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欧州車に乗るだけが自動車ジャーナリストじゃない! もしや人生を変えられる買い物かも?【小沢コージ53歳、コロナ禍でキャンピングカー買っちゃいました】

MōTA / 2020年8月2日 14時20分

ナッツRV クレソンボヤージュ

キャンピングカーに憧れた経験がある人も、普段使いはできるの? など不安要素が多く結局買えずじまいの人も多いハズ。そんな気になるコトをガチで買っちゃった小沢コージがオーナーならではの視点でキャンピングカーを斬る!

ナッツRV クレソンボヤージュ

なぜ買った!? 53歳にして初のキャンピングカー

人間つくづくこの先なにが起こるかわかりません。私、バラエティ自動車ジャーナリスト小沢コージ、53歳。突然ですが、人生初となるキャンピングカーとなるナッツRV製のクレソンボヤージュを2020年7月に購入(正確にはリース)、夢のキャンピングカー生活を送る決心をいたしました。バンザーイ!

ブルドッグの愛称で親しまれたホンダ シティは当時珍しかった背の高いデザインで若者を中心に人気となった名車, エンジンをミドシップに搭載したトヨタ MR2はいまだに中古車市場で高値を維持している

ブルドッグの愛称で親しまれたホンダ シティは当時珍しかった背の高いデザインで若者を中心に人気となった名車, エンジンをミドシップに搭載したトヨタ MR2はいまだに中古車市場で高値を維持している

今まで免許取って最初に購入したホンダ シビック25i(中古)に始まり、トヨタ MR2、日産 サニーカリフォルニア、VW ビートル、ポルシェ 911、ホンダ シティ、BMWミニ・コンバーチブルと脈絡なく乗ってきた小沢ですが、こんなにデカい物件は初めて。価格も新古車同様のアウトレット物件でもスバリ、車両本体価格だけで600万円台はします。

普段使いできないなんてウソ? 実は超絶便利かも

デカく見えるがサイズは全長4990×全幅2070×全高2910mmと全長で5mを切っているため一般的な野外のコインパーキングにもラクラク駐車可! まあ乗用車とは違い何度も切り返す必要があるが……

やっぱね。キャンピングカーって高いし、デカいし、置き場所含めて現実的じゃない。どこで使うの? 毎週キャンプなんて出かけてる暇ないよ! って人も多いと思いますが、どうしてどうして使い方は沢山あります。

ざっと考えただけでも夏のキャンプに冬のスキー&スノーボードじゃ済みません。運転手以外は飲みながら友人とワイワイゴルフに行くのも楽しいだろうし、個人的には断然ムービングオフィス需要でしょう。

車内後方にシングルベッドサイズ並のベッドを備える, そのうえ、コクピットの頭上にもベッドを完備

車内後方にシングルベッドサイズ並のベッドを備える, そのうえ、コクピットの頭上にもベッドを完備

なにより、今のコロナ生活です。正直まだ飛行機、新幹線での長距離移動は気が進みませんし、ぶっちゃけちょっとした近場にクルマで行きたくなる。ヘンな話、都内の飲みへもキャンピングカーで行って、たっぷり寝てから帰るのもよさそうじゃないか。

というかコロナはあくまでもきっかけで、キャンピングカーがあれば50歳を過ぎてからライフスタイルがちょっと変えられる、楽しくなるような気がするのです。

同時に小沢も自動車ジャーナリストを初めてほぼ30年は経ちますが、そろそろ全く別の乗り物に乗ってみたい。確かにメルセデスにBMWにポルシェにレクサスもいいのですが、それ以上に全く違う乗り物に乗ってみたくなったワケです。

ノマド系リーマンにもおすすめ? まさに動く自宅

とはいえキャンピングカーは買ってどうだ! の所有感以上に、どうやって楽しむかです。豪華クルーザー買ってもパーティ需要だけじゃ飽きちゃって、本当の釣り好き以上に使いこなせないように、キャンピングカーもデカいクルマをどう使いこなすかが重要。

電源はもちろん確保できるうえ、自分ひとりだけのスペースゆえ自宅同様自由に使えるのがイイ

その点バラエティ自動車ジャーナリスト小沢は遊び以外に仕事でも使えます。毎日細かく原稿書きやらSNSチェックやら動画編集があり、取材も思いきり重なってきます。

多い週だと明日は箱根、明後日は東京お台場、明明後日は横浜と試乗会や取材会の嵐。すると移動中大抵どこかで止まってノートブックパソコンを開く事になるのです。

同じようなノマド系サラリーマンも多いと思いますが、外出中にカフェで原稿書きをするのって案外気を使います。まずパソコン用の電源を確保出来る店と出来ない店があるし、Wi-Fi環境もその場その場で違います。

そのほかトイレに行く時にパソコンを放置して大丈夫か悩むし、かといって全部持っていくのも大変。なにより集中しすぎて鞄やサイフへの注意が疎かに成るのも心配。いろんな意味で集中しきれないのです。

レクビィ社製のハイエースベースのキャンピングカー。こちらは乗用車ベースということもあり街中ではコチラの方が“気楽に乗れるかも”と小沢さん

その点キャンピングカーならば安心だし、実は今年2月にこれまた大手メーカーのレクビィのハイエースキャンピングカーを借りて春スノーボードに行ってみたんですが驚くほどラクで快適。今までとは旅の概念が変わった感じがあります。

泊まりに行くのにほぼ食事代のみ、宿泊代がほぼかからないのはもちろん、宿の予約しなくていいし、行き先もほぼ自由に選べるし、なによりも途中で旅を止めることも可能。

人にもよるでしょうが、先をあまり決めたくない小沢にはピッタリなのです。まずはとにかく先を考えず思いきり使い倒し、可能性を探ってみるつもりなのでいざいざ! 次回はキャンピングカーのリアルな寝心地などホントのところをご紹介。乞うご期待!

【筆者:小沢 コージ】

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