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【2025年】国産SUVおすすめ人気ランキングTOP15! 失敗しない選び方も紹介

MōTA / 2025年1月27日 14時0分

SUV おすすめ

SUVは街乗りからアウトドアまで幅広く活躍する人気車種です。 この記事では、最新おすすめSUVランキングTOP15を紹介。SUVの種類や目的、シーン別の選び方、メリット・デメリット、購入時の注意点やよくある質問も含め、徹底解説します。

SUV おすすめ

SUVのおすすめ人気ランキングTOP15

2025年1月現在、多彩なSUVモデルが揃い、運転しやすいコンパクトタイプから本格オフロード性能を備えた大型モデルまで、幅広いニーズに対応しています。

ここでは2024年の登録台数データをもとに、人気車種をランキング形式でご紹介します。

※当ランキングは乗用車ブランド通称名別順位(2024年1月〜12月)の集計データに基づいています。

【第1位】トヨタ カローラクロス

トヨタ カローラクロス

トヨタ カローラクロスは、広いラゲッジスペースと多彩なシートアレンジが特徴的です。後席を倒せば、自転車やスノーボードのような長い荷物も積むことが可能で、使い勝手の良さが際立っています。

カローラクロスのパワーユニットには、ガソリンとハイブリッドの2種類が用意されます。ハイブリッド車には、刷新された1.8Lハイブリッドシステムが採用され、低燃費と高出力を両立。シームレスな加速や発進時の滑らかな乗り心地も魅力です。

さらに、全車に安全運転支援システム「トヨタセーフティセンス」が標準装備されています。

ミリ波レーダーと単眼カメラで前方車両や歩行者、昼間の自転車を検出する「プリクラッシュセーフティ」や、道路標識を認識して知らせる「ロードサインアシスト」など、先進の予防安全技術で安心のドライブをサポートします。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4490×1825×1620mm

WLTCモード燃費

16.6~26.4km/L

乗車人数

5人

【第2位】トヨタ ヤリスクロス

トヨタ ヤリスクロス

トヨタ ヤリスクロスは、コンパクトカーのヤリスをベースに、「走る楽しさ」と「クラスを超えた質感」を継承しながら、コンパクトSUVとして新たに再定義されたモデルです。

パワーユニットには、3気筒1.5Lエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせたモデルと、1.5Lのガソリンエンジンを採用したモデルがラインナップされています。

また、四輪駆動(4WD)車には電動4WDシステム「E-Four」を搭載しており、雪道や悪路でも高い安定性を発揮します。

さらに、高度駐車支援システム「アドバンストパーク」を採用。最新の「トヨタセーフティセンス」も搭載され、交差点での出合い頭の事故防止に対応するなど、安全性能が充実しています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4180〜4200×1765×1580〜1590mm

WLTCモード燃費

17.1~30.8km/L

乗車人数

5人

【第3位】ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼルは、洗練されたデザインと高い実用性を兼ね備え、特にハイブリッドモデル「e:HEV」は、力強い走行性能と優れた燃費を両立しています。

主な特徴として、車高が高く視界が広いため、狭い道でも扱いやすい点が挙げられます。

ホンダ ヴェゼルのシートアレンジ

さらに、広い荷室に加え、後席の座面を跳ね上げて荷物を床に積める機構がユニークで便利です。

ハイブリッドには前輪駆動(FF)と4WDの選択肢があり、ガソリンエンジンは4WDのみの設定です。安全運転支援システム「ホンダセンシング」は全車に標準装備されています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4340×1790×1580〜1590mm

WLTCモード燃費

15.0~26.0km/L

乗車人数

5人

【第4位】トヨタ ハリアー

トヨタ ハリアー

トヨタ ハリアーは、高級感あふれるデザインと洗練された走行性能、快適な乗り心地が特徴ですが、比較的手頃な価格で購入できる点も大きな魅力です。

主な特徴として、流麗でスタイリッシュなクーペフォルムの外観と、馬の鞍をイメージした個性的なセンターコンソールが挙げられます。

また、室内には調光ガラスを用いた電動シェード付パノラマルーフが採用され、上質で心地よい空間を提供しています。

パワーユニットはガソリン、ハイブリッド、プラグインハイブリッド(PHEV)の3タイプから選べ、PHEVは電動4WDシステム「E-Four」のみの設定です。

さらに、新世代のコネクテッドデバイスや「トヨタセーフティセンス」が標準装備され、事故時の緊急通報システムも備えています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4740×1855×1660mm

