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【写真で解説】国産車初のTバールーフを採用! 日産 2代目 フェアレディZ(S130型)

MōTA / 2020年9月16日 18時20分

2代目フェアレディZ(S130型) 長いボンネットの先に丸型ヘッドライトを装着し、リアエンドまで緩やかに傾斜するルーフラインのファストバックスタイルを持つスポーツカー 日産 フェアレディZは、1978年に初のフルモデルチェンジで2代目へ移行しました。

1978年にフルモデルチェンジをして2代目となったフェアレディZは、初代 フェアレディZ(S30型:1969~1978)のロングノーズ・ショートデッキスタイルを受け継ぎながら、横幅を少し拡大して登場。また、国産車初となるTバールーフをラインナップし話題を呼んだほか、当時の人気刑事ドラマ「西部警察」で、渡哲也さん演じる大門刑事部長の駆るスーパーZとして活躍したことでも記憶に残る1台です。

2代目フェアレディZ(S130型) 1982年のマイナーチェンジでは、2.0Lエンジンにもターボが装着された「200Z-T」を追加し、「200Z-T」に装着された215/60R15タイヤは、国産車初のワイドタイヤを装着していたことでも話題となりました。

先代S30Zの面影を残しつつ、進化した2代目フェアレディZ

2代目フェアレディZ

長いボンネットの先に丸型ヘッドライトを装着し、リアエンドまで緩やかに傾斜するルーフラインのファストバックスタイルを持つスポーツカー 日産 フェアレディZは、1978年に初のフルモデルチェンジで2代目へ移行しました。

数あるZの歴史の中で、少し目立たないのがこのS130型ではないでしょうか? しかし、S130型がもつ、1970年後半生まれ特有の「過渡期のクラシカルさ」は、今見るととても味わいがあります。

フェアレディZ初のターボ車を追加

S30型の正常進化ともいえるスタイリングは、クラシックとモダンの間を縫うデザイン。

初代と、見た目は似ていても設計は一新され、直列6気筒 2.0L大排気量エンジンを搭載する「200Z」と直列6気筒 2.8Lターボエンジンを搭載する「280Z」のバリエーションを展開。

1982年のマイナーチェンジでは、2.0Lエンジンにもターボが装着された「200Z-T」を追加し、「200Z-T」に装着された215/60R15タイヤは、国産車初のワイドタイヤを装着していたことでも話題となりました。

でも…このクルマ、一時期は本当に価格が安く、いわゆる不人気車という嬉しくない称号を得ていたのでした。

テレビドラマでも活躍した国産車初のTバールーフ採用モデル

フェアレディZの歴史において、欠かすことができないバリエーションといえば、Tバールーフ。実はTバールーフが設定されたのは、2代目 フェアレディZからで1981年に初登場しました。その後、Z32 フェアレディZまでTバールーフの設定が続きました。

また、ドラマ「西部警察」にTバールーフをガルウイングドアに改造ベースにした「スーパーZ」として登場し、使用されることもありました。

世界で好評を博した初代S30型フェアレディZのコンセプトをそのまま引き継いで登場した2代目S130型は、歴史上少し地味な存在かもしれません。しかしこうして改めて写真を見返してみると、こちらもなかなか魅力的な1台であることがわかりますね。

[筆者:MOTA編集部/撮影:MOTA編集部・日産自動車]

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