爆売れハリアー! つい選んじゃう中間グレード“G”がけっきょく一番お買い得な理由
MōTA / 2020年7月24日 13時0分
コロナ禍の景気停滞をものともせず、トヨタの新型ハリアーが売れに売れまくっています。発売当初は最上級グレードが最も売れる傾向にありますが、結局僕らが選ぶのはやっぱりど真ん中。日本人的にも安心できる!?真ん中グレードのハリアー Gについてご紹介しちゃいます! >>
新型ハリアーのおススメグレードは「G」です!
あとはエンジンタイプを2リッターガソリンと2.5リッターハイブリッドから、駆動方式をFF(前輪駆動)と4WD(ハイブリッドはE-Four)の中からそれぞれ全車で選択可能です。
(価格はすべて消費税込み、以下同)
そこでいきなり結論から申し上げますと、新型ハリアーのおススメグレードは341万円~の「G」です!
299万円のSグレードもおススメしてなかったっけ!?
「299万円のSは価格で引き寄せるためのオトリグレードなんかじゃなく、むしろ積極的に選んでいいグレード」
などとおススメしていなかったっけ!?
おおっと。いつもMOTAをご愛読いただきありがとうございます。確かにそう書きましたが、あとは買う側がハリアーをどういうクルマと捉えるか次第で変わってきます。
Sグレードのシンプルさがむしろ好ましいと思うか、せっかく「高級車のハリアー」を買うならもう少し細部に上質さがないと寂しいなと思うか。
Sグレードは“クルマ上級者向け”の選択肢!?
例えばハリアーを自分好みに内外装をカスタムしたい場合、GやZグレードの加飾はむしろないほうが良い場合もありますね。上位グレードとの価格差でカスタムし、他のハリアーとは違う自分だけの1台にするのも楽しいものです。
もちろん素のままでシンプルに乗るのも依然としておススメ。先進運転支援機能などの安全装備はほぼ標準で、上位グレードとの差異機能もオプション選択で補完出来る点に、トヨタの良心を感じます。
とはいえ、上質な雰囲気もハリアーの魅力
SとGの価格差は42万円もあるのだけれど
ここで改めてSと中間グレードGの主な装備差を比べてみましょう。新型ハリアーのカタログで巻末の装備表一覧を見てみます。ちなみに2グレード間の価格差は42万円です。
外装ではドアハンドルや前後バンパー周りのメッキ加飾が増え、ホイールもシルバー塗装の17インチから、切削光輝+ダークグレーメタリック塗装の18インチアルミに変更されます。
内装も同様にサテンメッキの加飾が各所に加わり、ドアスイッチやセンターコンソールなどのパネルもウッド調もしくはメタルブラックに加飾されます。標準はS、Gともに8インチのディスプレイオーディオですが、12.3インチのナビはGでないとオプション選択できません。
文字にするとちょっとした差のようにも思えますが、これが結構な効果だったりするのです。
「やっぱこっちのほうがイイなあ」と思わせるトヨタマジック!
Sのスッピン状態だって、単体ならまったく問題ありません。でもG以上でしか選べない無償オプションのグレー内装(Sはブラック内装のみ)では、パネル加飾が白木風のオシャレな北欧調のウッドになっていたりして、これを一度見てしまうとついつい「ああ、やっぱこっちがイイ…」となってしまいます。トヨタは昔からそういうグレード間での細かな差別化が上手いんだよなあ…。
余談ですが、ソファーに寝転びこうしてカタログを見ながらあーでもないこーでもないと想いを馳せ、自分が乗っている姿を妄想する瞬間は、クルマ選びで一番楽しい時間だったりもしますね。
上には上が…Gと最上級グレードZとの違いは52万円も開く!
ホイールは高輝度シルバー塗装のきらきらした大径19インチに拡大して見栄えアップ! 内外装の加飾もさらに上質さを増す(差別化がきめ細かい!)ほか、Gではオプションだった12.3インチ大画面ディスプレイのT-ConnectナビとJBLサウンドシステムが標準でつきます。また話題の調光パノラマルーフも、Zでしか選択出来ないオプションだったりします。ああ、選べる事ならそれ選んでおきたいですよね…。
SもZももちろん悪くない! でもど真ん中グレードGが、いちばん安心の選択肢だった
Sも決して悪くない。最上級のZはもちろんいい。でもやっぱりGグレードがおすすめな理由、お分かりいただけましたか?
[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)/撮影:島村 栄二・茂呂 幸正・トヨタ自動車]
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