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初期モデルでも残価50%! 初代レヴォーグは今が売りどきだ

MōTA / 2020年8月20日 14時30分

スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)

あの時、超流行ったクルマって今一体いくらの値打ちがあるんだろう? なんてオーナーじゃなくとも気になるモノ。この企画はテレビでよくある“あの人は今”のクルマ版的な感じで昔流行ったクルマの“今”(買取相場)をお届け。今回は、新型登場で話題沸騰中のスバル レヴォーグ。

スバル レヴォーグ(2017年7月 D型マイナーチェンジ後モデル)

日本のスバリストのために生まれた初代レヴォーグ

5代目レガシィは全長4775×全幅1780×全高1535mmと歴代モデルからするとかなり大型に。それだけに往年のレガシィファンからは不満の声も

2009年に登場した5代目レガシィは、これまでのモデルから考えると大型化し、往年のファンからは「デカくなりすぎ」「もう少し小さいのが……」などの意見が。そこで、スバルが国内のファンの声に応えるべく2014年に投入したのが初代レヴォーグだ。

レガシィファンの声に応えるべく、日本市場専用車としてデビューした初代レヴォーグ。その後欧州市場などにも投入された

3サイズは全長4690×全幅1780×全高1490mmと、人気を博した4代目レガシィに近いサイズであった。のちに人気グレードとなる上級スポーツモデル「STIスポーツ」を登場させ、往年のスバルファンのみならず、他銘柄オーナーからも注目されたモデルだ。

そんなレヴォーグも本日8月20日に新型の受注予約がスタート。10月15日にはフルモデルチェンジを控えている状況だ。一体初代モデルはどれほどの値段で下取りされるのか? オーナー必見の情報をお届け!

やっぱりSTIスポーツが人気! エンジンはどちらも差はほぼなし

今回は、よりリアルな情報をお届けすべく、走行距離5〜10万キロという条件のもと見ていく。

デビューから2年後の2016年に追加されたSTIスポーツ。スバルのワークスを担っているSTIが足まわりや人気のフレキシブルタワーバーなど人気のパーツを装着したスバルファン必見の内容であった

買取相場でも高値を維持しているのは、先にも述べた通り、STIスポーツだ。2016年式の5〜6万キロを走行した個体で、2Lモデルは180〜200万円程度、1.6Lモデルが170〜180万円程度で取引されている。

新車当時の価格がそれぞれ394.2万円、348.8万円ということから考えるに、残価率は約50%、約52%とSTIスポーツは1.6Lモデルに軍配があがる。

ノーマルグレードも残価率50%は堅い

ノーマルグレードを見てみると、1.6/2Lモデルともに上級グレードのGT-Sアイサイトが高値で買い取られているようだ。

具体的には2015年式の2Lモデルが160〜180万円、1.6Lモデルが150〜160万円で取引されている。例によって残価率を見てみると、前者が約50%、後者が約52%と、ノーマルモデルも1.6Lモデルの方が有利な結果に。

有利なのはWRブルー! サンルーフ装着車も高値のポイント

写真は最上級グレードのSTIスポーツにエアロパーツなどを装着したモデル

ちなみに高値がつく条件として。STIモデルに限ってはWRブルーが、それ以外はホワイトとブラックが評価が高くなる。さらにサンルーフ装着車であれば1割程度高く買い取られるようだ。

今回ご紹介したデータは、新型が発表される前の2020年8月19日現在の取引データのため、多少の前後はあるかもしれない。だが、いずれにしても新型が発表された今、レヴォーグオーナーの方は今が1番の売り時かもしれない。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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