どこが違うの!? 日産のコンパクトSUV「キックス」と「マグナイト」を写真でサクッと比較してみる!
MōTA / 2020年10月24日 9時50分
各メーカーから続々ニューモデルが登場し、いま注目度MAXなコンパクトSUVジャンルに、日産が新型車「マグナイト」を発表した。同じ日産で既に発売済みの先輩コンパクトSUV「キックス」とは何がどう違うのか。写真とともにサクッと見比べてみよう!
日産の最新コンパクトSUV2台はどこがどう違うのか!?
2020年10月21日、日産から全く新しいコンパクトSUVモデル「マグナイト」が発表された。まずインドで2021年初頭に発売され、その後他の地域へ展開していくという。
日産のコンパクトSUVといえば、6月に日本で発売が始まった「キックス e-POWER」が既に存在している。マグナイトとキックス、この2台は何がどう違うのだろうか。写真で比較してみよう。
インドで世界初公開された「マグナイト」とはどんなクルマ!?
今回インドで世界初公開された日産 マグナイト。ボディサイズの詳細などはまだ明らかにされていないが、全長4メートル以下に収まっていることが発表されている。現行の日産車で比較すると、「マーチ」が全長3825mm、「ノート」が4100mmと、コンパクトカー並みの短さであることがわかる。しかし小さいながらも力強いボディ形状で、なかなかの迫力だ。 日本で開発され、インドのルノー日産工場で生産されるマグナイト。インドでの事前告知サイトでも、日産栃木試験場で様々なテスト走行を行うシーンが公開されていた。ちなみにインド仕様のマグナイトの最低地上高は205mm。悪路にも強くタフさをウリにするミディアムクラスSUV「エクストレイル」(日本仕様)と同等の高さを確保した。様々な路面環境に対応可能な走破性を重視していることがうかがえる。
搭載されているのは1リッターターボエンジンで、インドでは同セグメントの中でもトップクラスの性能を誇る。
タイから世界に輸出される「キックス e-POWER」
日産 キックス e-POWERは2020年5月にタイで発表された。タイの日産工場で製造され、世界へ輸出される。日本では6月から発売が始まった。まずはキックスのボディサイズをチェックしてみよう。全長4メートル以下のマグナイトに対し、キックスは全長4290mm×全幅1760mm×全高1610mmと、マグナイトに対しひと回り以上大きいことが分かる。ホイールベース2620mm、最低地上高は170mmだ(スペックは全て日本仕様)。
日本仕様のパワートレインは、1.2リッターエンジンと高出力モーターを組み合わせたe-POWER(シリーズハイブリッド)のみの設定。駆動方式はFF(前輪駆動)で、今のところ4WD版はない。なおエンジンの動力は発電用のみに用いられ、直接駆動することはない。WLTCモード燃費は21.6km/Lをマークする。日本への導入に期待大! なマグナイト
マグナイトのインテリアは、際立った高級感こそないものの、カジュアルでモダンな印象。デジタル表示のメーターで、パネルは液晶表示となっている。小型なボディサイズのため気になる室内空間の広さだが、写真で見る限り十分に確保されているように見える。
なお2020年10月時点では、日本でマグナイトが発売されるかどうかの発表は一切ない。
e-POWER専用のキックスとガソリンターボのマグナイト、共存は可能!?
キックスの価格は275万9900円から286万9900円まで。e-POWER専用車と割切ったキックスに対し、他社のコンパクトSUVは通常のガソリンエンジン版も設定し、200万円を切る廉価版も用意するから、キックスがちょっと割高に映ってしまう。その不器用な商売っぷりが、ちょっと勿体ない気もする。ただし写真のツートーンインテリアエディションは、オレンジと黒の印象的な配色や、合皮シート地やソフトパッドで覆われたインパネ回りの質感の高さなど、価格に見合った特徴も有している。
いっぽうで、もしマグナイトの日本仕様が200万円を切る価格設定で導入されたりすれば、300万円近いキックスと、廉価なマグナイトが喰い合いせず素直に共存出来るようにも思えてくる。果たしてそうした戦略があるのかどうかすらも、現時点では不明なのだが…。現在、全長4メートルを切るコンパクトSUVの「トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー」が超大ヒット作となっている。ど真ん中のライバルとなりそうな日産 マグナイトの早期日本導入には、大いに期待したいところだ。
[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)]
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
超タフ仕様のスズキ「全長4m級SUV」初公開! ゴツゴツボディ×暗闇カラーの「夜釣り」仕様!? 超ワイルドな「フロンクス シーバス ナイトゲーム」TASに登場
くるまのニュース / 2025年1月27日 21時10分
-
三菱「“新型”パジェロミニ」いつ登場!? 本家「パジェロ」復活説も濃厚? タフ化? まさかのEV化も? 往年の人気「軽SUV」復活で「親子競演」はあり得るのか?
くるまのニュース / 2025年1月27日 17時10分
-
全長4m! スズキ「新型“高級”コンパクトSUV」どんな人が買ってる? 「輸入車オーナー」「20代」も支持? クーペボディ×「豪華インテリア」の「フロンクス」購入層の特徴は?
くるまのニュース / 2025年1月17日 22時10分
-
スズキ新型「小さな高級車」に反響多数! 「クーペがかっこいい」 全長4m級クーペSUV×斬新777ライト採用!? フロンクスの寄せられた声は?
くるまのニュース / 2025年1月13日 21時10分
-
約108万円! 日産「新型コンパクトSUV」登場に反響多数! 全長4m以下ボディ&MT設定もアリで「欲しい!」の声! 4年ぶり“大幅刷新”の「マグナイト」印国に登場し話題に
くるまのニュース / 2025年1月13日 19時10分
ランキング
-
1【完全攻略】セブン-イレブンでのおトクな買い方は?《2025年度版》
東京バーゲンマニア / 2025年2月1日 21時17分
-
2年金支給日は偶数月の15日。年金生活の注意点3つ
オールアバウト / 2025年2月1日 18時30分
-
3「スマートウォッチ」売れ筋ランキングトップ10&おすすめ3選 サムスンの新作に注目!
Fav-Log by ITmedia / 2025年2月1日 17時30分
-
4「家に帰ってもやることがない。早く帰りたくない」長時間働く社員ほどストレスと疲労で苦しむ納得の理由
プレジデントオンライン / 2025年2月2日 9時15分
-
5「顔の絵文字だけではなく……」32歳女性に聞いた、「おばさんLINE」と感じる絵文字の特徴
オールアバウト / 2025年2月1日 18時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください