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最高速度403km/h! マクラーレン、究極のロードカー「マクラーレン スピードテール」日本初公開

MōTA / 2020年9月16日 15時50分

マクラーレン 新型スピードテール

2020年9月14日、マクラーレン・オートモーティブは、アルティメットシリーズの最新モデル マクラーレン スピードテール(McLaren Speedtail)を日本初公開した。マクラーレン・スピードテールは、2018年に発表された究極のハイパーGT。106台の限定生産となっており、すでに予約販売は完了している。価格は175万ポンド、日本円で約2億3,790万円(税別、2020年9月15日のレート)。

マクラーレン 新型スピードテール

最高速のためにデザインされたフォルム

マクラーレン 新型スピードテールのエクステリアは、上から見ると自然界において最速移動を可能とするティアドロップ(しずく)型になっている。

また、フロントホイールのカーボンファイバー製スタティック・エアロカバー、ミラーの代わりとなるデジタル・リアビュー・カメラ、および特許技術であるアクティブ・リア・エルロン(補助翼)が一体となり、優れたエアロダイナミクス性能を実現している。

最高速度403km/h、1070馬力のハイブリッドパフォーマンス

マクラーレン・スピードテールに搭載されるパワートレインは、ガソリンエンジンとモーターのハイブリッド。システム最高出力は1070馬力、最高速度はマクラーレン市販車史上最速の403km/hに到する。

0-300km/h加速は、わずか13秒。この数値は、アルティメットシリーズの先代ハイブリッド・モデル McLaren P1の0-300km/h加速16.5秒を3.5秒も上回る。

軽量化技術を結集

優れた運動性能を実現するために、パワートレインのみならず、ボディの軽量化も徹底。マクラーレン・スピードテールのボディは、独自のカーボンファイバー製「McLaren Monocago」構造を核とし、オールカーボンファイバー製ボディや、アルミニウム製のアクティブ・サスペンション、カーボン・セラミック製のブレーキなど、マシン全体にわたって軽量化技術が駆使されている。

403km/hを出すための「ヴェロシティ・モード」

マクラーレン・スピードテールには、最高速度の403km/hに到達するため特別な走行モード「ヴェロシティ・モード」を用意。マクラーレン・スピードテール用に専用開発されたヴェロシティ・モードは、ハイブリッド・パワートレインを高速走行用に最適化すると同時に、アクティブ・リア・エルロンの角度を調整される。

マクラーレン F1からインスパイアされたセンターコックピット

マクラーレン・スピードテールのインテリアは、McLaren F1ロードカーにインスパイアされた中央のドライバーズシートと、両サイドに配置された2つのパッセンジャーシートが特徴。

また、チタニウムを蒸着したカーボンファイバーの新素材や、デジタル・エンボス加工を施したフルアニリン仕上げの軽量レザー等、新しいビスポーク・カスタマイゼーションを導入している。

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