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新型レヴォーグ購入者が語る! 40代パパへ勧めるイチオシグレード

MōTA / 2020年9月2日 11時20分

スバル 新型レヴォーグ STI Sport EX(プロトタイプ) [撮影:SUBARU]

10月15日にフルモデルチェンジを実施するスバルの新型レヴォーグ。発売を前に8月20日から早くも販売店での先行予約も始まりました。 そんな中、自動車ジャーナリストのまるも 亜希子さんが、トップグレードのSTI Sport EXを購入! そこで今回はSTI含むその他グレードの価格差や違いを解説! 新型レヴォーグ購入検討者は要チェックです。

スバル 新型レヴォーグ STI Sport EX(プロトタイプ) [撮影:SUBARU]

ミニバン卒業パパへ推薦! 検討土台に新型レヴォーグを

遊び盛りの20代・30代を過ぎて40代になると、子供とあちこちレジャーに出かけることも減ってきて、ミニバンはもういらないかな? なんて考え始める人も多いですよね。

もうすこし街中での取り回しがよくて、長距離ドライブや渋滞でも疲れにくく、先進の安全装備が充実しているクルマがいいなと思っているなら、8月20日から受注がスタートし、10月15日に正式発表となるスバルの新型レヴォーグがオススメです。

日本の道を考えて開発された絶妙なサイズと走りの良さはもちろん、スバルの看板技術となっている安全運転支援技術の「アイサイト」が飛躍的に進化したことや、普段の買い物からレジャーまで使いやすい室内やラゲッジも魅力的です。

310万円から手が出せる! 目玉のアイサイトXは+38.5万円

そんな新型レヴォーグは、ベーシックな「GT」が310万2000円、中間の「GT-H」が332万2000円、上級の「STI Sport」が370万7000円という3本柱構成で、すべてにプリクラッシュブレーキや全車速追従機能付クルーズコントロールといった、コア技術が揃うアイサイトは標準装備。

スバル レヴォーグ グレード 価格
GT(ベースグレード) 310万2000円
GT EX(ベースグレード+アイサイトXを含む高度運転支援システムを標準装備) 348万7000円
GT-H(中間グレード) 332万2000円
GT-H EX(中間グレード+アイサイトXを含む高度運転支援システムを標準装備) 370万7000円
STI Sport(上級グレード) 370万7000円
STI Sport EX(上級グレード+アイサイトXを含む高度運転支援システムを標準装備) 409万2000円

そこに、50km/h以下で走行中にハンズオフできる「渋滞時ハンズオフアシスト」などの高度運転支援システムが揃う「アイサイトX」や、「アイサイトセイフティプラス」の視界拡張(デジタルマルチビューモニター)などが38万5000円アップで標準装備される「GT EX」348万7000円、「GT-H EX」370万7000 円、「STI Sport EX」409万2000円があり、計6グレード展開となっています。

ただし「アイサイトセーフティプラス」の視界拡張テクノロジーはオプション設定がありますが、「アイサイトX」はEXグレードにしか装備されない設定になっています。

大型ナビとフル液晶メーターが付くのはEXモデルだけ

と、ここで注意したいのは、「従来のアイサイトの機能でも十分だから、EXじゃなくていいよね」と考えがちな点。

実はEXにはもう1つ、標準装備されるものがあって、それが先進の「12.3インチフル液晶メーター」と、「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム」です。

フル液晶メーターにはナビ画面が表示されるなど、一気に未来的で便利な機能が手に入りますが、これはEXにしか装備されないもの。

11.6インチの方はオプションで付けられますが、そこで27万5000円プラスするくらいなら、まさに未来のドライブが体験できる「アイサイトX」やフル液晶メーターまでついて、38万5000円アップのEXグレードにした方が、満足度が高いのかなと思います。

STIにこだわらなければ300万円台!

ということで、狙いはEXの3グレードに絞られるわけですが、「GT EX」と「GT-H EX」の価格差はわずか22万円。

でも装備内容としては、手をかざすだけで自動開閉する「ハンズフリーオートパワーリアゲート」や、運転席が8wayから10wayになり、さらに助手席の8wayパワーシートがつき、前席だけでなく後席左右のシートヒーターも装備されるなど、かなり快適になること間違いなし。

そして、新型レヴォーグに安全性や使い勝手の良さを最優先に求めるならば、この「GT-H EX」でまったく不満はない選択だと思うのです。

新型レヴォーグのトップグレードは410万円を安く感じさせるほどのデキ

では、なぜにそこからさらに38万5000円アップの「STI Sport EX」が用意されているのか。

それは、スバルのモータースポーツ活動を一手に引き受けてきたSTIの名が入っているからには、やっぱり走りの楽しさ、限界の高さ、気分や走行条件に合わせて選べるモード、といった1ランク上の走行性能を表現しているというのが、大きな違いです。

「STI Sport」にしか装備されないものとして、まずZF製の電子制御ダンパー。これがあると、ドライバーが気持ちよく走れるだけでなく、後席の乗り心地もアップします。

4つのドライブモードと保湿エアコン機能はSTIならでは

そして他グレードでは2モードの「SI-DRIVE」ですが、こちらはコンフォート/ノーマル/スポーツ/スポーツプラス/インディビジュアルから選択できる「ドライブモードセレクト」を搭載。

しかも、このモードは走りが変わるだけでなく、コンフォートを選択した際には「エアコンマイルドモード」というのがあって、エアコンによる冷え過ぎや乾燥を嫌う人にも優しい、湿度を保ちながら涼しくしてくれるエアコンに変わるそう。これなら、冷え性の女性などにも嬉しいですよね。

さらに、「GT-H EX」にオプション装着すると11万7000円ほどするレザーシート(ブラック/ブルーステッチ)が、「STI Sport EX」ではバーガンディ×ブラックの専用レザーシートになり、外観も専用デザインやバッジが装着されるので、内外装ともに見た目のプレミアム感も一気に変わります。

これだけの差があると、価格差もリーズナブルに思えてしまいませんか?

なので、新型レヴォーグの1ランク上の走りや装備を体感したいという人には、やっぱり「STI Sport EX」がイチオシ。

最新のスバルというだけでなく、技術の結晶が生み出すクルマの未来を感じられると思います。

[筆者:まるも 亜希子]

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