どっちが高い!? エルグランドのリセールバリューをアルファードと比較!
MōTA / 2020年10月10日 16時0分
あの時、超流行ったクルマって今一体いくらの値打ちがあるんだろう? なんてオーナーじゃなくとも気になるモノ。この企画はテレビでよくある“あの人は今”のクルマ版的な感じで昔流行ったクルマの“今”(買取相場)をお届け。今回は、間も無くビッグマイナーチェンジを実施する日産 エルグランドだ。
高級ミニバンのパイオニアだったのに……
ファミリーから政財界の面々までもが愛用するようになったミニバン。とくにアルファードやヴェルファイアといったプレミアムミニバン市場は、この2台の独壇場といっても過言ではないほどだ。 だが、この市場を開拓したのは先に挙げた2台ではなく、日産が1997年に世に送り出したエルグランドが始まりであった。 現行モデルは2008年にデビューとかなりのベテラン選手のため当然設計も古く、今や当たり前の機能となりつつある先進安全装備などの面においてもライバルに大きくリードを許しているという状況だ。ところが、エルグランドはここに来てマイナーチェンジを行うというから驚きだ。正直、もうフルモデルチェンジをしても良さそうなのだが……。そこで、今回は現行エルグランドの下取り相場をみていきたい。現行モデルといっても優に12年も経っているため、2014年に実施したビッグマイチェン以降のモデルにフォーカスする。
アルヴェルに一歩及ばず! 残価率は5割……
よりリアルな情報をお届けすべく、走行距離5〜10万キロの個体に絞って見ていこう。
まずもっとも高値で取引されているのは250ハイウェイスターSで2015年式の走行距離4〜5万キロの個体であれば、190〜200万円の値がついている。新車当時の価格が約369万円だったことから、現在でも約54%のリセールバリュー(残価)が残っている計算だ。
ちなみにベースグレードの250XGを同条件で見ると、100〜110万円程度とやはりハイウェイスターの方は買取の面でも有利なようだ。ちなみにこちらの新車価格は321万円で、残価率は約34%。
さらに10万キロ以上の過走行車両の値段もご紹介しよう。2014年式のハイウェイスターSで、走行距離15〜17万キロであれば70〜80万円程度となる。
登場から今年で12年の現行エルグランドだが、乗り換えを検討しているオーナーの方も多いハズ。ぜひ、参考にしてほしい。先に述べた通り、エルグランドのライバルはアルファード/ヴェルファイアだ。ただ、同条件(走行5~10万キロ、2016年式)のアルファードなら、およそ65%の買取り相場が得られる(2020年7月23日現在の調査結果)。
新車のみならず、下取り市場においてもライバルとは大きな差があるコトが今回判明してしまった。いち早くフルモデルチェンジを実行し、かつてのような輝きを取り戻してもらいたいものだ。
【筆者:MOTA編集部 木村剛大】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
街に溢れるトヨタ「アルファード」みんなどうやって買ってるの!? 日本の平均年収458万円でも手が届く? 「たくさん走ってる」不思議! 手軽に購入できる「プラン」が存在?
くるまのニュース / 2024年7月16日 7時10分
-
トヨタ「ノア」よりも「めちゃ人気」!? 精悍顔が“超スゴイ”と話題に! 海外で支持される「ミドルクラスミニバン」とは
くるまのニュース / 2024年7月15日 20時10分
-
約2500万円のトヨタ「アルファード」が売れてる!? 「クラウンミニバン」も設定!? 競合多い「高級ミニバン」 中国の現状は?
くるまのニュース / 2024年7月15日 7時40分
-
日産新型「セレナ“ミニ”」登場は? シエンタ&フリード対抗の「小型ミニバン」は? 実はあった「小さな3列車」 ユーザーの声いかに
くるまのニュース / 2024年7月6日 7時40分
-
日産「“次期型”エルグランド」いつ登場? 「今後3年間」で全面刷新か!? デビュー14年で「元祖キングオブミニバン」デビューの可能性はあるのか
くるまのニュース / 2024年6月26日 14時50分
ランキング
-
1「健診でお馴染み」でも、絶対に"放置NG"の数値 自覚症状がなくても「命に直結する」と心得て
東洋経済オンライン / 2024年7月21日 17時0分
-
2扇風機の羽根に貼ってあるシール、はがしてはいけないって本当?【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年7月21日 20時15分
-
3終電間際、乗客同士のトラブルで車内は「まさに“地獄絵図”」泥酔サラリーマンが限界突破して…
日刊SPA! / 2024年7月22日 8時54分
-
4日本カレーパン協会「カレーパン美味い県ランキング」発表 3位北海道、2位京都…1位は?
オトナンサー / 2024年7月22日 8時10分
-
5新型コロナワクチンの定期接種、10月から開始…全額自己負担の任意接種費は1万5000円程度
読売新聞 / 2024年7月21日 19時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください