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ヴェゼルやハリアーに下取りでも勝てない!? エクストレイルの下取り相場はコレ

MōTA / 2020年9月26日 16時10分

日産 3代目エクストレイル前期モデル

あの時、超流行ったクルマって今一体いくらの値打ちがあるんだろう? なんてオーナーじゃなくとも気になるモノ。この企画はテレビでよくある“あの人は今”のクルマ版的な感じで昔流行ったクルマの“今”(買取相場)をお届け。今回は、間も無く新型が登場する予定の日産 エクストレイルだ。

日産 3代目エクストレイル前期モデル

今のSUV人気はエクストレイルが牽引してた

初代エクストレイルの3サイズは全長4510×全幅1765×全高1750mmと、今見るとかなり小ぶりであった

かつてのミニバンに取って代わって、今や猫も杓子もSUVという時代。この流れは2010年代中盤だったと記憶しているが、今回取り扱うエクストレイルはその遥か前の2000年に誕生したモデルだ。

タフギアというキャッチフレーズ通りの機能が満載であった。エアコン吹き出し口上部には左右それぞれにペットボトル用の温冷庫が備わるほか、着替える際などに重宝したハンドルをほぼ90度あげられるポップアップステアリングなど、ワクワクする装備が数多く採用されていたのも人気の理由であった

当時はトヨタ ランドクルーザーや三菱 パジェロといったラダーフレームを持つ本格クロカンがほとんどで、フルモノコックのSUVはあまり見かけなかった時代であった。だが、エクストレイルは本格クロカン顔負けの悪路走破性を持っていたうえ、アウトドアなどで役立つ撥水シートや痒いところに手が届きすぎていた収納スペースなど、素直にほしいと思えるモデルであった。

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初代モデル登場後、これまで2度に渡ってフルモデルチェンジを果たしているが、海外では5代目モデルが発表されるなど、新型エクストレイルのモデルチェンジもそろそろというイメージだ。と、今回は現行モデルのガソリン車にフォーカスし、下取り相場を見ていきたい。

ライバルよりちょっと弱い! 5年で残価50%

よりリアルな情報をお届けすべく、今回は走行距離5〜10万キロの個体にフォーカスする。

もっとも高値が付いているのは、2015年式の20XエクストリーマーXで走行距離5〜6万キロで、130〜140万円で買い取られている。当時の新車価格が約272万円だったことから、現在も約51%の価値があることとなる。

ベースグレードの20Xを同条件でみると、50〜60万円であった。人気グレードのエクストリーマーXと比較すると、かなり条件は悪いという結果に。

さらに走行距離10万キロ以上の過走行車両を見てみよう。走行距離12〜13万キロのエクストリーマーXは、40〜50万円程度の値が付いているのだ。

間も無く登場予定の時期エクストレイルは写真のように大きなグリルが自慢!

間も無くフルモデルチェンジを控えているだけに、現行エクストレイルオーナーにとっては下取り相場は非常に気になるところだろう。新型の買い替えを考えている人は、ぜひ参考にしてもらいたい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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