1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

新型ミライの音に注目! クルマ好きを唸らせる遊び心満点の機能とは!?

MōTA / 2020年11月23日 11時30分

トヨタ 新型ミライ(MIRAI)

これまでハイブリッドカーや電気自動車などの国産エコカーは、静かでクリーンというイメージで、どこかマジメという印象である。ところが、世界に目を移すとテスラには座ると音がなるブーブークッションモードや、ジャガー Iペイスには音による演出など遊び心を取り入れたクルマも増えてきている。ここにきて国産勢も新たな価値を付けつつあり、新型ミライにはクルマ好きを唸らせる機能を搭載しているというが果たして……。 >>

トヨタ 新型ミライ

国産エコカーはスピード感を煽る音は皆無

プリウスに代表されるトヨタのハイブリッドカー、さらにホンダのe:hevや日産のe-POWERなどの電動車は歩行者保護のために自車の存在を伝える音を出力する

クルマ、とくにガソリン車などの内燃機関を持つモデルは、エンジン音や排気音が走る楽しさの演出にひと役買うこともしばしば。ところが、ハイブリッドカーやEV(電気自動車)などのいわゆる次世代カーはモーター駆動ということもあり、小気味いいエンジンサウンドを楽しむなんてことはそれほど期待できないクルマが多いのご存知の通り。

現行プリウスから採用されている新世代プラットフォームTNGAにより、格段に走りが良くなってトヨタ。それだけに新たな価値が欲しいところ

プリウスなどトヨタのTHS2(トヨタハイブリッドシステム)搭載車を例にとると、あまりに静かすぎるためにあえて走行音を鳴らすモードはあるものの、“走っていて気持ちいい”という類のモノではなく、あくまで歩行者など周りに自車の存在を伝えるためという装備である。

長々と書いてしまったが、とくに国産勢に限っては、気持ちのいいサウンドというのは皆無といっても過言ではないほどなのだ。

新型ミライは音もスゴい! 音で加速感を演出

多少わざとらしい音ではあるのだが、スピードが上がるにつれ、音で加速感が味わえるのは嬉しいポイント

ところが、だ。昨今の次世代カーに至っては様子がかなり異なる。先日発売されたトヨタ 新型ミライには、アクティブ・サウンド・コントロールなる機能を装備している。

コレはアクセル操作に応じたサウンドを専用スピーカーからエンジン音のような音を出力するというモノで、これがまた走りの演出をしてくれるのだ。先代モデルはほぼ無音といってもいいほどで、ミライだけに“未来のクルマに乗っている”という新感覚ではあったのだが……。

なぜ、こんな機能を搭載したかといえば、新型ミライは先代モデルに比べてかなり走りに振ったクルマだ。もっというと、無音での加速は違和感があり、中には酔ってしまう人もいたという。そう、トヨタ自身ミライを水素自動車として捉えるのではなく、あくまでフツーのクルマとして考えている表れでもあるのだ。

“電動車ならでは”の遊び心に期待

ジャガー Iペイスにもモーター音の演出が備わる。音の完成度だけで比べるとジャガーの方が自然かつレーシーなイメージだ

そして多くの国産車の場合、あえて音を作り出す次世代車は、自車の存在を歩行者にアピールするというモノがほとんどである。だが、輸入車に目を移すとジャガー Iペイスもモーター音で加速感を演出する「アクティブ・サウンド・デザイン」なる機能を搭載しており、これまた既存のEVなどでは味わえない心地よい加速感を耳で味わうことができるのだ。

いずれにしても、まだまだ水素自動車や電気自動車に対するイメージはさまざまで、インフラ問題などまだまだ解決しきれていない問題も山積だ。だが、今回の耳で味わう加速感などの内燃機関車とは異なる楽しみ方も見えてきた。それだけに、“ならではの機能”に期待したいところだ。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください