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いつの間に高級になっちゃったの?元クロカンだったラグジュアリーSUV3選!

MōTA / 2020年11月10日 5時50分

トヨタ ランドクルーザー200(ランクル200) 2015年マイナーチェンジモデル

今ではすっかり人気ジャンルとなったSUVですが、かつては「クロカン」と呼ばれていた時代もありました。今回は、そんな道なき道を突き進む硬派なクロカンとしてデビューし人気を獲得するも、気が付いたらラグジュアリーSUVになっていた車種3選を紹介します。

メルセデス・ベンツ 新型Gクラス「G350d」

日本を代表するクロカン!トヨタ ランドクルーザー

トヨタ ランドクルーザーは、1951年に「ランドクルーザー」の名が与えられてから、モデルチェンジを繰り返し、現在も生産・販売が続いている本格クロカン。高い耐久性を持ったラダーフレームを使い、トップレベルの悪路走破性を持ち合わせています。また、日本のみならず世界中で高い信頼を獲得。1955年のランドクルーザー20系の発売以降、中南米、中東、東南アジアを中心に約170ケ国・地域で販売されています。(2018年データ、トヨタ調べ)

きっかけは「レクサス」の始まり

1989年に80系となったトヨタ ランドクルーザーは、トヨタが北米で展開していた高級車ブランド「レクサス LX」と姉妹関係にあります。レクサス LXは、高級車にふさわしいインテリアや豪華装備が与えられたラグジュアリーSUV。ランドクルーザーとLXが姉妹関係になったことが、硬派一徹だったランドクルーザーをラグジュアリー路線へ進めるきっかけになったと言えるでしょう。以降、レクサス LXとの姉妹関係は続き、トヨタのフルサイズラグジュアリーSUVとして高い人気を維持しています。

トヨタ ランドクルーザー200系の中古車相場

■全長×全幅×全高:4950mm×1980mm×1870mm ■エンジン:V型8気筒 4908cc ガソリン ■最高出力:318PS/5600rpm ■最大トルク:46.9kg・m/3400rpm ■トランスミッション:6速AT ■駆動方式:4WD ■販売期間:2007年~ ※スペックは、2019年式 ZX

■中古車掲載台数:291台

■中古車相場:239万円~1083.5万円(応相談含む)

※中古車掲載台数および相場は、2020年11月7日時点のデータ

軍用車出身のラグジュアリーSUV!メルセデス・ベンツ Gクラス

1979年に誕生したメルセデス・ベンツ Gクラスは、軍用車を民生用に転用したモデルです。強靭なラダーフレームによる悪路走破性を持ちながら、メルセデス・ベンツらしい高級感を兼ね備えています。日本でも、多くの著名人や有名人が乗っているモデルとして広く知られている人気車種です。

W463から乗用車らしくなったGクラス

メルセデス・ベンツ Gクラスは、1989年に登場した2代目(W463)で大きな転機を迎えます。機構面ではフルタイム4WDを採用し、エクステリアにはオーバーフェンダーとサイドステップを装着。さらに、インテリアはモダンな乗用車タイプに変更されました。本格オフローダーから乗用車を意識した変更をきっかけに、Gクラスの高級感がさらに加速します。

また、2018年にはフルモデルチェンジ並みの大幅改良を実施。無骨なエクステリアのスタイルを受け継ぎながら、LEDヘッドライトや予防安全システムといった最新技術が導入されました。インテリアもレザーシートやメッキパーツ、アンビエントライトなど、高級車らしい室内となっています。

メルセデス・ベンツ Gクラス(W463、2018年~)の中古車相場

■全長×全幅×全高:4660mm×1930mm×1975mm ■エンジン:直列6気筒気筒 2925cc ディーゼルターボ ■最高出力:286PS/4600rpm ■最大トルク:61.2kg・m/1200rpm ■トランスミッション:9速AT ■駆動方式:4WD ■販売期間:2018年~ ※スペックは、2019年式 G350d

■中古車掲載台数:60台

■中古車相場:1415万円~1950万円(応相談含む)

※中古車掲載台数および相場は、2020年11月7日時点のデータ

68年にわたり生産され、ラグジュアリーSUVとなったディフェンダー

イギリスを代表するSUVメーカーであるランドローバーの中で、もっともヘビーデューティなキャラクターの位置づけにあるディフェンダー。1990年にデビューした初代ディフェンダーは、強靭なラダーフレームに載せられるボディにアルミを採用。アルミ素材だからこそ生み出された独特のデザインが大きな特徴です。初代ディフェンダーは、環境や法律など状況の変化に合わせて改良や変更を重ね、基本骨格などを変更することなく2016年まで製造されます。

ラグジュアリー路線へ急変したディフェンダー

初代の生産終了から3年のブランクを経て、2019年に発表されたディフェンダーは、短い前後のオーバーハングや一目でディフェンダーとわかるアイコニックなエクステリアデザインに。インテリアは直線基調の機能的な造形でありながら、道具感がなく上質な空間が演出されています。

日本に導入された新型ディフェンダーのドライブトレインは、2.0リッター直列4気筒ターボエンジンの「P300」を展開。2019年11月に開始された先行予約ではわずか4日で上限台数に到達し、その注目度の高さと人気ぶりが大きな話題となりました。

ランドローバー ディフェンダーの中古車相場

■全長×全幅×全高:5018mm×2008mm×1967mm ■エンジン:直列4気筒 1997cc ガソリンターボ ■最高出力:300PS/5500rpm ■最大トルク:40.8kg・m/1500rpm ■トランスミッション:8速AT ■駆動方式:4WD ■販売期間:2019年~ ※スペックは、2019年式 110HSE 2.0 P300

■中古車掲載台数:0台

■中古車相場:価格情報収集中

※中古車掲載台数および相場は、2020年11月7日時点のデータ

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