WLTCモード燃費

14.7~22.3km/L

乗車人数

5人

【第5位】トヨタ ライズ

トヨタ ライズ

トヨタ ライズは、トヨタとダイハツが共同開発した新時代のコンパクトSUVです。

主な特徴として、コンパクトなボディながらも、ゆとりのある荷室と可動式デッキボードを備えており、使い勝手が良い点が挙げられます。

兄弟車のダイハツ ロッキーと同じく、コンパクトカー向けのハイブリッドシステム「e-SMARTハイブリッド」が搭載されており、特に低速から中速域で強力なモーター性能を発揮するため、街乗りに最適です。

また、アクセル操作のみで加減速ができる「スマートペダル」が採用されています。

さらに、全車に安全運転支援システム「スマートアシスト」が標準装備され、渋滞時でも快適にドライブできる全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールが搭載されています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3995×1695×1620mm

WLTCモード燃費

17.4~28.0km/L

乗車人数

5人

【第6位】トヨタ クラウンスポーツ

トヨタ クラウンスポーツ

トヨタ クラウンスポーツは、伝統あるクラウンブランドを革新し、SUVとして力強い走行性能と高い燃費性能を両立させた意欲的な車種です。

全長4720mm、全幅1880mmと堂々たるサイズ感を持ちながら、流れるようなルーフラインが美しいクーペのようなスタイリングを実現しています。

パワーユニットには2.5Lガソリンエンジンとハイブリッドシステムが組み合わせたモデルと、PHEVの2種類が用意されます。PHEVは、満充電状態で最大90kmまでEV走行が可能です。

また、全グレードに電動4WDシステム「E-Four」が搭載され、トルクの利いた走行性能を実現しています。

さらに、安全運転支援システム「トヨタセーフティセンス」を標準装備し、高速道路や自動車専用道路での運転をサポートするアドバンストドライブ機能が、渋滞時の運転負荷を軽減してくれます。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4720×1880×1565〜1570mm

WLTCモード燃費

20.3~21.3km/L

乗車人数

5人

【第7位】ホンダ ZR-V

ホンダ ZR-V

ホンダ ZR-Vは、都市部での使い勝手とアウトドアでの走行性能を兼ね備えたSUVです。

ZR-Vは、力強い佇まいとシャープなフロントフェイスを持つ都会的でモダンなデザインが特徴で、コンパクトながらもワイド感のあるボディラインが魅力です。

新開発の2.0Lハイブリッドエンジンは、2モーターハイブリッドシステムとの組み合わせにより、滑らかな走り出しとパワフルな加速が実現されています。

また、1.5Lガソリンターボエンジンも搭載されており、高速走行やコーナリング時に加速レスポンスとエンジンサウンドの一体感が楽しめます。

さらに、全車に「ホンダセンシング」を標準装備しており、衝突被害軽減ブレーキや運転支援機能が安全性を高めています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4570×1840×1620mm

WLTCモード燃費

13.9~22.1km/L

乗車人数

5人

【第8位】トヨタ ランドクルーザー250

トヨタ ランドクルーザー250

トヨタ ランドクルーザーの中核モデルである「ランドクルーザー250」は、本格オフローダーとして世界的に評価される車です。

開発コンセプトは「質実剛健を追求し、ユーザーの生活と実用を支える信頼される車」で、原点回帰をキーワードに設計されました。

ランドクルーザー250は、悪路走破性を基本としながらも、電動パワーステアリングが採用されることで、オンロードとオフロードの両方での扱いやすさを実現しています。

パワーユニットには、2.8Lディーゼル直噴ターボ+8速ATと、2.7Lガソリンエンジン+6速ATの2種類を設定。駆動方式はいずれも悪路走破性の限界性能を高める「トルクセンシティブLSD」を備えたフルタイム4WDです。

また、「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備し、高速道路でのアドバンストドライブ(渋滞時支援)により運転負荷を軽減するなど、安全性と快適性も兼ね備えています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4925mm×1940〜1980mm×1925〜1935mm

