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3Dプリンターで絶版部品復活&予防安全技術の未来がアツい! 今注目のクルマビジネス3選

MōTA / 2020年7月12日 6時30分

ランボルギーニ ミウラ コンクールデレガンスで1位受賞

自動車メーカーのみならず販売会社や部品メーカーなど、自動車を取り巻くビジネスは多岐に渡る。今回は、大人気の旧車や予防安全といった今注目のビジネスにフォーカスして、最新の情報をご紹介!

「学べる!遊べる!トヨタ博物館サマーフェスタ2019」開催 ディーノ 246GTS

絶版部品を3Dプリンターで復刻! 完成度も文句なしの最新技術

3Dプリンターで再生したミウラのヘッドライト。ただ再生するだけでなく、経年劣化による色の変化も計算しているほどのコダワリ

販売終了から約10年でそのクルマの部品生産も終了するというのが自動車業界の通説。だから何十年も前のいわゆる“旧車”を維持するのはとにかく大変。

だが、そんな悩める旧車オーナーを救う神様のようなショップが神戸にあるスタークラフトだ。

ない部品を作るといっても、金型を起こして……なんていう古いものではなく、最新の3Dスキャナー&3Dプリンターで再生するというモノで、その完成度たるや当時の新品を超えるほど。これまでかの名車、ランボルギーニ ミウラのヘッドライトやフェラーリ ディーノのインパネを3Dプリンターで再生している。ちなみに、インパネに関してはシボ(樹脂部分に刻む細かい柄)まで再現するほどの完成度と、新車当時を知るモノも驚くほどのデキなのだ。

エンジニアのクルマに対する深い想いにも注目! 再生パーツは誰もが唸るデキ▼

ドラポジで事故が減る? マツダが考える予防安全とは

現行MAZDA3と2代目アクセラとペダルやシート位置を比べると、その差は歴然で踏み間違い防止に繋がるのだ

近年多発している高齢者による「踏み間違い事故」。各メーカーがセンサーや警告などをする装置を開発・実証しているが、マツダは「ドラポジとペダル位置の見直し」という超原始的な方法で解決しようとしている。

その真相たるや、感動もの! 詳しくは下記のリンクをチェック▼

自動運転社会でも保険は必要? 任意保険の未来

完全自動運転社会が実現すれば事故などの際の責任は人間ではなく、クルマになる。となると自動車保険はどうなるのか……

万一の事故に備えて自動車保険への加入は必要不可欠だ、というのが今の常識。ところが完全自動運転が当たり前になる将来、自動車保険は本当に必要なのか? クルマに関する将来はよく目にするが、果たして……。

「自動運転車が普及すれば、事故はなくなるから保険すら不要になる」と言われるが、確かに全部の車両が自動運転化されれば事故は大幅に減るだろう。保険の必要性は減ることも考えられる。

完全自動運転カーはセンサーだらけとなるため、破損すれば今と比べ物にならないほどの修理額となる可能性も

完全自動運転車はある意味ロボットのような先進技術満載の車両となるわけで、それが事故に遭えば修理代もかさみ、そのリスクを鑑みれば保険料の引き上げも必要になってくるかもしれない。

自動運転社会到来で保険会社大悲鳴? 未来の任意保険はこうなる!▼

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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