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さすが世界のカローラ! フィールダーは未だ6割弱の残価

MōTA / 2020年11月15日 16時0分

トヨタ カローラ フィールダー 2015年マイナーチェンジモデル

あの時、超流行ったクルマって今一体いくらの値打ちがあるんだろう? なんてオーナーじゃなくとも気になるモノ。この企画はテレビでよくある“あの人は今”のクルマ版的な感じで昔流行ったクルマの“今”(買取相場)をお届け。今回は未だ現役のトヨタ カローラフィールダー。 >>

トヨタ カローラ フィールダー 2015年マイナーチェンジモデル

フィールダー併売でワゴン市場を席巻

カローラといえば、誕生以来5ナンバーをキープするなど日本の道路事情のみならず、住宅事情などに即した絶妙なサイズも人気の理由のひとつであった。

カローラスポーツから始まった新世代カローラは全車3ナンバーに

だが、2018年に登場したカローラスポーツや翌年に投入されたカローラ/ツーリングなど、新世代モデルは軒並み3ナンバーに。

まだまだ日本には5ナンバー信仰が強いために、販売現場では不満の声も多かったという。それもあって未だに旧世代のカローラフィールダーをラインアップしているのだ。現役時代から考えるとグレード構成は絞られたものの、やはり根強いファンがいるのだとか。

と、簡単にカローラのワゴンモデルが置かれている状況を簡単に買いてみたが、未だ現役のカローラフィールダーの下取り相場はいかほどのものなのか。カローラフィールダーは2012年〜とかなりご長寿モデルであるため、今回は2015年のビッグマイチェン以降のモデルを中心に見ていきたい。

さすがカローラ軒並み50%強!

よりリアルな情報をお伝えすべく、走行距離3〜5万キロの個体にフォーカスする。

現在、カローラツーリングはダブルバイビーなるエアログレードが人気を集めているが、じつはフィールダー時代もそれは同じ。

WxB(ダブルバイビー)は専用バンパーにホイールなど、ノーマルグレードとはひと味違う見た目が特徴であった。写真はRDパーツ装着車

実際、下取り相場を見てみると、もっとも高値で取引されているのはハイブリッドGダブルバイビー(2016年式)で130〜140万円で買い取られているという。ちなみに新車当時の価格が約247万円であったことから、現在も約57%の価値を維持している計算になる。

普及グレードであるハイブリッドG(2106年式)は同条件で100〜110万円で下取りされているようだ。

ハイブリッドモデルと同様にガソリン車もダブルバイビーが高値をキープしている。

走行距離4〜5万キロの1.5 Gダブルバイビー(2016年式)は、120〜130万円で取引されている。新車当時の価格が約224万円だったことを考えると、未だに約58%の価値がある計算となる。

1.5G、いわゆるフツーのグレードを同条件で見てみると、90から100万円で下取られているという。こちらも新車当時の価格が192万円であったために、現在も52%の価値をキープしている。

ガソリン・ハイブリッドどちらも50%以上の価値をキープしているのは、さすが世界のカローラといったところ。

レガシィシリーズは4代目モデルから全車3ナンバーに, スプリンターカリブは初代〜最終モデルまで5ナンバーをキープ

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レガシィやスプリンターカリブなど、かつて5ナンバーサイズのワゴンが市場を席巻していたが、未だ生き残っているのはカローラフィールダーとシャトル程度だ。それだけに、もうしばらくカローラフィールダーには頑張ってもらいたい!

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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