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【残価設定購入勢必見】シエンタは6割の残価アリ! ハイブリッドが有利だ

MōTA / 2020年10月18日 13時30分

トヨタ シエンタ 3列シート/7人乗り仕様

あの時、超流行ったクルマって今一体いくらの値打ちがあるんだろう? なんてオーナーじゃなくとも気になるモノ。この企画はテレビでよくある“あの人は今”のクルマ版的な感じで昔流行ったクルマの“今”(買取相場)をお届け。今回は、もっとも売れているトヨタ車でもあるシエンタ。

トヨタ シエンタ 3列シート/7人乗り仕様

異例の復活! 今や超人気車種に

2003〜10年まで販売し一旦市場から姿を消すも、ほぼ同じ姿で復活を遂げた初代シエンタ

シエンタといえば、2020年9月には販売台数ランキングで1位に輝いた超人気車種だ。ところが、今ほどの人気を獲得するまでは、決して順風満帆ではなかったのだ。意外にも2010年に一旦販売が終了し、後継車の販売不振から異例の復活を遂げたモデルでもある。

2代目はガソリンとハイブリッドモデルの2種類でラインアップ。CMにクリスチアーノ・ロナウドや滝川クリステル氏などの大物を起用するなど、かなり本気の一台であった

2015年にフルモデルチェンジを行い現行モデルとなったが、それも当時はここまでの人気ではなく、ジワジワと支持を集めてきた不思議なモデルなのだ。もちろんそこにはさすがトヨタ! とも言える工夫が施されている。例えば、3列シートのミニバンとして売り出していたが、2018年に2列シート5人乗りモデルを追加設定するなど、地道な改良を重ねているのだ。

と簡単にシエンタの歴史を振り返ってみたが、現行モデル登場から今年で5年。残価設定ローンなどのローンで購入した人の中には、そろそろ買い替えの時期という人も多いハズ。そこで、今の下取り相場をご紹介!

まさかのハイブリッド有利! ガソリンもかなりイイ

今回もよりリアルな情報をお届けすべく、走行距離3〜6万キロの個体にフォーカス。さらに、3年/5年プランの残価設定で購入した方の参考になるよう、2015〜18年のモデルを中心に見ていこう!

まずはお手頃価格で人気のガソリンモデルから。もっとも高値で取引されているのはGで、走行距離3〜4万キロの個体だ。肝心の下取り価格はというと、110〜120万円程度。新車当時の価格が約206万円と考えると現在でも約58%の価値がある計算となる。

続いてハイブリッドモデルだが、こちらも上級グレードのGがもっとも高値で取引されている。同条件で見てみると、140〜150万円程度で下取られているという。新車当時の価格は242万円で現在も61%の価値が残っている。

シエンタは他のモデルと異なり、ハイブリッドモデルの方が下取り相場がイイという意外な結果に。

登場から今年で5年。そろそろモデルチェンジも考えられるだけに、シエンタに乗られている方も買い替えを検討している人も多いハズ。ぜひ、このデータを参考にしてほしい。

【筆者:MOTA編集部 木村剛大】

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