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新しいけど懐かしい! 新型フェアレディZは超懐古主義だった

MōTA / 2020年9月17日 17時30分

日産 新型フェアレディZ

実に12年ぶりに新型となるフェアレディZの姿がするやいなや大注目を浴びているが、はたして新型はどのような進化を遂げたのか? エンジンやスペックなどの詳細は不明ながら、今回はエクステエリアを中心に現段階でわかっているコトを改めておさらい!

日産 新型フェアレディZ

おじさま感涙! Zらしさ満載の内容だった

新型フェアレディZのボディサイズは全長4382mm×全幅1850mm×全高1310mm。現行モデル比で全長が+132mm、全幅-5mm、全高-5mmとさほど変更はない。加えて、初代モデルから踏襲しているロングノーズ・ショートデッキというスポーツカーの黄金比を新型でも採用するなど、随所にらしさを散りばめている。

例えばヘッドライトは初代フェアレディZ(S30型)をモチーフとしているほか、テールランプはZ32型のデザインを現代風にアレンジしている。LEDを使用することで、Z32のそれよりも薄くするコトができたという。

斜めに装着しているリヤエンブレムにも注目で、これも初代モデルからのオマージュだ。

イエローだとボディの細かい抑揚がわかりずらいのだが、注意深くみると、かなり複雑な造形なのもポイント。ボンネットは、日産エンブレムに向かって伸びている2本の鋭いプレスラインが。リヤフェンダーは歴代モデル以上に大きく張り出したデザインを採用し、躍動感&らしさを強調している。

加えて、今回のイエローにも注目だ。日産ファンの方なら覚えているだろうが、32型フェアレディZにもイエローパールをラインアップしていた。今回はそのオマージュであるのだが、その色合いがとにかくキレイ。1989年当時の塗装技術では実現不可能であった鮮やかなカラーを現代の技術で再現できたという。

心臓部はまだ開発中とのことだが、V6ターボに6速MTが組み合わさる予定だ。ちなみに日産お得意のe-POWER、さらにハイブリッドモデルの追加などは当面ないそうだ。

新しさと伝統のミックス!

先日発表されたハイパワーEVのアリアと同じく、新型フェアレディZには新CIのエンブレムが奢られる。ちなみに歴代Zの顔を改めて確認するとフロントに日産エンブレムを装着するのはZ33型からで、それまではZエンブレムであった。, 四角すぎる! と批判めいたコメントが数多く見られるラジエータグリルだが、実は歴代モデルも割と真四角に近い形状となっているのだ

先日発表されたハイパワーEVのアリアと同じく、新型フェアレディZには新CIのエンブレムが奢られる。ちなみに歴代Zの顔を改めて確認するとフロントに日産エンブレムを装着するのはZ33型からで、それまではZエンブレムであった。, 四角すぎる! と批判めいたコメントが数多く見られるラジエータグリルだが、実は歴代モデルも割と真四角に近い形状となっているのだ

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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