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超カワイイ顔に注目! レトロハイゼットの正体は“使える”キャンピングカーだった

MōTA / 2021年1月17日 8時0分

ダイハツ ハイゼットジャンボ キャンパーVer.

毎回、アッと驚くカスタムカーを数多く生み出しているダイハツ。東京オートサロン2021にも気合の入ったコンセプトカーを出展予定だったのだが、ご存知の通り中止に。そこで、本来発表されるハズだったクルマたちを4日連続でご紹介! 今回はハイゼット ジャンボ キャンパーVer.。

ダイハツ ハイゼットジャンボ キャンパーVer.

普段は軽トラ、いざって時にキャンピングカーに変身!?

ベースはハイゼットトラックジャンボで、荷台はノーマルモデルと同じ

もし貴方がキャンプをやりたいと思った際、クルマ選びはどうするだろう。多くの方はキャンピングカーなどの専用車を考えがちだ。しかしそこまで思い切れる人は少ない。

そこで東京オートサロン2021にダイハツが出展したのがハイゼット ジャンボ キャンパーVer.だ。幌を上手く使うことで普段使いにもキャンパーにも変えられる特徴を持っているが最大の特徴。

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内装はハイゼット生誕60周年なので赤いシートを採用。また、3代目ハイゼットが赤いシートでもあった

ダイハツコーポレート本部先行企画グループ主任の工藤真輔氏は、このクルマの使い方として、「目的地に行く途中でビバークし、そこに即席のキャンプ基地を作り、またささっと畳んで“モンゴルのゲル”のような感じで移動する。そのような機動性を、このクルマに付与させたいと考えました。また、遊びの場所で前日待機、そこで寝泊まりして、朝日が昇ると同時に遊び出すような、時間の有効活用をこのクルマでやれたら面白いでしょう。そうすることで遊びの密度を高めたいとも思っています。移動時間や宿泊の時間を極力なくし、遊びの時間をより長く保てるようなことが、このクルマで始める新しい楽しみ方ではないでしょうか」と話す。

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変幻自在に“使える”のがキモ

一見フツーのオーディオだが、実はコレ取り外し可能。ポータブルオーディオとして使えるうえに、モバイルバッテリーとしても。キャンプにもってこいの仕様なのだ

そして、「軽自動車を改造したキャンピングカーは数多くありますが、キャンプでしか使えなくなってしまいます。このクルマであれば、幌を畳めば畑作業や普段のゴミ出しなどにも使えます。こういった軽トラの持つ変幻自在性を専用車のような形で固めたくなかったのです。クルマの機動性、好きなところに行ける随意性、このクルマの変幻自在性など、ユーザーそれぞれの軽トラの使い方、その幅を持たせたまま、こういう楽しみ方はどうでしょうかという提案です」とのことだった。

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懐かしの丸目ヘッドライトやモバイルバッテリーとしても使えるオーディオなど、今すぐ欲しい装備だらけのハイゼット ジャンボ キャンパーVer.。このままの姿で市販化は難しいかもしれないが、ぜひこのパッケージングのハイゼットを売って欲しいと願うばかりだ。

【筆者:内田 俊一】

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