルックでデザイン性を重視した

C-HRとカローラクロスは共にTNGA・GA-Cプラットフォームを採用する。そのこともあり、カローラクロスはC-HRに近い全長と全幅、同等のホイールベースだが、全高はカローラクロスのほうが55mmも高い。

C-HRは、背の低いクーペスタイルを持つクロスオーバーSUVだ。若いユーザーをターゲットにし、エッジの効いた個性的なデザインを与え、俊敏な走りの性能も重視した。

いっぽうのカローラクロスは、クーペルックのC-HRとは真逆のデザインからも見て取れる通り、十分な室内や荷室空間を確保している。

コンパクトSUV市場の急激な拡大に王道のカローラブランドで対応

王道の“カローラ”ブランドで市場を制する!

C-HRが登場した2016年当時、コンパクトSUVカテゴリーは日産 ジュークなど個性の強いモデルが支持されていたことから、トヨタもエッジを効かせたC-HRの投入により対応している。

しかしここへ来てコンパクトSUV市場の規模は急激に拡大し、日欧メーカーを中心に多彩なライバル車が次々と誕生している。トヨタも王道ブランドの“カローラ”名を冠するモデルを投入することで、より広いユーザー層を狙う目論見だ。

日本デビューはいつ? 販売価格は200万円台!?

カローラクロスの荷室容量は487リットルとクラストップ。後席の足元や頭上まわりなど、室内も充分な空間を確保している。

2020年7月時点で、カローラクロスの日本導入に関する正式な発表はまだない。とはいえ日本の道路事情にも最適なコンパクトSUVとなれば、売らない理由が見つからない。

ただし、2020年秋の発売を予定するヤリスクロスと発売タイミングが重なるのは避けたいところ。早くとも2020年中か、2021年早々の導入となるだろう。今後続報が入り次第、改めてご紹介していく予定だ。

4WDモデルの導入にも期待

カローラクロス、国内の販売価格は200万円台前半から300万円弱と予想

カローラクロスは、同じカローラシリーズのカローラツーリングとエンジン構成が近い。カローラツーリングの価格帯は1.8リッターガソリンモデルが201万3千円から236万5千円。ハイブリッドモデルが248万500円から279万9千500円(共にFFモデル)となっている。

仮にSUV代を+約15万円と想定しカローラクロスの価格を算出すると、おおよそ約215万円から295万円程度となる。もちろんグレード構成など不明であくまでも目安だが、200万円台前半から300万円弱というのが現実的な価格設定ではないだろうか。

また日本仕様では4WDモデルの設定もあるだろう。こちらはそれぞれ上記の価格に+20万円の設定と予想する。

[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)/撮影:トヨタ自動車・MOTA編集部]

トヨタ 新型カローラクロス 主要諸元(スペック)[タイ仕様]

■ボディサイズ:全長4460mm×全幅1825mm×全高1620mm/ホイールベース:2640mm/車両重量:1385kg(ハイブリッド)/1325kg(ガソリン)/最小回転半径:5.2m/乗車定員:5人/駆動方式:全輪駆動(FF)/タイヤサイズ:215/60R17|225/50R18

■ハイブリッド:2ZR-FXE型エンジン|総排気量:1798cc|エンジン最高出力98ps(72kW)/5200rpm|エンジン最大トルク:14.5kgf-m(142Nm)/3600rpm|モーター最高出力:72ps(53kW)|モーター最大トルク:16.6kgf-m(163Nm)|トランスミッション:電気式無段変速機

■ガソリン:2AR-FBE型エンジン|総排気量:1798cc|最高出力:140ps(103kW)/6000rpm|最大トルク:18.05kgf-m(177Nm)/4000rpm|トランスミッション:Super CVT-i

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