トヨタ、コンパクトにもアルファード顔!? カローラより売れてる隠れた超人気車がマイナーチェンジ
MōTA / 2020年9月21日 7時50分
トヨタのコンパクトカー兄弟「ルーミー」と「タンク」をご存じだろうか。他のトヨタ車に隠れがちだが、これが密かに爆売れ中だ。その2台が2020年9月、デビューから4年目のマイナーチェンジと共にルーミーへ統合された。改めて注目したいルーミーの凄さとは。マイチェン情報と共にお伝えしていこう。
安全装備と快適装備を強化
トヨタ ルーミーは、OEM元である「ダイハツ トール」のマイナーチェンジに合わせる形マイナーチェンジを受ける。
今回の一部改良では、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールを含む、予防安全機能スマートアシストを全車標準装備。また、スマートフォンと連携できる9インチディスプレイオーディオを全車にオプション設定するなど、快適性と安全性もしっかりアップデートされている。
タンクの顔を継承し新色を追加
しかし、名前は消えてしまったが、これまでタンクの特徴であった台形型のロアグリルはルーミーの標準仕様に残る。一方カスタムは、旧型ルーミーの大型グリルをさらに強調し、アルファードのような存在感のある顔つきとなった。
また、ボディカラーに「クールバイオレットクリスタルシャイン」と「ターコイズブルーマイカメタリック」を新たに採用し、シート形状とシート表皮が変更される。
やや背の高いプチミニバンは日本の新たな大衆車!?
さらに言えば、OEM元であるダイハツ トールは、2020年上半期10,156台で35位。直接のライバルであるスズキ ソリオは、19,464台で17位に付ける。
5年以上経過しても安定的な人気を誇るプチミニバン
短い全長ながら、背を高くすることで広い室内空間を確保。後席左右にミニバンのようなスライドドアを設け、実用性もグンと向上させた。コンパクトカーの低燃費性能とミニバンの実用性を兼ね備え、さらには価格も手頃という、万能のユーティリティプレイヤーが誕生したのだ。
したがってユーザーの守備範囲も幅広い。軽からの上級移行、コンパクトカーの代替、そしてミニバンからのダウンサイジングなど、様々な需要を受け止めることが出来る。販売する営業マンにとっても、なにかと売りやすい便利な1台となっていることだろう。
ソリオ、そしてルーミー&タンクが長く売れ続けているのは、いわば当然の結果なのだ。
車種統合を伴う今回のマイナーチェンジで、また販売ランキングの勢力図に変化がみられることが予想される。ルーミーが1位に輝く日も、そう遠くないはずだ。
トヨタ ルーミーのグレードおよび価格
■トヨタ ルーミー X:155万6500円(2WD)/173万2500円(4WD)
■トヨタ ルーミー G:174万3500円(2WD)/191万9500円(4WD)
■トヨタ ルーミー G-T:186万4500円
■トヨタ ルーミー カスタムG:191万4000円(2WD)/209万円(4WD)
■トヨタ ルーミー カスタムG-T:204万6000円
※価格はいずれも消費税込み
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