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あるべきところにヘッドライトがない!? 新旧の三菱 エクリプスクロスを見比べてわかった意外な違いとは!?

MōTA / 2021年1月9日 10時30分

三菱 新型エクリプスクロスPHEV

アウトランダーPHEVに続いて新たにエクリプスクロスにもプラグインハイブリッド車が追加され、それに伴い内外装デザインがフルモデルチェンジ並みの変貌を遂げた。新旧モデルを見比べるとかなり洗練されたデザインとなったが、一体どの程度変わったのだろうか? 改めて新旧モデルの外観を比較してみよう。

三菱 新型エクリプスクロスPHEV

内容はフルモデルチェンジ並! 変えたのはPHEVモデルのためだった?

三菱 エクリプスクロス前期モデル, 三菱 新型エクリプスクロスPHEV

三菱 エクリプスクロス前期モデル, 三菱 新型エクリプスクロスPHEV

まず大きく変わったのはその見た目。マイナーチェンジにもかかわらず全長を140mm延長し、4545mm(前期モデルは4405mm)とするなど、これだけでも大掛かりな改良ということがわかる。変更されたボディ外板はフロントバンパー、前後ライト、リヤバンパー、テールゲートなど、改良前モデルと同じなのはドアパネル程度と、かなりの気合の入れようだ。全長が延長されたのは、新たに追加されたPHEVモデルのバッテリーなどのユニットを搭載するためだという。

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上下逆転!? ライトデザインが超斬新

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フロントフェイスで注目したいのはヘッドライトだ。改良前モデルは上部にロー/ハイビームとポジションライトを、下部にはウィンカーとフォグランプという配置であったが、新型エクリプスクロスはこれを逆に設置。具体的には上部にウィンカーとポジションライトを、下部にロー/ハイビームとフォグランプと、かなり攻めたデザインとなっているのだ。

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今後登場する三菱車のリヤスタイルはこのデザインに

前期モデルは上下二分割のリヤガラスが特徴的であった, 新型エクリプスクロスは全長を延長したことに伴い、リヤガラスを1枚に

前期モデルは上下二分割のリヤガラスが特徴的であった, 新型エクリプスクロスは全長を延長したことに伴い、リヤガラスを1枚に

エクリプスクロスの特徴といえば、斬新なリヤエンドであった。改良前には上下に分割のリヤガラスを採用しており、かなり個性的な見た目であった。

それに対して新型エクリプスクロスはリヤガラスを1枚と一般的なモノに変更。それに伴い横一文字に広がるブレーキランプを廃止し、L字型のテールランプを採用している。

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タイなどのASEAN地域で大人気を博しているエクスパンダーはコンパクトミニバンで、日本で言うならばトヨタ シエンタ程度のサイズだ, 東京モーターショー2019に出品されたMI-techはガスタービンを搭載した新世代のプラグインハイブリッドモデル。2人乗りのオフローダーといったイメージだ

タイなどのASEAN地域で大人気を博しているエクスパンダーはコンパクトミニバンで、日本で言うならばトヨタ シエンタ程度のサイズだ, 東京モーターショー2019に出品されたMI-techはガスタービンを搭載した新世代のプラグインハイブリッドモデル。2人乗りのオフローダーといったイメージだ

これは昨今の三菱デザインに通ずるモノで、東南アジアで人気を博しているエクスパンダーや東京モーターショー2019に出品されたMI-techなどと似たデザインに。チーフデザイナーを努めた中神 秀泰氏によれば「今後登場するSUVはこのテイストを強くする」と語っており、これからの三菱のリヤスタイルはこの見た目になるという。

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じつは今回の新型エクリプスクロスを皮切りに、今後三菱は続々と新モデルを追加すると発表している。このモデルはその第一弾モデルなのだが、マイナーチェンジでここまでのイメージチェンジに成功し、素直にカッコいいモデルとなった。それだけに今後登場するアウトランダーなどのデザインにも大いに期待したいところ。攻めに攻めまくる三菱デザインに注目だ!

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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