VIPじゃなくても憧れた! カスタムするのが当たり前だったトヨタのセダン3選
MōTA / 2020年9月20日 5時50分
手に入れた愛車を自分好みにアレンジするのは好きですか?ノストラダムスの大予言がブームになっていたころ、本来は優雅に乗るための高級セダンをカスタムするVIPカーが大ブーム。大幅なカスタムじゃなくても、ホイールとマフラーを交換しローダウンするのが当たり前という時代でした。VIPカスタムのベース車両として定番だったトヨタの3車種をご紹介します。
国産最速セダンの異名を持つトヨタ 初代アリスト
1991年にデビューした高級スポーツセダンがトヨタ アリスト。海外では「レクサス GS」として販売されていました。エンジンは、当時トヨタ車に多く搭載されていた直列6気筒「2JZ型」を搭載。特に、ツインターボエンジンの2JZ-GTEは、スープラに先駆けて搭載され、国産最速セダンの異名を持ちます。
また、それまでの国産セダンにはないアリストのデザインを手掛けたのは、世界の巨匠ジウジアーロ率いるイタルデザイン。そのデザインをベースに、トヨタにて国内向けにリファインされたものでした。
見た目だけじゃなくドリ車にカスタムするオーナーも
トヨタ アリストは、スポーツセダンのキャラクターを活かしたカスタムが多く見られます。エアロパーツ、ローダウン、ホイールのインチアップは当たり前のカスタム。
加えて、直列6気筒ツインターボエンジンを搭載していたことから、MTへ置換してドリフト走行を楽しむ"ドリ車"へのカスタムも流行しました。
トヨタ 初代アリストの中古車相場
■中古車掲載台数:8台■中古車相場:60万円~196万円
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月18日時点のデータ
国産高級車の代名詞!トヨタ 11代目クラウン
1955年に初代がデビューしたクラウンは、1999年に11代目へフルモデルチェンジ。フォーマルな落ち着いた装いのロイヤルと、スポーティさが売りのアスリートという性格の異なる2つのシリーズが販売されていました。衝突安全ボディであるGOAの採用に伴い、5代目から続いていた窓枠のないサッシュレスドアは廃止され、全グレードでサッシュ付きに変更されます。また、今では当たり前の存在であるマイルドハイブリッドが搭載されたのも、11代目クラウンが初めて。
さらに、クラウンと言えば定番だった直列6気筒エンジンを搭載する最後のモデルとなったことなど、クラウンが21世紀に向けて大きく変る節目になりました。
控えめなカスタムからゴリゴリのカスタムまで対応
特にカスタムベースとして人気だったのは、8年ぶりに復活したアスリートです。2.5リッターDOHCターボの1JZ型エンジンを搭載し、最高出力は自主規制いっぱいの280馬力を発揮、その名の通り走れる速い高級セダンとして人気を集めます。
“オジサン”臭くないスタイリングに加え、専用サスペンションや純正エアロパーツも用意。車高を落としてホイールを変えるだけで、カスタムカーの雰囲気を味わうことができました。
トヨタ 11代目クラウンの中古車相場
■中古車掲載台数:34台■中古車相場:24.7万円~165万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月18日時点のデータ
クラウンを超えたVIPカー代表トヨタ 3代目セルシオ
1989年に登場したトヨタ セルシオは、トヨタの最上級セダンであり、トヨタの高級車部門レクサス LSの日本向けモデルです。エンジンは2代目までのV型8気筒 4.0リッターの1UZ-FE型から、V型8気筒 4.3リッターの3UZ-FEに変更。デザインも2代目までの重厚感あるものから、局面を多用したボリューム感のあるスタイリングになり、セルシオは3代目で完成したとまで言われています。
レクサスマークに変えるカスタムが流行
トヨタ セルシオは、トヨタが北米で展開していた高級車ブランド“レクサス”のフラッグシップ「LS」の国内版。そのため、エアロパーツ、ローダウン、インチアップホイール、マフラーといった定番カスタムに加え、エンブレムをトヨタからレクサスに変更するカスタムも流行しました。
トヨタ 3代目セルシオの中古車相場
■中古車掲載台数:318台■中古車相場:26万円~229万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月18日時点のデータ
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