コンパクトハッチとSUV、どっちが買い!? 期待の最新フレンチ兄弟、プジョー 新型208と新型2008を比べてみた!
MōTA / 2020年12月9日 16時25分
2020年12月7日(月)に発表された日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)で、プジョーブランド初となるインポート・カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたコンパクトカー「プジョー 208」。この208にはコンパクトSUVの兄弟車「2008」がある。どちらも価格は200万円台からと、輸入車としては手ごろなプライスだ。話題のフレンチモデル2台を試乗し徹底比較する!
期待のコンパクトスポーツとコンパクトSUVが日本上陸
一方、この秋に日本市場へ導入された新型プジョー2008は、新型208と同様にPSAの新世代コンパクトカー用プラットフォーム「CMP(コモン・モジュラー・プラットフォーム)」を採用したコンパクトSUV。こちらもアグレッシブなデザインに仕立てられており、世界的に盛り上がっているコンパクトSUV人気の中、大きな成功が期待されているモデルである。
どちらもピュアEVのe-208とe-2008も用意されているが、今回はコンベンショナルなガソリン車同士でその実力やキャラクターの違いを比べてみた。
スポーティな走りを存分に楽しめる仕様の新型208
サイズ的にはVW ポロとちょうど同じくらい
新型208は、全長4095mm、全幅1745mm、全高1445mm(GT Lineは1465mm)のBセグメント・ハッチバック。先代と比較すると80mm長く、5mm幅広く、30mmルーフが低くなっている。ホイールベースは2540mmで、先代とほぼ同じだ。サイズ的にはVW ポロとちょうど同じくらいである。
抜群にスポーティな走り
0~100km/h加速は10.8秒(本国データ)なので、絶対的な速さは特筆するほどではないが、走りは抜群にスポーティだ。今回のテスト車である上級グレードの208 GT Lineは、205/45R17のミシュラン・プライマシー4を履き、フロントがマクファーソンストラット式、リアはトーションビーム式の足回りは、それなりに引き締まっていて、ダイレクト感のある俊敏なハンドリングが楽しめるのだ。ドライビングポジションはスポーティカーらしい低い姿勢で、スポーツモードを選んでシフトパドルによるマニュアル変速を駆使すれば、積極的にアクセル操作でヨーをコントロールするような走りも可能だ。
快適性を重視なら中間グレードがおすすめ
乗り心地はフラットで静粛性も悪くないが、路面からの強い入力には、そこそこ角のある突き上げを感じる事がある。より快適性を重視するなら、スプリングやダンパーのセッティングは同じだが、16インチタイヤを装着した中間グレードのアリュールを選んだ方が良いだろう。
新型2008、ライバルはVW T-Cross
新型208より高スペックな1.2リッターターボ
サスペンション形式は新型208と同じく、フロントがマクファーソンストラット式でリアはトーションビーム式。テスト車の2008 GT Lineは、215/60R17のミシュラン・プライマシー4を装着。新型208とは扁平率が異なっている。
プジョーならではの「ネコ足」感
快適性もなかなかのもの。ホイールベースが長い事もあって、足回りがソフトでもフラット感は高く、フランス車らしいしっとりとした乗り心地が味わえる。静粛性も十分に高く、長距離ドライブでも疲労感は少ないだろう。
スポーティな走りなら新型208、快適性・実用面では新型2008
208と2008、本当に買いなのはどっちだ!?
[筆者:竹花 寿実]
プジョー 新型208 GT Line 主要諸元(スペック)
ボディサイズ:全長4095mm×全幅1745mm×全高1445mm/ホイールベース:2540mm/車重:1170kg/駆動方式:FF(前輪駆動)/エンジン:1.2リッター直3 DOHC 12バルブ ターボ/最高出力:100PS(74kW)/5500rpm/最大トルク:205N・m(20.9kgf・m)/1750rpm/トランスミッション:8段AT/タイヤ:(前)205/45R17/(後)205/45R17(ミシュラン プライマシー4)/燃費消費率:17.0km/L(WLTCモード燃費)/メーカー希望小売価格:293万円(消費税込)
プジョー 新型2008 GT Line 主要諸元(スペック)
ボディサイズ:全長4305×全幅1770×全高1550mm/ホイールベース:2610mm/車重:1270kg/駆動方式:FF(前輪駆動)/エンジン:1.2リッター直3 DOHC 12バルブ ターボ/最高出力:130PS(96kW)/5500rpm/最大トルク:230N・m(23.5kgf・m)/1750rpm/トランスミッション:8段AT/タイヤ:(前)215/60R17 96H/(後)215/60R17(ミシュラン プライマシー4)/燃費消費率:17.1km/L(WLTCモード燃費)/メーカー希望小売価格:338万円(消費税込)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【2024年】新車で買える国産&外車スポーツカー16選! 選び方や注意点も解説
MōTA / 2024年7月19日 19時0分
-
1年で7万台売れた! ホンダの激売れ「シビックSUV」“走る姿がカッコいい!”と好評に!? 「ZR-V」への反響は?
くるまのニュース / 2024年7月13日 20時10分
-
ホンダ新型「RS」今秋登場! 6速MT×ターボの「“スポーティ”シビック」に反響あり! デビューに期待する声多数!
くるまのニュース / 2024年7月4日 16時10分
-
“直6”×MT設定あり! 新型「“コンパクト”クーペ」公開! 後輪駆動“継続採用”でめちゃ楽しそうな「M2」独で登場
くるまのニュース / 2024年6月25日 21時10分
-
115万円から! 日産「新型コンパクトSUV」発表! 日産“唯一”の生き残りマシン! MTあり&全長4m以下の「新GEZA」インドで登場
くるまのニュース / 2024年6月24日 13時10分
ランキング
-
1大谷翔平&真美子さんのレッドカーペット中継に… 人気アイドルが「思いっきり映ってる」と話題
Sirabee / 2024年7月18日 15時40分
-
2毎日テレビをつけっぱなしで寝る夫。年間どれだけ電気代を損している?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月18日 8時50分
-
3義母と元夫は減塩生活中!? 嫁に去られた親子の今…【お義母さん! 味が濃すぎです Vol.48】
Woman.excite / 2024年7月15日 21時0分
-
4がんや早死にのリスクを高めるだけ…和田秀樹が「女性は絶対に飲んではいけない」と話す危険な薬の名前
プレジデントオンライン / 2024年7月19日 10時15分
-
5「縁起の良い数字」のナンバープレートとは? “13種類”の人気番号ってなに? 「358」の気になる意味は?
くるまのニュース / 2024年7月19日 21時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)