WLTCモード燃費

7.5〜11.0km/L

乗車人数

5〜7人

【第9位】日産 エクストレイル

日産 エクストレイル

日産エクストレイルは、2列シートだけでなく3列シート仕様も選べるため、大人数での移動が多いファミリーにも適したSUVです。

なかでも特徴的なのは、エクストリーマーXグレード専用の装備です。シートに防水素材が採用されているため、濡れた服や汚れた荷物でも気軽に利用できる実用性の高さが魅力です。

また、電動パワートレイン用の4WDシステム「e-4ORCE」を搭載し、前後のモーターによる緻密で迅速な制御が可能です。

さらに、高速道路や渋滞時にアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動制御する「プロパイロット」を搭載し、長距離運転時のドライバーの負担を大幅に軽減する点も魅力です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4660〜4665×1840×1720mm

WLTCモード燃費

18.3~19.7km/L

乗車人数

5〜7人

【第10位】トヨタ RAV4

トヨタ RAV4

トヨタ RAV4は、スタイリッシュでアクティブなデザインが特徴で、街乗りからアウトドアまで幅広い用途に対応できるSUVとして人気があります。

主な特徴として、FF仕様もありますが、「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を含む複数の4WDシステムが設定され、操縦性や走破性、燃費を高次元で両立しています。

パワーユニットは、2.0Lガソリンエンジンと2.5Lハイブリッドの2種類が用意され、選択肢が豊富です。

また、トヨタの先進予防安全技術「トヨタセーフティセンス」や、車載通信機によるコネクティッドサービスが全車に標準装備され、安全性と利便性を兼ね備えています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4600〜4610×1855〜1865×1685〜1695mm

WLTCモード燃費

15.2~22.2km/L

乗車人数

5人

【第11位】ホンダ WR-V

ホンダ WR-V

ホンダWR-Vは、広い頭上空間や使いやすい荷室を備えた実用性の高いエントリーSUVで、価格も200万円台前半からと比較的手ごろなため、初めてSUVを購入する方に最適なモデルです。

主な特徴として、最低地上高195mmと高めのアイポイントにより視界が広く、運転しやすい設計になっています。

1.5LガソリンエンジンとCVTの組み合わせにより滑らかな走行が可能です。

また、全車に標準装備された「ホンダセンシング」により、安全性と運転支援機能が充実しています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4325×1790×1650mm

WLTCモード燃費

16.2~16.4km/L

乗車人数

5人

【第12位】スズキ ジムニーシエラ

スズキ ジムニーシエラ

スズキ ジムニーシエラは、軽オフロード車のジムニーをベースに1.5Lガソリンエンジンを搭載し、走行性能を向上させたモデルです。軽自動車を超える排気量により長距離走行での快適性が向上しています。

また、ジムニー譲りの優れた悪路走破性能を持ち、高い地上高と四輪駆動によって急勾配や悪路も難なく走破可能です。

さらに、安全運転支援システム「スズキ セーフティ サポート」を全車に標準装備し、安全性能も充実しています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3550×1645×1730mm

WLTCモード燃費

14.3~15.4km/L

乗車人数

4人

【第13位】スバル フォレスター

スバル フォレスター

スバル フォレスターは、広々とした室内空間と使いやすい荷室を備え、アウトドア派のユーザーから高い支持を得ているSUVです。

主な特徴として、車体サイズを活かして後席にゆとりを持たせ、快適な乗り心地を実現しています。全席にシートヒーターが標準装備されており、寒い季節のドライブでも快適です。

パワーユニットは、1.8Lガソリンターボエンジンと、2.0Lエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e-BOXER」の2種類が用意されています。

また、安全性能では、スバルの新世代「アイサイト」が搭載され、衝突被害軽減ブレーキ「プリクラッシュブレーキ」に加え、緊急時プリクラッシュステアリングが標準装備されています。

このシステムにより、回避スペースへのステアリング操作をアシストすることで、さらに安全性が向上しています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4640×1815×1715〜1730mm

WLTCモード燃費

13.6~14.0km/L

乗車人数

5人

【第14位】レクサス LBX

レクサス LBX

レクサス LBXは、コンパクトながらもプレミアムな質感と先進技術を兼ね備えた、レクサス初の小型クロスオーバーSUVです。

主な特徴としては、全長4190mm、全幅1825mmのコンパクトサイズでありながら、レクサスらしい洗練されたデザインが施されていることでしょう。フロントには特徴的なスピンドルグリルを採用し、都会的でモダンな印象を与えます。

パワーユニットには、1.5Lエンジンと電動モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。燃費性能を向上させつつも、滑らかな加速と静粛性を実現しています。

また、全グレードに電動4WDシステム「E-Four」も設定され、安定した走行性能を発揮します。

安全性能では、最新の「レクサスセーフティシステム+」が標準装備されており、衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなど、先進的な運転支援技術を提供します。

さらに、内装には上質な素材を使用し、快適な乗り心地を追求。12.3インチのデジタルメーターや9.8インチディスプレイオーディオなど、先進的な装備も充実しています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4190×1825×1545mm

WLTCモード燃費

26.2~28.0km/L

乗車人数

5人

【第15位】マツダ CX-5

マツダ CX-5

マツダ CX-5は、高級感のある素材使いや、人間を中心に据えた設計・デザインが特徴のSUVです。

主な特徴として、人間工学に基づいて開発された体幹をしっかり支えるシートや、運転中の集中を助けるために計器類や操作機器を左右対称に配置する工夫が挙げられます。

また、パワーユニットには、2.0Lと2.5Lのガソリンモデル、さらに2.2Lのディーゼルモデルがラインアップされています。

安全性能も充実しており、マツダの先進安全技術パッケージ「アイアクティブセンス」が全車に標準搭載されています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4575×1845×1690mm

WLTCモード燃費

13.0~17.4km/L

乗車人数

5人

SUVの種類とサイズ

近年、SUVの人気が高まり、さまざまなタイプが登場しています。

大きく分けると、以下の2種類です。

SUVの種類

  • クロスオーバーSUV
  • クロスカントリーSUV
  • さらにサイズによっても以下4つのカテゴリーに分かれます。

    SUVのサイズカテゴリ

  • 軽SUV
  • コンパクトSUV
  • ミドルSUV
  • ラージSUV
  • オーナーの用途や優先するポイントに応じて、最適なSUVを選ぶことが重要です。

    まずは種類から解説します。

    【種類】クロスオーバーSUVとクロスカントリーSUVの違い

    クロスオーバーSUVは、乗用車をベースに開発された都市型のSUVです。

    主に2WD車が多いものの、一部には4WDモデルも用意されています。

    トヨタ ヤリスクロス

    このタイプには、トヨタ ヤリスクロスやトヨタ ライズといった街乗りに適した車種が含まれ、モノコックボディの採用によって優れた乗り心地と取り回しのしやすさを実現しています。

    さらに、燃費性能が高い点も特徴です。

    一方、クロスカントリーSUVは、本格的なオフロード走行を想定して作られたモデルです。

    トヨタ ランドクルーザー250

    トヨタ ランドクルーザーやスズキ ジムニーシエラが代表例で、頑丈なラダーフレーム構造と強力な4WDシステムが採用され、悪路での走破性が大きな魅力です。

    アウトドアや悪路での走行を楽しみたい人に最適な選択肢といえます。

    【サイズ】軽SUV/コンパクトSUV/ミドルSUV/ラージSUV

    SUVは全長や車両重量によって4つのサイズに分類され、それぞれ用途や特徴が異なります。

    カテゴリ サイズ(全長) 代表車種
    軽SUV

    3.4m以下

    ハスラー/ジムニー/タフト

    コンパクトSUV

    4.4m前後

    ライズ/カローラクロス/ヤリスクロス/ヴェゼル/WR-V/ジムニーシエラ

    ミドルSUV

    4.4~4.8m程度

    RAV4/ハリアー/クラウンスポーツ/エクストレイル/ZR-V/フォレスター/CX-5

    ラージSUV

    4.8m以上

    ランドクルーザー250

    軽SUVは、軽自動車規格に適合したサイズで街中での取り回しが良く、税金面でも優れています。

    スズキ ジムニー

    ただし、スズキ ジムニーのような本格派モデルを除き、悪路走行性は限定的です。

    コンパクトSUVは日常使いに適しており、実用性や使いやすさを重視したい人におすすめです。

    ミドルSUVは、ゆとりある室内空間を備え、家族での利用に最適です。多くの車種がこのカテゴリーに属します。

    ラージSUVは、3列シートや大容量の荷室を備え、アウトドアや本格的なオフロード走行のニーズに応えます。ゆったりとした車内空間で快適なドライブを楽しめます。

    最新SUVのトレンドは?

