縦長キドニー・グリルで迫力満点!BMW最新EVはド迫力フェイスの500馬力SUVだ
MōTA / 2020年12月18日 8時20分
BMWは2020年12月16日(水)より、2021年秋の正式発売を前に、第5世代となるeDriveテクノロジーを搭載した新型iXのオンライン受注を開始した。BMWは欧州車メーカーの中でも、コンパクトカーのi3やスーパースポーツのi8を2014年にデビューさせるなど、かなり早い段階から電気自動車を世に送り出してきた。そんな一歩先を行くBMWがリリースする、最新のiシリーズの新型iXとはいったいどんなクルマなのか?現在判明している情報をもとに、新型iXの特徴や魅力を見ていこう。
BMWの電気自動車がパワフルなSUVで登場!
BMW新型iXは、Xシリーズなどのスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)のコンセプトに、サステイナビリティ、インテリアの広さと快適性を加えた新型モデルである。BMW X5の全長および全幅、BMW X6の全高、BMW X7のホイール・サイズによるパワフルなプロポーションを兼ね備え、ラウンジのような雰囲気を演出し高級感あふれるインテリアを持つ。
最新の機能とデザインを採用した新しいXシリーズ
最高出力500ps! 航続距離最大600kmを達成
新型iXに搭載されるパワートレインは、第5世代となったBMW eDriveテクノロジーによって、最高出力370kW(500ps)以上を発生する2基の電気モーターを備え、100km/hまで5秒未満で加速する。また、エネルギー含量100kWh以上の高電圧バッテリーを搭載し、最大で600km以上(WLTP試験サイクル)もの航続距離を確保した。200kWまでのDC高速充電に対応し、バッテリー容量の10~80%まで40分で充電可能。10分の高速充電で航続距離120km分の電力を充電することもできる。
最新デバイスをデザインに取り込んだエクステリア
これまでのXシリーズと一線を画すエクステリアデザインは、キャラクター・ラインを減らし、ゆったりとした形状で構成される。 電気自動車である新型iXは、冷却用の空気をあまり必要としないため、キドニー・グリルにはエンジンルームに繋がる通気口がなく、新しいデザインのキドニー・グリルのインパクトをさらに強めた。そして、このキドニー・グリルはセンサーやカメラ、レーダーなどを組み込み、統合されたインテリジェンス・パネルの役割を果す。また、ボンネットにあるBMWのエンブレムは、ウィンドウォッシャー液を入れるための蓋になっており、テールゲートのエンブレムにはリヤビュー・カメラをビルトイン。さらにセンサーによって作動する出っ張りのないドアオープナーなど、シンプルなデザインの中にさまざまな機能部品が目立たないように組み込まれている。
未来的でラウンジのようなインテリア
完全新開発のインテリアは、センタートンネルのない広々としたフットスペースを持ち、座り心地にこだわったというヘッドレスト一体型のシートを備える。中でも目を引くのは、12.3インチのインフォメーション・ディスプレイと14.9インチのコントロール・ディスプレイ。BMWとして量産車初となる曲面ディスプレイを採用し、操作性や視認性を高めるだけでなく、未来志向の強いデザインになっている。
また、物理ボタンを極力廃したセンターコンソールには、ギア選択のための新型ロッカー・スイッチ、タッチ・コントローラーなどを配置。最新の機能を持つ未来的な要素を持ちつつ、まるでホテルのラウンジのような高級感溢れるインテリアに仕上がっている。
2021年秋の正式発売を前にオンライン予約開始
BMWでは、2021年秋に正式な発売を前に、2020年12月16日(水)よりBMWオンライン・ストアにて予約注文の受付を開始。納車開始は、2021年秋以降を予定しており、BMWオンライン・ストアでの予約特典として、予約者には、日本導入時の早い段階での納車が約束される。2020年12月時点で詳細な販売価格は不明だが、2021年秋の発売に向け、新型iXは間違いなく話題となる注目の1台だ。続報が入り次第最新情報をお伝えしていく。
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