え! プロパイロットが+44万円!? 日産 新型ノートのオプション価格判明! 欲しい装備はみなオプション!?
MōTA / 2020年12月19日 16時20分
日産の人気コンパクトカー「ノート」が2020年12月23日(水)にフルモデルチェンジを実施する。11月24日には先行して新型の概要が発表され、販売価格やスペック・装備なども明らかになった。ただしオプションの価格は12月23日の正式発売まで非公開のままだ。メーカーオプションとなる「プロパイロット」は果たしていくらなのだろうか。気になる価格を調査してみた!
新型ノート e-POWERは好みの装備を追加でセレクトし購入するスタイルだ
2020年12月19日現在、日産のホームページで新型ノートのページを覗いてみても、3つあるグレードの販売価格、「F」205万4800円、「S」202万9500円、「X」218万6800円(各FFモデル/全て消費税込)以外に、メーカーオプションの価格情報は載っていない。実は新型ノートのカタログを詳しく見てみると、装備表には思いのほか“セットオプション”の文字が多く踊っていることに気付く。スタイリッシュなLEDヘッドランプも、大型液晶のカーナビも、先進運転支援機能のプロパイロットも、組み合わせ指定のセットオプションとなっている。ユーザーの好みに応じて、追加セレクトしていく格好だ。
全ての価格を知るには、12月23日の正式発表を待たなければならないのだが、MOTA編集部ではひと足お先にメーカーオプションの価格表を極秘入手した。主なオプション価格を紹介していこう。
セットオプションの装備を改めて一挙にご紹介
プロパイロットを装備するのに必要なセットオプションは以下の通り
日産 新型ノートに、進化型の先進運転支援システム「プロパイロット」を装備するためには、ざっとこれだけのセットオプションが必要となる(表示価格は全て消費税込み)。
■インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)■インテリジェントルームミラー
■ステアリングスイッチ(アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、オーディオ、ハンズフリーフォン、プロパイロット)
■USB電源ソケット(タイプA 1個、タイプC 1個)
■ワイヤレス充電器
■NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)
■NissanConnect専用車載通信ユニット(TCU[Telematics Control Unit])
■ETC2.0ユニット
■プロパイロット(ナビリンク機能付)
■プロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付)
■SOSコール
■インテリジェント BSI (後側方衝突防止支援システム)
■BSW(後側方車両検知警報)
■RCTA(後退時車両検知警報)
新型ノートのプロパイロットはナビリンク機能付きとなるため、メーカーオプションのNissanConnectナビゲーションシステムなどとセットで装着されるという訳だ。
気になるプロパイロット等のセットオプション価格は44万2000円となる。
なお新型ノートで3グレード用意されるうち、上記装備は最上位の「X」(218万6800円)にのみ装着可能※で、上記のメーカーオプションと合計すると262万8800円だ。
※このほか価格は未発表だが、カスタムモデル「AUTECH」にも装着可能
単品価格や、そのほかのオプション価格もご紹介
新型ノートのスタイリッシュなフロントデザインには、LEDのヘッドランプは不可欠だろう。これもセットで装着出来る。■LEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム、オートレベライザー、シグネチャーLEDポジションランプ付)
■アダプティブLEDヘッドライトシステム
■LEDフォグランプ
上記LEDヘッドランプのメーカーオプション価格は9万9000円だ。
冬場の寒い季節にありがたいシートヒーターは、寒冷地仕様にすると装備出来る。セットは以下の通り。■本革巻ステアリング
■ホットプラスパッケージ(ヒーター付ドアミラー、ステアリングヒーター、前席ヒーター付シート、リアヒーターダクト)
■クリアビューパッケージ(ワイパーデアイサー、リヤLEDフォグランプ)
■高濃度不凍液
■PTC素子ヒーター
上記寒冷地仕様のメーカーオプション価格は7万3700円となる。
12月23日の新型ノート正式発表時には更なるサプライズも!?
車両総額280万円は安い? 高い!?
新型ノート Xグレード(FF)に上記のセットオプション、プロパイロットやLEDヘッドランプ、シートヒーターなどを加えていった場合、合計額は280万1500円となる。
諸費用を入れれば300万円台とそれなりの値段に跳ね上がるものの、360°セーフティアシストや9インチワイドのナビ、アラウンドビューモニター、シートヒーターなどがセットで備わるうえ、LEDヘッドランプなどで見た目の満足度も上がるのも確かだ。
e-POWER 4WDやカスタムモデルのAUTECHを見てからでも遅くない
なお日産では今後、ノート e-POWERに4WDモデルを追加することを予告している。先代モデルとは異なり後輪駆動用に50kWの高出力なリヤモーターを備え、前後トルク配分も瞬時に行われる本格的な電動4WDモデルとなる。4WD車には上記の寒冷地仕様が標準装備され、買い得感もありそうだ。ノート e-POWER 4WDの価格次第では、大本命はこちらとなるのかもしれない。
さらにプレミアムカスタムモデルのノート AUTECH(オーテック)も同様に正式発表を控えている状況。仮に300万円台の出費を想定するなら、付加価値を加えたAUTECHのほうが満足度も高いのではと考える方も多いはず。おそらく12月23日の新型ノートの正式発表で両モデルの詳細も明らかにされるだろう。全国の販売店にも、正式発売される年末年始の頃には実車展示が始まるようだ。ともあれ新型ノートの総合判定は、あともう少しだけ待ってみることをおススメする。
[レポート:MOTA編集部]
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