    2025年現在のSUV市場では、「電動化」と「コネクテッド化」が大きなトレンドとなっています。

    プラグインハイブリッドの充電イメージ(トヨタ RAV4)

    かつて燃費が悪いとされていたSUVですが、ハイブリッドやプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの普及により、燃費性能が大幅に向上し、25km/Lを超える車種も登場しています。

    また、運転支援システムが進化し、高速道路での運転支援や自動駐車機能などの高度な安全技術が標準装備化されています。

    トヨタ クラウンスポーツ

    デザイン面では、クーペスタイルを取り入れたモデルが増え、トヨタ クラウンスポーツのような新たなカテゴリーも生まれています。

    さらに、コネクテッド技術の発展により、スマートフォンと連携した大型タッチパネルの搭載車種が増加。これにより、車内環境の快適性や利便性が一層向上しています。

    SUVを選ぶメリット・デメリット

    ここからはSUVを選ぶメリット・デメリットについて解説していきます。

    主なメリット・デメリットは以下の通りです。

    SUVを選ぶメリット SUVを選ぶデメリット

    車高が高い分視界が広く運転しやすい

    車高が高い分燃費や運転性能が落ちる(ハイブリッド車以外)

    天井が高く頭上空間に余裕がある

    重心が高く、コーナリング時に横揺れを感じやすい

    後席の乗り降りがしやすい

    狭い道や立体駐車場などの取り回しが難しい

    開口部の広い荷室で荷物の積み下ろしがしやすい

    車両価格や維持費が高め

    縁石や段差の乗り越えが容易

    修理費用が高額になることがある

    それぞれ解説します。

    SUVを選ぶメリット

    トヨタ ライズのインパネ

    SUVの最大の魅力は、車高が高いため広い視界が確保でき、運転しやすい点です。

    特に運転席からの視界が良好で、周囲の状況を把握しやすいことから、運転に自信がない人でも安心して操作できます。

    さらに、SUVはセダンと比べて天井が高く、頭上空間に余裕があるため、長距離ドライブでも疲れにくいのが特徴です。

    また、ドアが大きいため後席の乗り降りがしやすく、チャイルドシートの着脱も簡単で、家族での利用にも適しています(ジムニーシエラなどの3ドアモデルは除きます)。

    ホンダ WR-Vの荷室

    荷室が広く、開口部も大きいため、大きな荷物の積み下ろしがスムーズ。

    シートをアレンジすることで、キャンプ道具やアウトドア用品など、さまざまな荷物に対応できます。

    トヨタ ヤリスクロスの走破イメージ

    さらに、最低地上高が高いため、縁石や段差を簡単に乗り越えられるのもSUVならではのメリットです。

    特に4WDや電動AWDシステムを搭載したモデルは、雪道や悪路でも安定した走行が可能で、アウトドアや厳しい環境での使用にも最適です。

    SUVを選ぶデメリット

    SUVには魅力が多い一方、デメリットもいくつかあります。

    まず、セダンなどに比べて燃費や運転性能が劣りがちな点です。

    車高が高いことで空気抵抗が大きく、車両重量が重いため、同じエンジンサイズでも燃費が悪くなる傾向があります。

    ただし、最近はハイブリッドシステムの搭載により燃費性能が大幅に向上しているモデルも多く、燃費を重視する人にはハイブリッド仕様の選択がおすすめです。

    また、車体が大きく重心が高いため、高速道路でのコーナリングや急な車線変更時に横揺れを感じやすいことがあります。

    これに加え、狭い道や立体駐車場では取り回しに苦労する場合があるため、慣れるまで注意が必要です。

    価格面では、SUVは同クラスの他の車種と比べて車両価格が高めに設定されていることが多いです。

    さらに、タイヤなどの消耗品が大型化しているため、維持費や修理費用も高くなりがちです。これらの点を考慮し、予算や用途に合ったSUVを選ぶことが大切です。

    SUVの選び方|目的・シーン別で徹底紹介

    ここからはSUVの選び方を以下の目的・シーン別に紹介します。

    SUVの選び方(目的・シーン別)

