王者アルファードにどこまで迫れるか! 豪華さと実用性が魅力の国産Lサイズミニバン3選
MōTA / 2021年1月8日 6時0分
トヨタ アルファードは、自販連(一般社団法人日本自動車販売協会連合会)が、2020年11月に発表した販売台数で3位にランクインする程の快進撃を続けています。そんな中、直接的なライバルとなる日産 エルグランドやホンダ オデッセイも2020年に相次いでマイナーチェンジを実施。そこで今回は、王者アルファードを含む、高級感と使い勝手を兼ね備えた国産Lサイズミニバン3選をご紹介します。
ひと月に1万台以上を販売する王者! トヨタ アルファード
特に2017年のマイナーチェンジ後のモデルでは、押し出し感の強い大型のフロントグリルを装着したフロントマスクが支持され、兄弟車であるトヨタ ヴェルファイアを大きく引き離す人気を獲得しました。
高級感と使い勝手を両立した室内
高級ミニバンの代名詞とも言える存在のアルファードは、見た目の迫力に加え、乗り心地や安全性も高評価を獲得。特に、7人乗りの2列目キャプテンシートは、アームレストやオットマンを装備し、旅客機のファーストクラスのような独立シートが魅力的です。
また、ロングスライド機構を備え、3列目シートを併用した多人数乗車、さらに、シートを降り畳んで多くの荷物を積載することも可能。多彩なシートアレンジと高級感ある室内空間を実現しているため、ファミリーカーとしてはもちろん、会社役員やVIPを送迎するショーファーカーとしても人気となっています。
トヨタ アルファードの中古車相場
■中古車相場:204万円~1420万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2021年1月1日時点のデータ
低床・低重心で安定した走りが魅力! ホンダ 新型オデッセイ
そして、2013年に登場した現行型5代目オデッセイは、スライドドアを初めて採用。全高は先代を上回る1695mm(2WD)としつつも、床面を下げることでスライドドア部分のステップ高を300mmに抑えています。室内高は1325mmを確保し、使い勝手と低重心を両立。初代から続く安定感のある走りは健在です。
また、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」による優れた燃費性能と上質で力強い走り、さらに、中折れ機構を持つ2列目キャプテンシートなど、ライバルにはない独自の価値観を持った上級ミニバンに仕上がっています。
マイナーチェンジで高級感と利便性を向上
5代目オデッセイは、2020年11月にマイナーチェンジを実施し、エクステリアはメッキモール多用したワイドで高級感のあるデザインに変更。インテリアは質感を向上し、コンビメーターパネル内のパネルを大型化するなどの改良が加えられました。
また、手を触れずにドアの開閉をする「ジェスチャーコントロールパワースライドドア」や、予約ロック機能の搭載など使い勝手の向上。さらに、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」は、後方誤発進抑制機能を追加しています。
ホンダ オデッセイの中古車相場
■中古車相場:95万円~445.8万円
※中古車掲載台数および相場は、2021年1月1日時点のデータ
FFベースとなった日産の高級ミニバン 新型エルグランド
インテリアでは、世界初の「中折れ機構付キャプテンシート」を採用し、身体にフィットする座り心地を実現。ラゲッジスペースには、深さのある床下収納を設け、全高が低くなってもミニバンらしい使い勝手の良さは確保されています。
マイナーチェンジで「AUTECH」を追加
2020年10月にはマイナーチェンジを実施。
デザインは、繊細で力強さがあるフロントグリルを採用。精悍な「ブラッククローム」と高級感のある「サテンクローム」の2パターンをラインナップしています。
安全面では、前方を走る2台前の車両の急な減速などを検知して警報する「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」、隣接レーンの後側方から接近してくる車両を回避するようステアリング操作を支援する「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」。そのほか、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)など先進の安全技術を標準装備しました。
さらに、このマイナーチェンジではモデル初となる「エルグランド AUTECH」も登場しました。
エルグランド AUTECHでは、内外装にAUTECH専用加飾(ダーククロームフロントグリル、メタル調フィニッシュの専用パーツ、ブルーのシグネチャーLED、内装各部のブルーステッチ)を採用。スポーティかつ高級感漂うAUTECHらしいモデルに仕上げられています。
日産 エルグランドの中古車相場
■中古車相場:54万円~517.3万円
※中古車掲載台数および相場は、2021年1月1日時点のデータ
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