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【閲覧注意】下取りはN-BOXに圧勝!? スペーシアの残価が8割強という衝撃事実

MōTA / 2020年10月24日 16時0分

スズキ 新型スペーシアカスタム”HYBRID XS TURBO” ブラックメッキフロントグリル

あの時、超流行ったクルマって今一体いくらの値打ちがあるんだろう? なんてオーナーじゃなくとも気になるモノ。この企画はテレビでよくある“あの人は今”のクルマ版的な感じで昔流行ったクルマの“今”(買取相場)をお届け。今回は、スズキ スペーシア!

スズキ 新型スペーシアカスタム”HYBRID XS TURBO” ブラックメッキフロントグリル

欲しい装備全部のせ! 人気なのも納得

日本の新車市場において、今や4割を占める軽自動車。そのなかでも最もアツいカテゴリがN-BOXに代表されるスーパーハイトワゴンと呼ばれるクルマたち。軽自動車でありながら、ヘタな普通車よりも広い車内や子育て世代や高齢者のいる家庭などには欠かせないほど人気のスライドドアなど、欲しい機能をほぼ全て網羅しているのだ。

スズキらしい絶妙なラインアップが人気の秘訣

筆者が思うにライバルよりも圧倒的にイカつい顔のスペーシアカスタム。それだけに若年層からの支持がスゴいとか,対するノーマルモデルは“ほんわか系”の顔が人気の理由。近年、社用車として使用するケースが増えてきている

筆者が思うにライバルよりも圧倒的にイカつい顔のスペーシアカスタム。それだけに若年層からの支持がスゴいとか,対するノーマルモデルは“ほんわか系”の顔が人気の理由。近年、社用車として使用するケースが増えてきている

今回はスズキが打倒N-BOX! という目標を掲げて世に送り出したスペーシアに注目したい。

SUV人気の今だからこそ、SUVにスライドドアというありそうでなかったパッケージングで見事成功を収めたスペーシアギア。派生モデルにも関わらず、その人気はかなりのモノ

N-BOXと同様にノーマルとカスタムモデルをラインアップしているが、特筆すべきはSUV風のスペーシアギア。他社含め、これまでのスーパーハイトワゴンにはなかったテイストのデザインのため、売れ行きはかなり好調だという。

加えて、軽自動車というとN-BOXばかりが売れているイメージを持つ人がほとんどだが、スペーシアも一時はN-BOXと肉薄するほどの販売台数を記録する、かなりの人気モデルなのだ。

今回は2017年に登場した現行スペーシアの下取り相場を見ていきたい。ただ今の相場を紹介するのではなく、2017〜18年式にフォーカス。というのは購入から3年目を迎え、残価設定ローンで購入した人はそろそろ買い替えを検討する時期であるためで、少しでも検討している人は参考にして欲しい。

驚異の8割維持! 全モデル平均でも7割超え

よりリアルな情報をお伝えすべく、走行距離は3〜5万キロの個体を中心に見ていこう。

まず、最も高値で取引されているのはイカつい顔のスペーシアカスタムの最上級グレードハイブリッドXSターボで、走行距離3〜4万キロの個体で130〜140万円で買い取られている。新車当時の価格が178万円だったため、現在の価値は約79%を維持と驚異的な残価であった。

スペーシアカスタムはブラック基調、ノーマルはベージュってイメージだ

ちなみに売れ線グレードのハイブリッドXSを同条件で見ると、120〜130万円で取引されている。こちらの新車価格は169万円であったことから計算すると、現在も約77%の価値をキープしている。

続いてノーマルモデルだが、最上級グレードのXS ハイブリッドが高値で取引されている。具体的には走行距離3〜4万キロの個体で100〜110万円程度の値がついている。新車当時の価格が約147万円だったことから現在も約75%の価値を維持している計算となる。

ちなみに2トーンルーフ仕様であれば、モノトーン車に比べて1割程度高値がつくケースも。

いずれにしても驚異的な残価率が判明したスペーシア。3年プランで購入した人はそろそろ買い替えを検討している人にとっては超朗報のハズ。逆にいえば中古車を狙っている人にとってはキツイ現実という結果ではあるが。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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