今、最も人気のあるコンパクトSUV「ライズ/ロッキー」 あなたはなぜ買ったの!?【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2020年10月25日 14時30分
競争の激しいコンパクトSUVカテゴリーの中でも、2019年11月の登場から瞬く間に人気車種となったトヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー。自販連(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会)が発表した2020年上半期の販売台数では、トヨタ ライズが5万8492台でランキング1位に輝き、兄弟車のダイハツ ロッキーも1万7455台と健闘し21位にランクインしている。そこで今回、実際に一般ユーザー、購入検討者達は今最も人気のある「ライズ/ロッキー」をどう捉えているのか、SNSで挙げられているみんなの声を探ってみた。
絶妙なサイズがイイ!
2020年上半期の新車登録台数ランキングで1位に輝いたトヨタ ライズは、全長3995x全幅1695x全高1620mmという3サイズで、昨今大きくなりがちな他のモデルとは違い扱いやすいサイズというのも人気の理由の1つ。加えて、168万円というスタート価格にも関わらず、衝突被害軽減ブレーキやブラインドスポットモニターなどが装着されるといった充実の内容。高速道路などをよく乗る方はアダプティブクルーズコントロールが装着される最上級グレードのZがオススメ。
室内空間は、コンパクトなボディとは裏腹に車内はオトナ4人が乗っても十分な広さ。フロントシートの左右それぞれに収納型のカップホルダーを設置するなど、リアルな使い勝手にこだわっているのも魅力だ。189.5万円のGグレードからはフルオートエアコンが装着される。
SNS上でのみんなの声は?
そんな見事なパッケージングを誇るライズに対し、購入した、または購入検討中といった層は実際どのように感じているのか、SNSでの反応を調べてみた。
「田舎住まいですが、ライズ/ロッキーたくさん走っています。公共交通機関が衰退しつつある田舎では自家用車は生活必需品。やはり安くて使い勝手が良くて頑丈な車を選びます。SUVが人気なのも『休日のアクティブなシーンで…』等ではなく『雪が降るから。砂利道走るから。』という現実的な理由です。」
「これまで車好きでスポーツカーにはじまり輸入車なども乗り継いできましたが、最近、妻の車として買ったつもりのライズにばっかり乗っています。車格、装備、加速、などよくできた車だと思います。所有するストレスもなく、妻と2人、孫を乗せるチャイルドシートも常備、車ってこれでいいのではと思う毎日です。日本の道路にはぴったりかも。」
「ウチのマンションの駐車場には白のライズが複数台停まっています。普通は同じクルマにするのは躊躇するもんですが、ここ半年でいっきに。やはり人気があるのだなと思いました(笑)」
「ライズに乗って5ヶ月。燃費、装備、走り、室内の広さ、すべての点で満足度が高いです。走りの加速感が買う前の想像以上に好印象。荷室も狭いイメージでしたが、そこまででもなくて良かった。静粛性は車の価格というか車格に比例するものだと割り切っているので気になりません(別段すごくウルさいというわけではありません)。」
「代車で乗ったライズ、1リッターターボで乗りやすかった。3000回転以下なら自分のクルマ(スポーツカー)より速いのではと思ったくらい。少々ガサツさはあるけど、大して気になるほどではなく、ヤリスとかフィット買うならこっちかなと思った。」
「全長3995×全幅1695mm、重量990kgは日本の黄金比だと思います。車屋ですが、3ナンバー=贅沢品という風潮は未だ根強く、全幅1705mmの車は社用車として使えないといった法人のお客様や、乗り換えた車がマイチェンで全長が3995→4005mmになってフェリー代が高くなったというお客様もいらっしゃいました。車両重量も970kg~と軽く1リッターターボで自動車税を抑えつつ動力性能を確保しており高評価点。良い所を突いているなと思っています。」
ライバルたちがなかなか提示できない「お買い得感」
扱いやすい5ナンバーサイズの車格に、豊富な安全装備を搭載し価格も抑えた絶妙なパッケージングを支持する声が圧倒的に見受けられた他、実際に乗ってみたら搭載する1リッターターボエンジンの走りの良さに驚いたという声がいくつもあった。メーカー各社が力を入れるこのコンパクトSUVカテゴリーの中で高い人気を誇るのは、過不足のない質感にそれ見合った価格設定、そして、価格以上の安全装備の充実さといった、ライバルたちがなかなか提示することのできないこの「お買い得感」に惹かれた結果だと考えられる。
まだまだ、ライズ/ロッキーの躍進は続くだろう。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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