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日本車なのに日本で売ってない!? 2021年こそ導入を切望! “日本にない3列シートの日本車”3選

MōTA / 2020年12月26日 11時30分

三菱 エクスパンダー

世界各国の事情に合わせ細かく仕様を変えるクルマ造りは、昔から日本車の得意とするところ。それがいつしか海外専用モデルへと発展していった経緯がある。しかもそんな海外専用なモデルに限って、なかなか魅力的なのだから困ってしまう! 2021年こそ導入を切望したい「日本にない日本車」! 今回は3列シート車を特集する。

三菱 エクスパンダー クロス 2019年11月モデル ※日本未発売

日本にない三菱のコンパクトミニバン、アリなんじゃない!?

三菱 エクスパンダー&エクスパンダークロス

タイなど東南アジアを中心に販売されるコンパクトミニバン「三菱 エクスパンダー」。ボディサイズは全長4475mm、全幅1750mmで、全長4260mmのトヨタ シエンタや、4265mmのホンダ フリードなどに近く日本でも扱いやすい丁度良い大きさだ。

三菱 エクスパンダー, 3列シートの室内レイアウト

三菱 エクスパンダー, 3列シートの室内レイアウト

エクスパンダーの派生モデルとして、最低地上高を20mmアップし、樹脂フェンダーなどでSUV風に仕立てたエクスパンダークロス(TOP画像)も用意されている。SUVイメージの強い三菱だから、こちらをメインに国内へも導入してみるというのはいかがだろうか。アウトランダーやデリカD:5は高価だし、ちょっとサイズも大きいと躊躇している潜在ユーザーは少なくないはず。2021年こそは日本への導入を進めてほしい1台だ。

3列シートSUVはスバリストも熱望している!

スバル アセント

スバル アセント(北米仕様の3列シートSUV)

あれ、フォレスターなら日本でも売っているはずでは!? うっかり思ってしまう「スバル アセント」は、まさにフォレスターの兄貴分的存在。北米市場向けに造られた3列シートSUVだ。

ぱっと見たところ、そんなに大きそうな印象はないが、ボディサイズは全長4998mm×全幅1930mm×全高1818mmとランクル200並みの巨漢。現在市販されるスバル車の中でも最大のボディサイズだ。水平対向4気筒 2.4リッター直噴ターボDITエンジンを搭載し、シンメトリカルAWDやX-MODEなどと組み合わせる四輪駆動専用車となっている。

2018年にエクシーガクロスオーバー7の販売が終わった今、国内で3列シートレイアウトのスバル車を求めるユーザーは、他社ブランド銘柄に移るしかない。そんな一刻を争う状況なのだから、躊躇せず日本市場へも導入を開始してほしい1台だ。

ランクルよりはるかにエコなRAV4のデッカい兄貴分

トヨタ ハイランダー

トヨタ ハイランダー(写真は日本のナンバーがつけられたテスト車両)

見るからにデッカそうなこのクルマはトヨタ ハイランダー。こう見えてRAV4や新型ハリアーと同じTNGA GA-Kプラットフォームを使用する3兄弟だ。

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ボディサイズは全長4950mm×全幅1930mm×全高1729mmで、こちらもランドクルーザー200の全長4950mm×全幅1960mm×全高1880mmと高さ以外はほぼ同等。それでいてパワートレインは直4 2.5リッターハイブリッド(システム出力243馬力/ほかにV6 3.5リッターもあり)。V8 4.6リッターのランクル200から比べると圧倒的にエコなクルマとなっている。新型ランクル300登場の噂も流れるが、それよりもハイランダーを導入するのが先でないだろうか。

[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)]

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