元祖スーパーハイトワゴンの意地? タントの残価率は驚異の7割
MōTA / 2020年10月31日 16時0分
あの時、超流行ったクルマって今一体いくらの値打ちがあるんだろう? なんてオーナーじゃなくとも気になるモノ。この企画はテレビでよくある“あの人は今”のクルマ版的な感じで昔流行ったクルマの“今”(買取相場)をお届け。今回は、元祖スーパーハイトワゴンのタントだ。 >>
タントがなけりゃ、今の軽自動車はない!?
今や年間販売台数の約4割を占める軽自動車。そのなかでもっともアツいカテゴリがN-BOXなどに代表されるスーパーハイトワゴンと呼ばれるクルマたちだ。実は、そのジャンルを作り上げたのは2003年にデビューしたタントである。 初代タントはカタチこそ今でいうスーパーハイトワゴンながらスライドドアではなく、ヒンジドアを採用していた。だが、これまでのモデルよりも背が高く、車内スペースを有効活用できるとあって、人気を集めたのであった。タントのヒットを受け、ライバルのスズキはパレットを発売させるなど、その後の軽自動車市場の行く末を決めたと行っても過言ではない歴史的なクルマである。
その後、絶対王者のN-BOXが2011年に登場し、2〜3位という厳しい成績に落ち着いているが、初代タントがなければ今の軽自動車人気はなかったといってもいいほどであったのだ。そんなタントも昨年2019年に4代目モデルがデビューしている。そこで、先代(3代目)タントの下取り価格をご紹介。乗り換えを考えている人はぜひ参考にしてほしい。
先代モデルの残価率は未だ7割
今回はよりリアルな情報をお届けすべく、走行距離3〜5万キロの個体にフォーカスする。加えて、3/5年残価設定で購入している人が大半を占めるため、2015〜17年モデルに絞って、現代の価値をご紹介する。
N-BOXやスペーシア同様、タントもカスタムモデルが高値で取引されている。具体的には2016年式のカスタムRSトップエディション SAは、走行距離4〜5万キロの個体で120〜130万円で取引されている。新車当時の価格が約175万円だったことから、現在も約74%の価値をキープしている。 2016年式のノーマルモデル(X スマートアシスト3)を見てみると、走行距離4〜5万キロの個体で90〜100万円で取引されている。ちなみに先進安全装備のスマートアシストを装着していない場合は1割程度低い価格で取引されているようだ。ちなみに新車当時の価格が142万円であったため、今なお約70%の価値がある計算だ。タントカスタムはホワイト→バイオレット→ブラックという順、ノーマルモデルに至ってはホワイトとブラックが人気カラーのようだ。今回見たデータからすると、ボディカラーによって下取り価格が上下するというモノではなく、重要なのは先進安全装備の有無が重要な鍵と言えそうだ。
先代タントに乗っており、乗り換えを考えている人は是非、参考にしてほしい。モデルチェンジしてから1年弱経過しているだけに、先代モデルの下取り価格もそろそろ下落してくるころ。それだけに、一早いご決断を!
※買取り相場データは2020年10月30日現在の独自調査情報です。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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