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デビュー半年、いまだバカ売れ中! トヨタ 新型ハリアーに乗ってわかったマルとバツ

MōTA / 2020年12月27日 18時30分

トヨタ 新型ハリアー[プロトタイプ]

結構なお値段なのに売れに売れている新型ハリアー。もちろん一番高いグレードを選べば500万円はくだらないものの、ベースグレードは300万円以下と案外お手頃なプライスなのも人気の理由である。今回は意外と安い!? ハリアーに実際に乗って感じたイイところとダメなところをご紹介。といってもハリアーはかなりいいクルマなのですが。 >>

トヨタ 新型ハリアー[プロトタイプ]

後付け感なしの純正ドラレコがイイ

通常は鏡式のルームミラー、ワンタッチでデジタルルームミラーに変身するのは他のクルマにもあるが、新型ハリアーはそれに加えてドラレコ機能も

まずはイイところから。新型ハリアーのデビューした当初から話題になっていた「前後方録画機能付デジタルインナーミラー」なる装備であるが、平たく言うとドラレコ付きのルームミラーだ。後付けのドラレコとは異なりメーカー純正ということもあり、イヤな配線などがなく見た目がスッキリしているのが何よりイイ。

「せっかく買った新車なのに後付け感が……」と思っている人も多かったハズ。筆者もそのひとりであったが、新型ハリアーの録画機能付デジタルルームミラーは純正だけあった見た目もスッキリ ※写真はイメージ

トヨタが、前後方録画機能付デジタルインナーミラーを「ドライブレコーダー」と名乗らないのは、車内でドラレコの映像をチェックできないなどの制約があるため。"必要最低限の機能だけ”ではあるものの、筆者個人的にはコレで十分と断言できる。

一番お手頃なベースグレードには装備されない(オプションで装着可能)が、それ以上のグレードを選べば標準装備されるというのも嬉しいポイントだ。

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キモは日本らしさ! ハリアーの車内には日本文化が詰まっていた

続いてコレはイイ! となったポイントはレザーシート装着車に装備されるシートヒーター/シートクーラーのボタンである。なんとも地味な! と思うなかれ、これが非常に日本車らしい仕上がりなのだ。

国内外問わず車内のボタンというのは、パッと押せる、あるいはいかに直感的に使えるか? がキモである。運転中に操作することを考えると、当たり前の話なのだが。

アームレストは前後スライド機能が付いており、通常はシートヒーター/クーラーのボタンは隠れている

だが、新型ハリアーのシートヒーター/クーラーのボタンは通常隠されており、使うときだけ現れる仕掛けになっている。ちょっと大げさに言ってしまったが、アームレストを後ろにスライドさせるとボタンが出現し、操作ができるのだ。必要な時だけボタンを出し、不要な時は片付けるとなんとも日本人らしい仕組みなのはもちろんのこと、車内がスッキリする効果もあり、非常にグッド!

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ボタンはやっぱりフツーがいい……

とここまで新型ハリアーのイイところをご紹介したが、最後はちょっと”うーん”なポイントを。それはエアコンやオーディオの操作パネルだ。

静電式のためボタン毎に区切りがなく、ブラインド操作は少々難しい

新型ハリアーのインパネを改めて見てみると、押しごたえのあるボタン(フツーの)はなく、ほとんどが静電式のボタン。となると運転中の操作、つまり運転中に空調やオーディオ操作をブラインド操作がしづらく、慣れるまでに時間を要してしまうのだ。加えて指紋が目立ち、筆者のようなズボラな人にはあまりおすすめできない、もっとも日頃から掃除をすればいいだけの話ではあるが。

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今回は新型ハリアーを実際に数日間乗って気が点をお伝えし、あえて悪いポイントを紹介したが、使ってしまえばそれほど気にならない程度のモノ。バカ売れしているのも納得のデキであった。

2021年は日産からライバルのエクストレイルや三菱のアウトランダーなどがデビューする見込みだ。おそらくハリアー人気は衰えることを知らないだろうが、来年もまたミディアムSUV市場から目が離せない!

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

※初出時、デジタルインナーミラーについて「後方録画には対応していない」と記載しましたが、正しくは「前後方録画機能付」です。お詫びして訂正いたします。(MOTA編集部)

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