国産SUVと真っ向勝負! 欧州1番人気のコンパクトSUV、新型 ルノー キャプチャーが日本デビュー
MōTA / 2021年2月4日 20時30分
欧州でNo.1人気のSUVが日本へ新たに導入される。ルノージャポンは2021年2月4日(木)、コンパクトSUV「キャプチャー」をフルモデルチェンジし、2月25日(木)より発売すると発表した。価格は299万円から。 新型プラットフォームや高出力なターボエンジン、最新のADAS(先進運転支援システム)搭載など、国産同クラスとも勝負出来る充実した内容の新型キャプチャーをご紹介。
欧州で人気No.1のコンパクトSUVがフルモデルチェンジ
フランス・ルノーのコンパクトSUV「キャプチャー」は、初代モデルが2013年にデビュー。日本にも2014年に導入されている。初代キャプチャーは、欧州でコンパクトSUV市場を拡大させた立役者。世界で170万台以上を売る大ヒット作である。
そして2019年に発表された新型キャプチャーも、2020年の欧州年間販売台数でSUVジャンルのNo.1を記録するほど、既に高い人気を集めている。
そんな欧州No.1SUVが、ここ日本へようやく導入されることになった。
日本でも扱いやすいボディサイズで先進運転支援機能も充実
日本車ではキックスやヴェゼルとガチのライバル
ルノー 新型キャプチャーのボディサイズは、全長4230mm×全幅1795mm×全高1590mm、ホイールベース2640mm。先代比で全長が95mm延伸され、ホイールベースは35mm長くなっている。日本車で比較すると、日産 キックス(全長4290mm×全幅1760mm×全高1610mm)や、ホンダ ヴェゼル(初代・現行型:全長4330mm×全幅1770mm×全高1605mm)に近いイメージだ。
新型キャプチャーの車台にはCMF-Bプラットフォームを採用した。これはコンパクトカーの日産 新型ノートや、ルノー 新型ルーテシアなども使われる、ルノー日産三菱アライアンス共同開発のプラットフォーム。軽量・高剛性のシャシーに加え、最新の先進運転支援システム(以下ADAS)に対応する点が特徴だ。
トップレベルの先進運転支援システム(ADAS)を搭載
日本車やドイツ車に比べるとやや遅れをとっていた感もあるルノーのADASだが、新型キャプチャーでは一気に最新の技術を投入した。歩行者・自転車検知機能を備える「アクティブエマージェンシーブレーキ」(衝突被害軽減ブレーキ)はもちろんのこと、「ハイウェイ&トラフィックジャムアシスト」は自動運転レベル2に相当する先進運転支援機能も装備する。
ストップ&ゴー機能付のアダプティブクルーズコントロールとレーンセンタリングアシスト(車線中央維持支援)の組み合わせにより高速道路での運転をアシストするもので、日産の「プロパイロット」に相当するものだ。
このほか、やはり日産でおなじみのアラウンドビューモニター(ルノーでは360°カメラ)など、多彩な機能を搭載する。
高性能かつ高効率な直4 1.3リッター直噴ターボエンジンを搭載
搭載されるエンジンも、やはりアライアンスにより誕生した新世代の直列4気筒 1.3リッターガソリン直噴ターボ。ルーテシアに搭載される同エンジンよりもパワーを23ps向上させ、最高出力154ps(113kW)/5500rpm、最大トルク270Nm/1800rpmを発揮。いっぽうでWLTCモード燃費17.0km/Lと、効率の良さも併せ持つ。組み合わされるトランスミッションは7速デュアルクラッチトランスミッション(7EDC)だ。
国産SUVとガチライバルに! 価格は299万円~
運転モードや照明までカスタマイズ可能なインフォテインメントシステム
室内も最新のインフォテインメントシステムが備わる。7インチのディスプレイはタッチ式。スマホのミラーリング機能はもちろんのこと、運転モードやインテリア照明をカスタマイズ出来る「ルノー・マルチセンス」も採用。スポーツとエコ、そして好みの設定と3つの運転モードから選択出来るようにした。
またBOSEサウンドシステムには、車外の空気を取り入れ重低音を再生する世界初の小型サブウーファー「Fresh Air Speaker(フレッシュエアスピーカー)」を採用する。
日本に導入される新型キャプチャーは「インテンス」(299万円)と「インテンス テックパック」(319万円)の2グレード(価格は消費税込み)。共にFF(前輪駆動)のみの設定となっている。
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