サーフ・エスティマ・パジェロ…日本で消えたブランドが海外で大成功!? 逆輸入して欲しい日本車5選
MōTA / 2020年9月21日 10時41分
(左上から時計回りに)「トヨタ シエナ(エスティマ後継)」「日産 パスファインダー(テラノ後継)」「日産 マイクラ(マーチ後継)」「三菱 パジェロスポーツ」」中央は「トヨタ 4ランナー(ハイラックスサーフ後継)」
日本では諸事情により姿を消したモデルが、気付けば海外で独自の進化を遂げていることがあります。そんな「日本にない日本車」に限って、なんでこうも魅力的に映るのでしょう。そんな、海外で成功した日本にない日本車5台をご紹介していきましょう。
「日本にない日本車」に限って、なんでこうも魅力的に映るのだろう
三菱 パジェロ
1980年代から90年代にかけ、四駆ブームの火付け役となったのが三菱 パジェロです。スキーブームのこの時代、冬の週末ともなれば雪国へ向かう高速道はパジェロだらけ、というくらいの大人気。過酷過ぎる砂漠の競技、“パリダカ”こと「パリダカールラリー」での大活躍も誇らしいものでした。そんな超人気車パジェロも、2019年に日本から消滅。ところが東南アジア諸国などでは、今も“パジェロ”は人気のブランドとして活躍中です。その名は「パジェロスポーツ」。現行型で3代目となるこちら、実は日本でも初代が「チャレンジャー」の名前で1996年から2001年まで売られていたのを覚えている方もいるのでは。ダイナミックシールドデザインの迫力あるスタイルは、日本でも人気を集めそうなんですが、皆さんいかがでしょうか。
トヨタ ハイラックスサーフ
三菱 パジェロと並び、80年代から90年代にかけてスキーヤーたちの人気を2分していたのが「トヨタ ハイラックスサーフ」。車高をリフトアップさせるカスタムは定番で、渋谷のチーマー(懐かしい!)御用達のモデルでしたね。2009年、4代目で日本での販売を終了していますが、海外では4ランナーの名で今も販売を続けているのです。どうですこのイカツさ、恰好良さ! このビジュアルだけで「うおーー欲しいーーー!!!」となった方、多いはず。
ピックアップトラックのハイラックスが復活し若者から評判を集めている今、ハイラックスサーフも復活の好機ではないでしょうか。
日産 テラノ
ハイラックスサーフの直接のライバルとして筆頭にあがるのは、日産の「テラノ」でしょう。1986年登場の初代は、日産の北米デザインセンターでデザインされたせいか、どこかアメリカの香りが漂うカッコいいモデルでした。日本では2002年に2代目の生産終了と共に姿を消しましたが、北米では「パスファインダー」の名で、現在も4代目が活躍中です。立ち位置としてはムラーノ(これも日本から消えた!)の兄貴分的存在。3列シートレイアウトを持つファミリー向けSUVへと進化を遂げています。そのコンセプト、ミニバンでは飽き足らない日本のユーザーからも支持を集めそうな予感!
トヨタ エスティマ
気付けば「トヨタ エスティマ」も、2019年に3代目モデルを最後に絶版車となってしまいました。1990年に登場した初代に続き、北米では後継車の「シエナ」が1997年に登場。北米専用ミニバンとして、今も発展中です。コアなファンによる並行輸入で、日本にも少なくない数がやってきているようですね。現行型シエナは先日フルモデルチェンジを実施したばかり。設計・デザイン・生産に至るまで全てを北米で行い、新開発のTNGA GA-Kプラットフォームを採用するなど、すべてを一新しています。写真からでも伝わってくる独特のおおらかな雰囲気、日本でも密かに支持を集める理由がわかる気がします。
日産 マーチ
最後は日産のコンパクトカー「マーチ」。実はまだ絶版ではなく、4代目モデルは日本でも販売中のモデルなのですが、ここ最近は同じ日産のノートが大活躍。販売ランキング上位で活躍していた時代もすっかり過去のハナシとなり、すっかり見る影もなくなってしまいました…。ところがこのマーチ、欧州ではひと足お先に5代目へとフルモデルチェンジ。独自の進化を遂げていたのです!
マーチと聞くと、真ん丸でカワイイイメージ!? いえいえ、欧州向けマーチ(現地名:マイクラ)はシャープなフォルム。あまりにも格好良過ぎです。なんでこれ、日本にも入れないんだろう… 猛烈に悔しさを覚える、そんな1台です。“やっちゃえNISSAN”というなら、いっそこれも販売しませんかね!?
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
6速MTあり! 全長4.1mの「小さな高級車」がスゴい! 「トヨタ車」ベースに“匠”手作りボディ採用!? 超レトロ風な「ビュートストーリー」どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年7月28日 10時10分
-
アルファードよりデカい! トヨタ新型「3列シートミニバン」がスゴイ! 「エスティマ」ライクな“全長5m超”の流麗ボディ! 最上級版「シエナ」とは?
くるまのニュース / 2024年7月24日 20時10分
-
三菱「新型デリカ」まもなく発表? 斬新「SUVミニバン」公開に期待大! 25年にも発表が噂される「D:X」市販版はどうなる!?
くるまのニュース / 2024年7月15日 15時10分
-
日産新型「セレナ“ミニ”」登場は? シエンタ&フリード対抗の「小型ミニバン」は? 実はあった「小さな3列車」 ユーザーの声いかに
くるまのニュース / 2024年7月6日 7時40分
-
トヨタ斬新「スポーツミニバン」現る!? 5速MT&MRレイアウト採用!? 「天才タマゴ」なエスティマ発見、反響は?
くるまのニュース / 2024年7月3日 17時40分
ランキング
-
1「1人で食事が常態化」現役世代の孤食という問題 コミュニティーディナーを始めた会社の意図
東洋経済オンライン / 2024年7月29日 14時0分
-
2妻への「別にいいけど」はケンカの火種でしかない 夏休みは「家庭内の不適切発言」を回避する機会
東洋経済オンライン / 2024年7月29日 8時0分
-
3トランプ氏がもし撃たれていたら? AR-15銃の恐怖の殺傷力(シェリーめぐみ)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月29日 9時26分
-
4「再訪したい国」日本が世界首位 人気地域に人出集中する傾向
共同通信 / 2024年7月29日 16時51分
-
5エンジンを冷やす「冷却水」は“水道水”で代用できる? 漏れ「放置」は絶対NG! 経年車で起こるトラブルとは
くるまのニュース / 2024年7月29日 14時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください