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オンラインでタイヤがチェックできる! 住友ゴム、タイヤ空気圧管理ソリューションサービスの実証実験を開始

MōTA / 2020年10月14日 17時0分

タイヤエアチェックのイメージ

住友ゴム工業株式会社は、タイヤ空気圧管理ソリューションサービスの実証実験を開始した。

タイヤエアチェックのイメージ

タイヤの空気圧や温度もオンラインで楽々分かるように

住友ゴムは、新出光やトライポッドワークスなどと協業し、タイヤの空気圧や温度をリモート監視することができる空気圧管理ソリューションサービスの実証実験を開始した。

これにより、安全運転をサポートするサービスとしての有効性、メンテナンス時間短縮、作業負荷軽減、作業ミス防止等の具体的な効果を検証し、安全性、経済性の向上に貢献するビジネスモデル構築を図っていく。

リースやレンタカーで使用されている車を対象車に

今回開始した実証実験は、車両リース事業「ラクのり」の車両30台、レンタカー事業「Budgetレンタカー」の車両500台が対象。タイヤの空気圧や温度をリモート監視できるサービスを、福岡県と宮崎県、鹿児島県で行い、その効果を検証するものである。

タイヤに装着したTPMS(タイヤ空気圧監視システム)で得た情報はクラウドを通じて確認ができ、メンテナンス作業の負荷を軽減するだけでなく適正な空気圧維持によって走行時の燃費向上につながるなど、安全・安心な走行に貢献する。

また、「ラクのり」契約者には、最新の測定値を「ラクのり お客さま専用マイページ」で閲覧できるようにすることで、サービス全体の質と利便性の向上を検証していく。

定期的なメンテナンスが必要なタイヤを安心安全に使えるサービス

CASE/MaaSといった自動車業界の変革に対応していくため、タイヤ開発および周辺サービス展開のコンセプト「スマートタイヤコンセプト」を掲げ、タイヤ空気圧管理ソリューションサービスの展開を進めるという住友ゴム。

タイヤの空気圧不足はパンクの原因の一つであるとともに、燃費や走行性能の低下にもつながることから、定期的なメンテナンスが重要である。

また、自動運転の普及によるドライバーレス社会では、今まで以上にメンテナンスフリーが求められており、今回実証実験を開始したタイヤ空気圧をリモート監視するシステムは、自動運転車両の安全・安心にもつながるソリューションサービスと言える。

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