  • 街乗りメインの方向け
  • レジャー・アウトドアメインの方向け
  • 5人以上の家族と一緒に乗る方向け
  • 燃費や運転性能を重視したい方向け
  • デザイン・好みで選びたい方向け
  • 街乗りメインの方はクロスオーバーSUV(軽/コンパクトサイズ)

    トヨタ ヤリスクロス

    日常的な街乗りを重視する方には、クロスオーバーSUVが最適です。

    特に軽SUVやコンパクトSUVは、デザイン性と操作性に優れ、小回りが利くため、通勤や買い物といった日常シーンで扱いやすいのが特徴です。また、駐車がしやすい点も魅力です。

    燃費性能が高いのもポイントで、ハイブリッドモデルを選べば実際の走行で20km/L以上の燃費が期待できます。

    さらに、2WDモデルなら購入価格が200万円前後と手ごろで、コストパフォーマンスも抜群です。街乗りを快適に楽しみたい方にぴったりの選択肢です。

    レジャー・アウトドアメインの方はクロスカントリーSUV(ミドル/ラージサイズ)

    休日にキャンプや釣り、スキーなどのアウトドアを楽しむ方には、クロスカントリーSUVがおすすめです。本格的な4WDシステムを備え、大容量の荷室と悪路や雪道での安定性が強みです。

    最近のモデルはオフロード性能に加え、街乗りでの快適性も両立しているため、日常使いにも対応します。

    スバル フォレスター

    具体的には、トヨタ RAV4やスバル フォレスターといったミドルサイズのSUVがおすすめです。

    トヨタ ランドクルーザー250

    さらに、アウトドア性能をより重視する場合は、トヨタ ランドクルーザー250などのラージサイズSUVも良い選択肢です。

    5人以上の家族は3列シートSUV

    三菱 アウトランダーPHEV, マツダ CX-80

    三菱 アウトランダーPHEV, マツダ CX-80

    5人以上の家族や子どもの送り迎えが多い方には、3列シートSUVが理想的です。

    ミドルサイズSUVでは、日産 エクストレイル、三菱 アウトランダーPHEV、マツダ CX-80などの車種が人気です。

    トヨタ ランドクルーザー300

    一方、ラージサイズSUVではトヨタ ランドクルーザー250やランドクルーザー300が選択肢に入ります。

    これらの車両はミニバンに代わるファミリーカーとしても活躍し、大人数でも快適に移動できます。ミニバンしか選択肢がないと思われていた大家族でも、SUVならではのデザインと走行性能を楽しめるでしょう。

    燃費性能や安全性能も重視する選び方

    燃費性能や安全性能を優先したい場合、最新のハイブリッドシステムを搭載した車種が最適です。

    トヨタ カローラクロス, ホンダ ヴェゼル

    トヨタ カローラクロス, ホンダ ヴェゼル

    たとえば、トヨタ ヤリスクロス、トヨタ カローラクロス、ホンダ ヴェゼルなどは、高い燃費性能を実現しており、ランニングコストを抑えたい方に向いています。

    また、安全性を重視する場合は、トヨタの「トヨタセーフティセンス」やホンダの「ホンダセンシング」搭載車がおすすめです。

    これらのシステムは衝突回避支援や車線逸脱防止などの先進機能を備え、ドライバーや同乗者の安全をサポートしてくれます。

    デザイン・好みで選ぶのも王道

    最終的に、SUVをデザインや好みで選ぶのも一つの楽しみ方です。

    近年のSUVは、力強いタフなデザインから、洗練されたクーペライクなスタイルまで多彩なバリエーションがあります。

    マツダ CX-5, レクサス NX

    マツダ CX-5, レクサス NX

    たとえば、洗練されたデザインと高級感で人気のマツダ CX-5やレクサス NX、トヨタ クラウンスポーツなどが注目されています。「乗りたい」と思える車を選ぶことで、カーライフがより充実するでしょう。

    ただし、デザインだけで選んでしまうと、用途や実用性に合わない場合があります。購入前には実際に試乗して、実用面もしっかり確認することをおすすめします。

    SUVを選ぶ時の注意点

    魅力的な車種が多いSUVを購入する際に、特に注意しておきたいポイントは以下の2つです。

    SUVを選ぶ時の注意点

  • 中古車購入時は事故歴・修復歴に注意する
  • 維持費や燃費を考慮に入れる
  • それぞれ解説します。

    中古車購入時は事故歴・修復歴に注意する

    SUVは人気が高く、新車価格も高めなため、中古車で購入を検討する方も多いでしょう。しかし、中古車を選ぶ際には、価格だけでなく、事故歴や修復歴に注意が必要です。

    事故歴・修復歴とは、過去に事故によってフレームや主要構造に損傷があり、それを修復した履歴のことです。この情報は販売時に告知が義務付けられていますが、安さだけを理由に慎重に確認せず購入すると、思わぬトラブルにつながる可能性があります。

