今だったら売れる!? 時代を先取りしすぎたクロスオーバーSUV 3選
MōTA / 2020年9月23日 5時50分
現在、クルマのジャンルでもっとも人気といっても過言ではないクロスオーバーSUV。多くの自動車メーカーが魅力的なモデルを続々と販売しています。今回は、今見れば魅力的だけど、当時はあまり販売が振るわなかったクロスオーバーSUVを厳選してご紹介しましょう。
ドラえもんカラーが人気の日産 ラシーン
1994年に登場したコンパクトクロスオーバーSUVが日産 ラシーンです。デビュー前年に開催された東京モーターショーで好評であったことから市販化が決定。スクエアなボディと上下に開くバックドアを持ち、ベースとなっているのは、7代目(B13型)サニーの4WDモデルです。ラインナップは四輪駆動のみで、イメージキャラクターにドラえもんを起用していました。
背面スペアタイヤもラシーンのアイコン
日産 ラシーンの後ろ姿は、横開きのスチールパイプ製フレームにスペアタイヤが取り付けられています。グレードによっては、スペアタイヤが室内収納になることもありますが、クロスオーバーSUVらしいスペアタイヤを背負ったスタイリングは力強さを演出していました。
乗用車のプラットフォームを使っていることから、本格的な悪路走破はできませんが、SUVライクなスタイリングの乗用車が人気を集めている今なら、当時以上に人気が出ていたかもしれません。
日産 ラシーンの中古車相場
■中古車掲載台数:101台■中古車相場:33万円~180万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月22日時点のデータ
実は7人乗りクロスオーバーSUVだったホンダ クロスロード(2代目)
2007年にデビューした5ドア7人乗りのクロスオーバーSUVがホンダ クロスロードです。ステーションワゴンであるストリームをベースとしていることから、3列シート7人乗りを実現。SUVらしい角ばったエクステリアと幅広い室内空間が特徴です。エンジンには1.8リッターと2.0リッターの2種類を用意。駆動方式はFFまたは4WDから選択することができました。
意外と本格的なクロスオーバーSUV
ホンダ クロスロードの4WDモデルには、ホンダ独自のVSAを拡張させたヒルスタートアシストが採用されました。VSAとは、Vehicle Stability Assistの略称で、ABSとTCSに加え、車の横滑りを制御し、「走る・曲がる・止まる」の全領域で車の安定性を確保するためのシステムのことです。
やや武骨でエポックなスタイリングと、悪路走行をサポートするさまざまな電子デバイス。ホンダ クロスロードは、今でこそバカ売れするかもしれない要素を持ったSUVです。
ホンダ クロスロード(2代目)の中古車相場
■中古車掲載台数:195台■中古車相場:32.5万円~188万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月22日時点のデータ
2007年からあったマツダの「CX」シリーズ!マツダ CX-7
マツダ CX-7は、2006年にデビューしたミディアムサイズのクロスオーバーSUV。日本のみならず、アメリカや中国など、世界各国で販売されるグローバルモデルです。独立懸架サスペンションに四輪ディスクブレーキを装着し、ABS、ダイナミック・スタビリティ・コントロール、トラクションコントロールを装備。駆動方式は、FFまたはアクティブ・トルクスプリット4WDを採用していました。エンジンは、2.3リッターの直噴ガソリンターボ(L3-VDT型)を搭載。最高出力238PS、最大トルク35.7kg・mを発生させます。
先進的な安全装備を搭載
2009年のマイナーチェンジでは、先進的な安全装備を装着。50km/h以上で走行中に急ブレーキをかけるとハザードランプを高速点滅させる「エマージェンシーシグナルシステム」や、60km/h以上で走行しているとき、後方から接近してくる車両を検知し、ドアミラーに警告灯を点灯させる「リアビークルモニタリングシステム」も搭載しています。
クーペのようなスタイリングとハイパワーなターボエンジン、そして、現代の予防安全装備を採用できれば、今でも十分魅力的な1台ではないでしょうか。
マツダ CX-7の中古車相場
■中古車掲載台数:14台■中古車相場:45.8万円~99.8万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月22日時点のデータ
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