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好みは真っ二つ!? タフトはハスラーを超えられるのか!【みんなの声を聞いてみた】

MōTA / 2020年11月1日 14時30分

ダイハツ タフト コンパーノレッド

軽自動車のSUVといえばスズキ ハスラーの独壇場となっていた中、2020年6月に登場したダイハツ タフト。ライバルにも引けを取らない高い利便性とレジャーなどでも使える遊び心をプラスした、SUVテイストを併せ持つクロスオーバーモデルは、街中でもちらほら見かけるようになったが、実際に一般ユーザー、購入検討者はタフトをどう捉えられているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

ダイハツ タフト フォレストカーキメタリック

ダイハツ DNGA第3弾モデルは楽しさ満点の軽クロスオーバー

ダイハツ タフトは 「日常からレジャーシーンまで大活躍、毎日を楽しくしてくれる頼れる相棒」をコンセプトに開発し、拡大傾向にある軽クロスオーバー市場に投入したモデルである。

SUVらしいタフさや力強さを表現するデザインや、大きなガラスルーフ「スカイフィールトップ」、自由にアレンジできる後席「フレキシブルスペース」に加え、進化した予防安全機能「スマートアシスト」や新プラットフォームのDNGAによる高い基本性能を備えながら、135万3000円~173万2500円(消費税込)と手が届きやすい価格を実現している。

メリットとデメリットがはっきりしたクルマ

軽SUVで独壇場のスズキ ハスラーに一石を投じるべく登場したタフトは、スクエアなフォルムに力強い黒の前後フェンダーの組み合わせがSUVらしいタフさを強調したデザイン。

対してハスラーも2代目になってから先代より丸みが無くなり、タフト同様にスクエアなフォルムに黒の前後フェンダーがタフさを強調しつつも、タフトの方が若干直線基調で武骨さが強く、ギア感が強調されている。このあたりはそれぞれの好みの問題だろう。

それよりも、タフトの実用面で注意すべきは内装部分。主にシートアレンジが単純なことだ。特に子育て世代の場合、チャイルドシートを装着した後席を前側へスライドさせたい。

運転席に座る親との間隔が縮まり、信号待ちの時などに子供のケアをしやすく、車内最後部の空間は広がってベビーカーなどを積めるからだ。

ハスラーをはじめ、最近発売されている多くの軽自動車にはこのような後席のスライド機構が備わるが、タフトには設定がない。

ファミリーユースなのか、それともレジャーユースなのか、車内での実用面ではそのキャラクターはハッキリと分かれる。

ただタフトはこれらの使い勝手が悪い代わりに、スカイフィールトップを全車に標準装着するなど、価格の割に装備を充実させた。安全装備と運転支援機能も進歩的だ。

SNS上でのみんなの声は?

そんなライバル・ハスラーと似ているようで、メリットとデメリットがはっきりしているキャラクターのタフトだが、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

やはり多かったのは、「購入検討中。ソロキャン目的で後席人乗せないから問題なし!」「ハスラーからタフトに乗り換え。タフトの方が運転しやすく大満足。確かに2列目はハスラーの方が高級感あるけど、独身だから特に気にしていない(笑)」といった肯定派から、実際に試乗して感じたのであろう「後席が本当に辛過ぎた。背もたれが低すぎて色々試そうにもシートが何も出来ず最悪だった。」「後席をもうちょっといい感じにして欲しかった。スライド機構がないにしろリクライニングは欲しかった。」といった否定派の、真っ二つに別れた意見。

肯定派と言いつつも、そこにはやはり後席のネガな部分は承知しているようで、最初から割り切っているといった印象がほとんどだった。

そんな中、「サンルーフ賛成派です! 開放感があって良かったです!」「星空や雨を眺める楽しそうな車だった。」「軽だとどれも似た感じになってしまいますが、その中でもサンルーフを持っているタフトは魅力的。」 といった特長の1つであるガラスルーフ「スカイフィールトップ」に関しては好意的な声が多かった。

さらには、「絶賛納車待ち中。ハスラーと悩んだが、決め手はダイハツ軽初の電動パーキングブレーキ。」「2駆でもグリップコントロールが付いていて魅力的。」このようなタフトの性能面をたたえる声も散見された。

発売開始から一定の販売台数を記録

登場からの軽自動車販売台数では、2020年6月:4743台、7月:6300台、8月:5292台、9月:6873台と爆発的ヒットとまでは発展せずとも、まずまずの売れ行きを見せるタフト。

メリットとデメリットがハッキリしており、ハスラーのように全方位に人気というよりは、その用途に合致した層に刺さるか刺さらないかといったところか。

今後この売れ行きがどのように変動していくのか、引き続きその動向に注目だ。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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