デビュー3か月で決定! 新型ルークスは大ヒット作? それとも!?
MōTA / 2020年7月16日 16時30分
日産の軽スーパーハイトワゴン「ルークス」が発売を開始したのは2020年3月19日。直後に世界的なコロナ禍の影響を直撃したが、販売は絶好調だ。デビュー3か月後の傾向についてご紹介する。 >>
紆余曲折の歴史を経て…現行型で3代目となる新型ルークス
日産 ルークスは、ホンダ N-BOXやダイハツ タントなど、軽自動車の中でも今最も売れ行きを伸ばしている軽スーパーハイトワゴンカテゴリーに新たに参入したモデルだ。ハイトワゴンのデイズ同様に、日産自動車と三菱自動車工業の合弁会社NMKVが統括し、日産が主体となって企画や開発を行い誕生している。兄弟は三菱のeKスペース・eKクロススペースだ。
現行型で実質的には3代目となるルークスだが、2014年に誕生した先代のデイズルークスは三菱主体で開発された。さらに2009年に発売された初代ルークスはスズキ パレットのOEMモデルと、実は3世代それぞれで成り立ちが異なっている。
コロナ禍に負けず売れ行きは急上昇中
デビュー直後のデイズだが、デビューと同時に世界的なコロナ禍の影響をもろに受けてしまった。4月は2868台で11位(1位のN-BOXは14034台)、5月は3911台で4位(N-BOXは11655台)と、売れ行きも伸び悩んでしまう。
しかしようやく自粛解禁後の6月は9431台と一気に販売台数を伸ばし軽の中で3位にランクイン!
ただしこのとき1位のホンダ N-BOXは15557台。その差は6126台も開いており、王者の壁はまだ相当に高いようだ。
とはいえ2位のスズキ スペーシアは12072台で2641台と、こちらはかなり肉薄している。なお軽スーパーハイトワゴンの老舗ブランド、ダイハツ タントは5位(7263台)に留まっていた。
大ヒットとは言い切れないが「ヒット作」には仮認定!?
とはいえ9431台という台数は、軽以外の登録車で比較してみると3位のカローラ(カローラ・カローラツーリング・カローラスポーツ)の9311台と同等で、4位のホンダ フィット(9016台)を超える台数。各社を代表する主力車種並みの販売台数なのだから、非常に検討していると言っていいだろう。
上記の理由で「大ヒット」の判断は保留するが、日産 ルークスは「ヒット作!」と認定したい。
[筆者:MOTA編集部]
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