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自転車が車道を走るのは危険!?自転車利用者への車道通行に関するアンケート調査

MōTA / 2020年8月17日 11時20分

自転車通勤のイメージ

2020年8月5日au損害保険株式会社(以下、au損保)は、全国の自転車利用者の男女1,000人を対象に、自転車の車道通行に関する調査を実施し結果を発表。今回の調査により、自転車利用者の多くが、自転車は車道の左側を走らなければならないことを知っているものの、実際に自転車で車道を走ることに関し、危ないと感じている人が大半だということが明らかとなった。

自転車通勤のイメージ

新型コロナウイルス感染症により見直されてる自転車

新型コロナウイルス感染症の影響により、「3密(密閉、密集、密接)」を避けることを目的として改めて自転車通勤に注目が集まっている。

一方、自転車に乗る際には、自動車同様に多くの交通ルールが存在する。ルールの中で一部例外を除き、自転車は歩道ではなく車道の左側を通行することが義務付けられているが、街中で歩道や、車道の右側を走る自転車を見かける機会も多いのが実情。

そこで、自転車向け保険を取り扱うau損保は、自転車利用者が、自転車で車道の左側を通行することについてどのように考えているのかを調査した。

自転車で車道の左側を通行しなければならない法律を“知っている” 93.7%

道路交通法第17条、第18条により、原則として自転車は、歩道と車道の区別のある道路で車道の中央から左側部分の左端を通行しなければならないと定められている。

自転車利用者1,000人にこの法律を知っているかどうかを尋ねたところ、「知っている」63.3%(633人)、「なんとなく知っている」30.4%(304人)を合わせると、計93.7%(937人)となった。

自転車で車道を走ることを危ないと思う自転車利用者 95.2%

自転車利用者1,000人に、自転車で車道を走ることを危ないと思うかどうかを尋ねたところ、「危ないと思う」61.1%(611人)、「やや危ないと思う」34.1%(341人)を合わせると、計95.2%(952人)となった。

自転車は車道の左側を走らなければならないという法律を知っている自転車利用者が多数いる一方、大半の人が自転車で車道を走ることを危ないと思っていることがわかった。

また、年代別に見てみると「危ないと思う」と答えた割合は、20代49.5%(99人)、30代55.5%(111人)、40代69.0%(138人)、50代57.5%(115人)、60代以上74.0%(148人)となり、60代以上が20代よりも24.5ポイント高く、自転車で車道を走ることについて危険を感じている人が多いという傾向である。

自転車で車道を走ることを危ないと思う理由「自動車との間隔が近いから」85.8%

自転車で車道を走ることを「危ないと思う」もしくは「やや危ないと思う」と答えた自転車利用者952人を対象に、危ないと思う理由を尋ねたところ(複数回答)、「自動車との間隔が近いから」が85.8%(817人)と一番多い結果となった。

次いで「後ろから来る自動車が見えにくいから」71.6%(682人)、「自動車の通行スピードが速いから」68.8%(655人)、「駐停車している自動車を避けるのが怖いから」62.8%(598人)、「交差点で左折してくる自動車が怖いから」51.3%(488人)、「異素材部分(側溝のふたやマンホール、道路上の白線など)で滑るから」40.5%(386人)が続いた。

調査概要(au損保調べ)

■調査方法:インターネットによるアンケート調査

■対象者:自転車利用者

■対象地域:全国

■回答者数:1,000人

■実施時期:2020年7月3日~2020年7月6日

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