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触れないことで抗菌・抗ウイルス対策|ジャガー・ランドローバー、非接触タッチスクリーンを開発

MōTA / 2020年7月30日 18時0分

ジャガー・ランドローバー 「Predictive Touch」

ジャガー・ランドローバーとケンブリッジ大学は7月23日(現地時間)、ドライバーのわき見運転防止と、ポストコロナの世界における細菌やウイルスの拡散防止に役立つ、新たな非接触式のタッチスクリーン技術を開発したと発表した。

ジャガー 新型F-Type(エフ・タイプ)

人工知能(AI)とセンサーを活用した「Predictive Touch」により、直接触れずに操作

ジャガー・ランドローバーとケンブリッジ大学が共同で開発を進める「Predictive Touch(予測タッチ)」

「Predictive Touch(予測タッチ)」として知られるこの特許技術は、人工知能(AI)やセンサーを活用してユーザーが意図するタッチスクリーン上のターゲットを予測。GPSナビゲーションや温度管理、エンターテインメントの設定などのインフォテインメントシステムを、ボタンやスクリーンに触れずに操作することができる。

これにより、路面に凹凸がある場合や路面状況が悪いなど、車体の揺れによってタッチスクリーン上での操作が困難な場合であっても、道路前方に集中する時間を増加させることで、事故のリスクを減らすことができるとした。

AIの活用でユーザー糸をリアルタイムに予測

「Predictive Touch」は、AIを活用してドライバーがスクリーン上で選択しようとしているアイテムを指差すと、触れない間にいち早く判断して応答時間を短縮。

ジェスチャートラッカーには、家庭用電化製品にも普及し一般的になりつつある、視覚や無線周波数をベースにしたセンサーを使用した。

ユーザープロフィールやインターフェースデザイン、環境条件などのコンテキスト情報と、視線トラッカーなどの別のセンサーから入手できるデータとを組み合わせて、ユーザーの意図をリアルタイムで推測することができる。

時間と手間を最大50%削減すると共に感染拡大防止にも寄与

ラボテストおよび路上での実証実験によって、「Predictive Touch」技術は細菌やウイルスの拡散を抑制すると同時に、ドライバーがタッチスクリーンを操作する手間や時間を最大50%削減できることが判明した。

車内の快適性を高めるジャガー・ランドローバーの取り組み

ジャガー・ランドローバーは、各国のロックダウン(都市封鎖)が解除された後の「ニューノーマル」においては、これまで以上に安全でクリーンなモビリティに重点が置かれ、パーソナルスペースや衛生習慣が重視されると予測。

すでにジャガー・ランドローバーの車両には、ドライバー・コンディション・モニターやエンジンノイズを消すための機能、目に見えない微粒子やアレルギー物質を除去するPM2.5フィルター付きイオン空気洗浄テクノロジーなど、車内の快適性を高めるためのさまざまな設計が施されている。

また、「Predictive Touch」は、より安全で健康的な社会、そしてよりクリーンな環境を目指すジャガー・ランドローバーが掲げるミッション「Destination Zero」の一環として、ケンブリッジ大学と共に開発された。

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