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コロナ禍復活の兆しが見えるヨーロッパ市場|人気のコンパクトSUVではマツダが3位!

MōTA / 2020年9月4日 7時50分

マツダ CX-30 XD L Package(2WD)

自動車産業の世界的な調査会社であるJATO(ジェイトー)の日本法人JATO Japan(ジェイトージャパン)は、欧州の自動車市場についての最新レポートを公開した。これによると2020年7月の販売台数は昨年同月比わずか4%減の127万8521台であり、新型コロナウイルスの悪影響は落ち着きをみせていると言えそうだ。

マツダ CX-30 XD L Package(2WD)

コロナ禍のヨーロッパでは、電動車がシェア拡大中

2019年の同月と比較して伝道者の割合が18%まで伸びている。

欧州の自動車市場に関する最新レポートによれば、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が経済にダメージを与える中、欧州の消費者の関心は電動車に向いているようだ。

2020年7月の電動車販売台数は昨年同月比131%増となる約23万台となり、初めて単月で20万台を超える記録的な売り上げとなった。その結果として、全体のマーケットシェアは2019年7月の7.5%から大きく拡大し、18%まで伸びている。

ハイブリッド/ピュアEVに新型車が続々

電動車のうち半分はハイブリッド車(HEV)で、その台数は89%伸びたが、これにはフォード プーマやフィアット 500のマイルドハイブリッド版も含まれている。またプラグインハイブリッド車(PHEV)は昨年同月から365%増となる5万5800台を売り上げており、新型モデルであるフォード クーガ、メルセデス Aクラス、ボルボ XC40、BMW 3シリーズが販売を押し上げた。

さらにピュアEV(BEV)の販売台数も、昨年7月の2万3400台から大幅増の5万3200台となった。モデル数も28から38モデルに増え、プジョー 208、ミニ エレクトリック、MG ZS、ポルシェ タイカンのような新型車も並ぶ。なおEVをラインナップするテスラは米工場での操業問題にまつわる欧州市場への納車の遅れから、76%減となる1050台にとどまっている。

SUV人気衰えず! 高額でも消費者は積極的に反応

SUVが42%のマーケットシェアを獲得し、以前好調を維持している

SUVは2019年7月以降の最多台数を更新し、2020年7月は42%のマーケットシェアとなる約53万台を販売。他の車種より高額であるにも関わらず、コロナ禍においても唯一成長しているセグメントとなった。

ミッドサイズSUVは唯一減少(-6%)を記録したが、反対にそれ以外のスモールSUV(+9%)、コンパクトSUV(+4%)、ラージ/ラグジュアリーSUV(+14%)は好調な結果を残している。同時に、多くのモデルが電動化したことにより販売が急伸した。当月販売された電動車のうち、48%がSUVだった。

最近発表された主なモデルの販売台数を見ると、上位はすべてSUVが独占。その中でマツダ CX-30が5494台を売り上げ健闘している。

最近発表された主なモデルの販売台数上位車種(2020年7月)

■フォード プーマ(1万3157台)

フォード プーマ

■シュコダ カミーク:(8736台)

シュコダ カミーク

■マツダ CX-30(5494台)

マツダ CX-30

車種別ではVW ゴルフが再び首位に

日本では販売されていない8世代目となるフォルクスワーゲン ゴルフが総合1位を獲得。ハイブリッド/マイルドハイブリッドの分野では以前トヨタの人気が高い。

8世代目となったフォルクスワーゲン ゴルフは、ルノー クリオ(ルーテシア)から2か月ぶりに首位を奪還。しかしながら、7世代目ゴルフの大きな販売減を打ち消すには不十分で、前年同月と比べてゴルフの台数は減少している。

また、シュコダ オクタビア、プジョー 208、ルノー キャプチャー、プジョー 2008も新型車を最近投入したことで2桁成長を記録した。

その他好調だったモデルは、ヒュンダイ コナ、BMW 1・3シリーズおよびX1、ミニ ハッチ、ボルボ XC40、ルノー ゾエ、キア ニロなどである。

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