ハスラーとは全く別モノ! タフトは究極のミニマリストだった
MōTA / 2020年8月8日 13時30分
世界的に大流行のSUV。その波は軽自動車にも及び、2013年デビューのハスラーやジムニーなどが人気を博しているのはご存知の通り。現状軽SUVに関してはスズキの独壇場だったが、ダイハツもタフトで挑戦。その完成度たるや普通車以上というが、一体どんなクルマなのか? 詳しく見ていこう。
約135万円で充実の先進安全装備
かつて軽自動車といえば100万円も出せば“フツー”のクルマが買えたものの、今は先進安全装備など付帯装備もかなり増えたため200万円はくだらない。そんななか、タフトの135万円台〜というのはかなりお買い得だ。というのも、タフトは衝突被害軽減ブレーキはもちろん、車線逸脱抑制制御や電動パーキングブレーキなどが全車標準。さらに最上級グレードのGターボには全車追従式クルーズコントロールを標準装備※とするなど、普通車顔負けの充実の安全装備がついているのだ。
※NAエンジンのGにはメーカーオプション
NA(ノンターボ)エンジンとターボモデルをラインアップ。WLTCモード燃費はそれぞれ20.5km/L、20.2km/Lをマークをマークし、それほど大きな差がないのは嬉しいポイント。タフトの前席と後席でデザインがガラッと違う理由とは
前席はブラックを基調としたシート地と内装なのに対し、後席はグレー基調と、前後で色合いを分けている。これにも意味があるという。直接的なライバルとなるハスラーとは異なり、リヤシートの足もとはFF/4WDモデルに関わらずはセンタートンネルが突き出たイメージとなっている。全長を低く抑えているため、足もとをフラットにすると床が上がり、窮屈となってしまう。そこで、足もとスペースを確保するために敢えてフラットにはしなかったという。
さらに、リヤシートは前後スライド機能の設定がそもそもない。ダイハツが軽自動車ユーザーを調査したところ、平均乗車人数が1.5人と後席は荷室として使用するケースが多かったという。
こうしたユーザーの実情を踏まえつつ、そして何より求めやすい価格を実現するため、ダイハツではタフトの後席の仕様をある程度割り切った。つまり前後席デザインの違いは、ダイハツが考えるタフトのコンセプトを端的に表現したものなのだ。
本当にユーザーが必要としている機能だけを織り込んだタフト。先進安全装備も充実しているだけに、ヒットメーカーになること間違いなしだ。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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