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純正アゲ系カスタム!? トヨタ、RAV4に新設定のオフロード仕様が無骨すぎてカッコいい

MōTA / 2020年10月14日 7時50分

トヨタ RAV4 特別仕様車「Adventure“OFFROAD package”」

2019年、日本市場に復活して以来、オフロードもいけるタフなクロスオーバーSUVとして大人気のトヨタ RAV4。そんなRAV4に2020年10月、さらにオフロード色を強調した特別仕様車「Adventure“OFFROAD package”」が追加された。メーカーとしてはかなり攻めたと言ってもいい内容と、その魅力について詳しく見ていこう。

トヨタ RAV4 特別仕様車「Adventure“OFFROAD package”」

最低地上高をアップし武骨なオールテレインタイヤを装着!

外装色:スーパーホワイトII(特別色)

まずAdventure“OFFROAD package”で注目したいのは、ベースであるAdventureと比較し、10mm最低地上高が上がっているということだ。たった10mm(1cm)と感じる方もいるかもしれないが、全高ではなく最低地上高が上がったことは、悪路の走破性に一定の効果を発揮する。

あえてのインチダウンがオフローダーらしい腰高感を演出

225/60R18オールテレインタイヤ&18×7Jアルミホイール(マットブラック塗装)

また、ホイールは19インチから、マットブラック塗装の18インチアルミホイールにサイズダウン。タイヤサイズは235/55R19から225/60R18となり、計算上の外径は約14mm小さくなっているのだ。

タイヤ外径は小さくなっているにも関わらず、最低地上高は10mmアップされているということは、ベースグレードよりもホイールアーチとタイヤのすき間は広がる。

その結果、オールテレインタイヤのゴツゴツとしたブロックパターンがよく見え、オフロード車らしい“アゲ感”と“タフさ”を強調する効果がある。

オフロード感を盛り上げる特別な内外装パーツ

ルーフキャリアやルーフボックスを積載することができるルーフレールは、フラットタイプからブリッジタイプのルーフレールに変更。使い勝手という点ではフラットタイプと大差ないが、ブリッジにすることで生まれる“隙間”が、オフロードでのタフさを演出している。

また、グレーメタリックに塗装された、“OFFROAD package” 専用のフロントスキッドプレートも、カッコ良さを加えるポイントだ。

さらにインテリアでは、黒基調でいかにも武骨な雰囲気を持つインテリアに取り入れられた赤い差し色が目を引く。通常のRAV4 Adventureではオレンジの差し色なので、これも“OFFROAD package”でしか選べない特別な演出だ。

専用合成皮革シート表皮やドアトリムのレッドステッチに加え、フロントカップホルダー、センターオープントレイなどにもレッドの加飾が施され、アクティブなオフロード感をプラスする。

あえて純正で攻める姿勢がカッコいい!

外装色:グレーメタリック

外装色は、特別色のスーパーホワイトII、グレーメタリック、アティチュードブラックマイカの3色。ベースモデルのAdventureが8色展開であることを考えるとやや物足りないような気もするが、あえてポップなカラーを設定せず、武骨さにこだわった割り切りとも受け取れる。

今回発売されたAdventure“OFFROAD package”の魅力は、そういった割り切りと、あくまでトヨタ純正でありながらかなり攻めた仕様であるということだ。リフトアップやインチダウン、さらに静粛性が悪化しやすいオールテレインタイヤへの交換などは、通常ユーザーが自分の好みであえてカスタムするような内容である。このように一歩踏み込んだ“攻めの姿勢”をとれてしまうことも、近年ますます好調なトヨタの強さの証しといってもイイだろう。

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