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ウリは“木目”と“フレンチ”! フードビジネス界で注目のキッチンカーが個性を競う新時代へ突入

MōTA / 2020年7月18日 7時30分

BeeCalm(ビーカーム) キッチンカー(移動販売車)「フレンチスタイル」 軽バンタイプ 施工例

お昼時のオフィス街や週末のショッピングモール、行楽地などで様々な料理を提供するキッチンカー(移動販売車)。特に最近では、密を避ける「新しい生活様式」への対応にも適していることから、フードビジネス業界においても注目が集まっている。 >> そんなキッチンカー市場が拡大を続ける中、個性的なカスタマイズで他社の移動販売車との差別化を図る「BeeCalm(ビーカーム)」のキッチンカーをご紹介する。

BeeCalm(ビーカーム) キッチンカー(移動販売車)「フレンチスタイル」 軽バンタイプ 施工例

木目カウンターで移動販売車が暖かい雰囲気に大変身

キッチンカー BeeCalm(ビーカーム)は、軽カーのカスタムなどを得意とする埼玉県戸田市の専門店、株式会社ビーステージが手がけるオリジナルブランドだ。主に軽自動車の1BOXバンやトラックをベースにしたキッチンカー(移動販売車)を製造・販売する。

キッチンカーは限られた空間の中で販売と調理を行う。そのため客と対面するカウンター部も、金属やプラスチックなどで構成された厨房施設の延長上となり、どうしても無機質になりがちだ。

そこでBeeCalmでは、跳ね上げ式の販売カウンターなどに木材を使用。ソフトなイメージを与えることに成功している。

独特の風合いが魅力のカントリー内装

中でもBeeCalmオリジナルの「カントリー内装」仕様では、木目に独特の風合いを持つカントリー木材を多用。カウンターのみならず木製の飾り棚や立ち壁などで加飾し、キッチンカー全体を暖かみのある空間へと変身させた。

さらに自社で設計・製造する強みを生かし、BeeCalmはユーザーからの要望に応じた独自仕様にも対応してくれる。総板張りや総タイル貼りのカウンターを仕立てたり、内装の塗装仕上げといったオリジナルカスタムの相談にも乗ってくれるというから心強い。

軽のイメージを変える“フレンチカスタム”でさらにドレスアップ

外装についても、お店の強みを生かした独自のカスタマイズに対応する。フレンチスタイルのレトロなデザイン仕上げを施したオプションの「フレンチカスタム」は、軽商用車のイメージを払拭する仕上がり。もちろん自分だけのオリジナルペイントをオーダーすることも可能だ。

ベース車は新車に限らない。BeeCalmでは、中古の軽バン・軽トラックを架装したキッチンカーの在庫車も常時展示している。飲食で起業するとなると何かとお金がかかるのだから有難いところ。

また近年では軽自動車以外でもマツダ ボンゴ(日産 バネット)のバンやトラックなど、ひとまわり大きなベース車を用いた架装も手掛けており、用途に応じて選択することが出来る。

キッチンやカウンターなどを施工する架装価格は、軽バンタイプの「シンプル」が38万円、「カントリー」が42万円から(消費税別・ベース車の車両代は含まず)。このほか軽トラックの荷台に架装するタイプも設定する。また架装を一式施した中古車についても、軽バンタイプで100万円台から用意している。

[筆者:MOTA編集部]

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