ニュル最速サルーンとハイブリッドどっちを選ぶ?ポルシェ、新型パナメーラ予約開始
MōTA / 2020年8月31日 7時50分
ポルシェは、スポーツカーのパフォーマンスとエクスクルーシブサルーンの快適性を融合させた新型 パナメーラの予約受注を8月27日(木)より、全国のポルシェ正規販売店で開始。新たにプラグインハイブリッド「4S E-ハイブリッド」を追加した。価格は、1249万円~2882万円(消費税込み)。
ハイブリッドとニュル最速サルーンも選べる新型パナメーラ
新設定!560馬力を発生する「パナメーラ 4S E-ハイブリッド」
パフォーマンスを重視したプラグインハイブリッドモデルとして、新たにパナメーラ 4S E-ハイブリッドを導入。最高出力324kW(440馬力)の2.9リッターV6ツインターボエンジンと8速デュアルクラッチトランスミッションのPDKに組み込まれた100kW(136馬力)の電気モーターの組み合わせにより、システム最高出力412kW(560馬力)、システム最大トルク750Nmを発生する。パフォーマンスは、標準装備のスポーツクロノパッケージと組み合わせにより、0-100km/h発進加速が3.7秒、最高速度は298km/hとなる。また、セルの最適化により、バッテリー総容量は従来のハイブリッドモデルの14.1kWhから17.9kWhへと拡大。さらに、走行モードを最適化したことで、エネルギーの使用効率を改善。4S E-ハイブリッドの電気のみによる航続距離は、WLTP EAER Cityで最大54km(NEDCでは最大64 km)を達成した。
ニュル最速!630馬力、0-100km/h加速3.1秒の「ターボS」
ニューパナメーラ ターボSは、最高出力463kW(630馬力)、最大トルク820Nmを発生し、パナメーラターボよりも出力が59kW(80馬力)、トルクが50Nmアップ。スポーツプラスモードでの0-100km/h加速はわずか3.1秒、最高速度は315km/hに到達する。巨大なパワーを制御しながら路面に伝え、コーナリング性能を最大化できるよう、3チャンバーエアサスペンション、ポルシェアクティブサスペンションマネージメントシステム(PASM)、およびポルシェトルクベクトリングプラス(PTV Plus)を含むロール抑制システムであるポルシェダイナミックシャシーコントロールスポーツ(PDCCスポーツ)が各モデルにあわせて最適化される。
さらに、新しいパナメーラ ターボSは、ニュルブルクリンク北コース一周20.832 kmを7分29秒81を記録。テストドライバーはラルス・ケルンで、世界でもっとも苛酷なコースにおいて、「エグゼクティブカー」クラスの新記録となる。
20馬力アップの480馬力となったパナメーラ GTS
新型パナメーラ GTSのV8ツインターボ エンジンは、出力の発生に焦点を当てて最適化。最高出力は、先代モデルよりも15kW(20馬力)アップし353kW(480馬力)、最大トルクは620Nmを発生させる。エンジン出力は、エンジン最高回転数付近まで連続的に上昇し、出力の発生時に自然吸気エンジンを搭載した従来のスポーツカーと同じような特性を示す。
左右非対称のリアサイレンサーを装備した標準装備のスポーツエグゾーストシステムにより、伝統的なV8サウンドの特性は以前にもまして顕著となっている。
なお、新型 パナメーラとパナメーラ4は、世界中のマーケットで高評価を得ている2.9リッターV6ツインターボエンジンを搭載。出力は、243kW(330馬力)最大トルク450Nmで従来と変わらない。
存在感を増したデザイン
新型 パナメーラは、従来オプションだったスポーツデザインのフロントエンドを装着。パナメーラ ターボSは、よりワイドに見えるフロントデザインと、ラゲッジラインからシームレスに繋がる新開発のLEDテールライトクラスターを備える。GTSは、濃色エクスクルーシブデザインテールライトクラスターを標準装備す。
ホイールのラインナップは、新たに3種類の20インチおよび21インチホイールが追加され、合計10種類のデザインが用意されている。
運転支援システムを標準装備、コネクトサービスを改良
ポルシェコミュニケーションマネージメントシステム(PCM)には新しいデジタル機能やサービスを追加。AppleCarPlayなど多くのコネクトサービスに対応したほか、ナイトビジョンアシストやPDLSプラスを含むLEDマトリックスヘッドライト、ヘッドアップディスプレイなどをオプション設定。なお、日本仕様は他マーケットにおいてはオプションとなるレーンキーピングアシスト、アダプティブクルーズコントロール、レーンチェンジアシスト、サラウンドビューを含むパークアシストが標準装備される。
快適性と安定性が向上したシャシー
シャシーおよび制御システムは、新型パナメーラの全モデルでスポーティかつ快適な特性に焦点が当てられている。ポルシェアクティブサスペンションマネージメントシステム(PASM)は見直しが行われ、減衰時の快適性が大幅に向上。電子制御式のロール抑制システムであるポルシェダイナミックシャシーコントロールスポーツ(PDCCスポーツ)によってボディの安定性が向上するとともに、新世代のステアリングコントロールとタイヤを装備する。
グレードと価格
■パナメーラ:1249万円
■パナメーラ4:1299万円
■パナメーラ4エグゼクティブ:1419万円
■パナメーラ4スポーツツーリスモ:1346万円
■パナメーラ4S E-ハイブリッド:1877万円
■パナメーラGTS:1949万円
■パナメーラGTSスポーツツーリスモ:1988万円
■パナメーラ ターボS:2882万円
※価格はいずれも消費税込み
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