Eクラスが大幅改良｜ARナビ初搭載、デザインも一新したメルセデス・ベンツの王道セダン＆ワゴン

メルセデス AMG E 63 S 4MATIC+

メルセデス・ベンツは、2016年の新型発表以来の大幅刷新となる新型Eクラスの予約注文の受付を2020年9月10日から開始する。価格は769万円～1912万円。なお、納車は同月から順次行われる予定である。

新型Eクラス、外観はシャープでダイナミックに変身！

新型Eクラスのエクステリアデザインは、シャープでダイナミックな印象に一新された。

フロントエンドのヘッドライトには、最新のメルセデス・ベンツのスポーティモデル群に共通する、上下方向に薄く、わずかに切れ上がるデザインを採用。またラジエーターグリルは下部が広がる台形となるとともに、クローム仕上げのダイヤモンドグリル、そしてバンパー下部左右に2本のフィンが配置されるなど、従来に比べ躍動感が増した外観となっている。

さらに、AMGラインエクステリアが標準装備となったことで、スポーティさがより際立つ印象とした。

インテリアには新世代ステアリングホイールを初採用

メルセデス・ベンツ初となる新世代のステアリングホイールは、「スポーツ」各モデルとメルセデスAMG各モデルにおいて、3本のツインスポークを採用し近未来的なスポーティさを演出している。またE 450 4MATIC エクスクルーシブにはブラックアウトされたスポークを採用し、こちらはシックさを強調している。

また、ナビゲーションやインストゥルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定が、全て手元のみで完結できる機能も備えている。

日本初！ MBUXに「ARナビ」を採用

「ハイ、メルセデス」で起動する対話型インフォテインメントシステム「MBUX」は、人工知能による学習機能で、特定のユーザーに適応する個別対応能力を備えている。

今回、新型Eクラスは日本で販売される乗用車として初のAR (拡張現実) ナビゲーションを採用。従来は目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされるが、新型Eクラスでは、それに加え、車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、進むべき道路に矢印が表示される。これにより、どの道路に進むべきかの判断をより直感的に行うことができる。

各モデルの主なスペックと価格

セダン

■E 200 スポーツ（1.5L 直4直噴ターボ）：769万円

■E 200 4MATIC スポーツ（1.5L 直4直噴ターボ）：794万円

■E 220 d スポーツ（2.0L 直4直噴ディーゼルターボ）：793万円

■E 300 スポーツ（2.0L 直4直噴ターボ）：910万円

■E 350 e スポーツ（2.0L 直4直噴ターボ+PHEV）：895万円

■E 350 de スポーツ（2.0L 直4直噴ディーゼルターボ+PHEV）：918万円

■E 450 4MATIC エクスクルーシブ（3.0L 直6直噴ターボ）：1144万円

■メルセデス AMG E 53 4MATIC+（3.0L 直6直噴ターボ）：1259万円

■メルセデス AMG E 63 S 4MATIC+（4.0L V8直噴ツインターボ）：1867万円

ステーションワゴン

■E 200 ステーションワゴン スポーツ（1.5L 直4直噴ターボ）：810万円

■E 200 4MATIC ステーションワゴン スポーツ（1.5L 直4直噴ターボ）：837万円

■E 220 d ステーションワゴン スポーツ（2.0L 直4直噴ディーゼルターボ）：831万円

■E 300 ステーションワゴン スポーツ（2.0L 直4直噴ターボ）：953万円

■E 450 4MATIC ステーションワゴン エクスクルーシブ（3.0L 直6直噴ターボ）：1203万円

■メルセデス AMG E 53 4MATIC+ステーションワゴン（3.0L 直6直噴ターボ）：1288万円

■メルセデス AMG E 63 S 4MATIC+ステーションワゴン（4.0L V8直噴ツインターボ）：1912万円

オールテレイン

■E 220 d 4MATIC オールテレイン（2.0L 直4直噴ディーゼルターボ）：938万円

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