    事故歴や修復歴のある車は走行性能や安全性に問題が生じる可能性があるため、購入を避けるのが無難です。中古車選びでは、販売店の説明をしっかり聞き、納得して購入することが大切です。

    維持費や燃費を考慮に入れる

    SUVを選ぶ際には、購入価格だけでなく、維持費も含めた総合的なコストを考えることが重要です。SUVはその大きさや車高の高さから、ハイブリッド車でない場合、セダンなどに比べて燃費が悪い傾向があります。

    さらに、SUVに多く採用される大径タイヤは交換費用が高くなりがちです。また、SUVは装備や性能が充実している分、修理費用も高くなる傾向にあります。

    その他にも、車検費用や保険料などの維持費を含めた予算計画を立てておくと、購入後の負担を軽減できます。長く快適にSUVを楽しむためには、トータルコストをしっかり考慮して選ぶことが大切です。

    SUVに関するよくある質問

    SUVを選ぶ際に多く寄せられる質問と、それに対する回答を以下にまとめました。

    外車でおすすめのSUVはありますか?

    外車SUVには魅力的なモデルが多数あります。

    BMW X1, BMW X3

    BMW X1, BMW X3

    たとえば、BMW X1やX3は洗練されたデザインと走行性能で人気があります。

    ポルシェ カイエン, ランドローバー ディフェンダー

    ポルシェ カイエン, ランドローバー ディフェンダー

    また、ポルシェ カイエンは高級感とスポーツ性能を兼ね備え、ランドローバー ディフェンダーはオフロード性能が非常に高く、アウトドア愛好家におすすめです。

    外車SUVを購入する際には、購入後のアフターフォローやメンテナンスのしやすさを考慮すると、正規ディーラーでの購入がおすすめです。正規ディーラーであれば、保証や点検の対応も安心です。

    釣りにおすすめのSUVはありますか?

    トヨタ RAV4

    釣りに適したSUVを探しているなら、トヨタ RAV4やスバル フォレスターといった本格的な4WDモデルが最適です。これらの車種は砂浜や未舗装路でも安定した走行が可能で、アウトドアでの使用にぴったりです。

    ロッドホルダー

    さらに、釣り用にカスタマイズするのもおすすめです。

    防水加工された荷室マットを取り付ければ、濡れた釣り道具を気兼ねなく積むことができます。

    また、車内にロッドホルダーを装備すれば、釣竿の収納もスムーズです。

    仮眠や着替えが必要な場合には、プライバシーガラスやサンシェードを追加することで、さらに快適な釣り車に仕上げられるでしょう。

    SUVは駐車が難しいって本当?

    SUVは車体が大きく車高が高いため、駐車に不安を感じる方も多いですが、最近のSUVには便利な支援機能が充実しています。

    バックカメラ

    たとえば、バックカメラや衝突防止センサー機能などの装備がある車では、駐車時に障害物を認識し、警告を出してくれるため安心です。

    また、駐車支援システムを搭載した車を選べば、自動でハンドル操作を行ってくれる機能も利用できます。

    コンパクトSUVを選べば、一般的な乗用車とほとんど変わらない感覚で駐車できるため、初心者にもおすすめです。

    一方、ミドルやラージSUVを選ぶ場合は、立体駐車場の高さ制限や駐車スペースの幅に注意が必要です。駐車が難しいと感じる場合には、支援機能が充実したモデルを選ぶと良いでしょう。

    まとめ

    SUVは視界の広さやスタイリッシュなデザイン、実用性の高い室内空間、多用途性が魅力で、多くのドライバーに支持されています。

    近年ではハイブリッドシステムや高度な安全性能を備えたモデルも増え、弱点だった燃費や安全性も大幅に向上しました。用途や好みに合わせて最適なSUVを選び、快適で充実したカーライフを楽しみましょう。

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