ホンダの高級3列SUV、今こそ日本復活希望! 新型MDX 2022年モデルの上質っぷりが半端ない!
MōTA / 2021年2月7日 14時0分
でっかくてカッコいいSUVがアメリカで発表された! ホンダの高級ブランド“アキュラ”の3列シートSUV「MDX」が、2021年2月2日(火)にフルモデルチェンジしたのだが、これが従来のイメージを一新したスタイリッシュなデザインなのだ。 日本でもぜひ乗ってみたい高級モデル、4代目「アキュラ MDX」をご紹介!
初代は日本で売られたことも! アメリカンSUV“MDX”がフルモデルチェンジ
3列シートレイアウトの大柄なSUVが4代目に
ホンダの高級ブランド“アキュラ”で売られる大型SUV「MDX」がフルモデルチェンジを実施し、2021年2月2日(火)から正式発売を開始した。2001年に登場した初代MDXは、日本でもホンダブランドで2003年から2006年まで発売されていたことがあるのでご記憶の方もいるだろう。大柄なボディに3列シートレイアウトを配したSUVという立ち位置は、歴代で一貫して続いている。
今回北米で発表されたMDXは4代目。ボリューム感と上質さをグッと増した新型MDXをご紹介していこう。
全長5メートル、全幅2メートルの堂々たるボディサイズ
流麗さを増したスタイリング
アキュラ 新型MDX(4代目・2022年モデル)の寸法は、全長198.4インチ(約5039mm)×全幅78.7インチ(約1998mm)×全高67.1インチ(約1704mm)、ホイールベース113.8インチ(約2890mm)[SH-AWD(4WD)モデル]という堂々たるアメリカンサイズ。
先代(3代目MDX)に比べ全長で2.2インチ(約55mm)、全幅で1インチ(約25mm)、ホイールベースで2.8インチ(約71mm)拡大した。
写真で見比べてもわかるように、先代からはイメージを一新。より流麗でスタイリッシュなデザインに生まれ変わっている。いや、端的に言って「カッコいい」SUVだ!
標準仕様はV6 3.5リッター VTEC+10速ATとSH-AWDの組み合わせ
アキュラ NSX(日本名「ホンダ NSX」)やRLX(日本名「ホンダ レジェンド」)にも使われるSH-AWD(Super Handling All Wheel Drive)を採用。トルクベクタリング機構により、通常走行時はリアへ70%のトルクを配分。最大100%を後輪左右に継続的に伝える。
新型MDXに標準仕様のエンジンはV6 3.5リッター 直噴VTEC。297馬力/267lb.-ft(362Nm)を発生させ、10速オートマチックトランスミッションと組み合わされる。
エンジンやトランスミッションなどを統合制御するダイナミックシステムにより、スノー・コンフォート・ノーマル・スポーツ・インディビジュアルの設定が可能。モードに応じて室内照明の変更も出来る。
最高出力355馬力のV6 3リッター VTECターボを積む“Type S”が新登場
また、MDXでは初となる高性能版「MDX Type S」も設定される。最高出力355馬力/最大トルク354lb-ft(479Nm)のV6 3リッター VTECターボを搭載。足元にはブレンボ製フロント4ピストンブレーキと、大径21インチホイールを備える。こちらは少し遅れて2021年夏に導入予定となっている。
広い室内の3列シートSUVは、日本で求めるユーザーも多いはず!
新型MDXには、12.3インチのオールデジタルメーターディスプレイと、12.3インチの超ワイドHDセンターディスプレイを備えたAcuraPrecisionCockpit(アキュラプレシジョンコックピット)を標準装備。タッチパッド操作でシームレスに動作可能だ。スマートフォンのワイヤレス充電やUSB-C充電機能、Amazon Alexa(アマゾンアレクサ)なども対応している。
先進安全運転支援機能「Honda SENSING(ホンダセンシング)」のアキュラ版「AcuraWatch(アキュラウォッチ)」を備えるほか、乗員・歩行者の衝突保護機能も強化。新開発された3チャンバータイプの次世代助手席エアバッグも搭載される。
頭上のパノラミックムーンルーフや、多機能な仕様の取り外し可能な中央席を備えた2列目シートなどは標準装備。室内カラーのコーディネイトもエボニー、パーチメント、グレイストーン、エスプレッソなど6つからセレクト出来るなど、高級ブランドのアキュラらしく、全てが贅沢な仕立てとなっている。日本向けにもナロー版MDXの導入を検討して欲しい!
SUVの3列シート車はいま、ミニバンでは飽き足らないアクティブなユーザーから支持を集めている。さすがに全長5メートル、車幅2メートルのMDXは、そのまま日本に持ってくると少しばかり大き過ぎるのは確か。でもこのカッコいいSUVをぜひ日本でも走らせてみたいと考える人は多いはずだ。同様の大柄サイズで3列シートSUVの「マツダ CX-9」(日本未発売)は、弟分の「CX-5」のコンポーネントを上手く活用しながら日本向けにサイズを適正化した「CX-8」を生み出し、日本でスマッシュヒット作となっている。
ホンダにも同様の発想で、日本版MDX導入をぜひ検討して欲しいところだ。
[筆者:トクダトオル(MOTA編集部)/撮影:Acura・Honda]
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ホンダが新型「小さな高級車」初公開! “VTEC”ターボエンジン搭載の「コンパクトSUV」! 赤や青の内装が超カッコイイ「ADX」米に登場
くるまのニュース / 2024年12月23日 19時10分
-
全長5m級! トヨタ「新型“8人乗り”SUV」発表! 「RAV4顔」×4気筒ターボエンジン採用! 「ダイナミックトルクベクタリングAWD」装備の「新ハイランダー」カナダで登場
くるまのニュース / 2024年12月15日 6時10分
-
新型「高級SUV」発表! ド迫力「五角形グリル」&VTECターボ搭載! 「画期的な4WD」を採用した“利便性マシマシ”SUV「アキュラRDX」メキシコに登場!
くるまのニュース / 2024年12月5日 9時30分
-
ホンダの高級車ランキング5選! 歴代車種やアキュラブランド、スポーツカーも徹底解説
MōTA / 2024年12月3日 19時0分
-
ミドルな高級車、実車初公開! ホンダ「ZR-V」の高級版!? 全長4.7m×インテグラエンジン搭載! 520万円からの「ADX」披露
くるまのニュース / 2024年12月3日 11時10分
ランキング
-
1大人気ゲーム「マインクラフト」、“22円”の謝罪→ユーザーから称賛の嵐「むしろ払いたい」
オールアバウト / 2024年12月28日 20時45分
-
2「突然、免許失効だと言われました。無事故無違反なのになぜですか?」 突然のゴールド免許剥奪? 実は自分に理由があった? 気をつけたい「うっかり」とは
くるまのニュース / 2024年12月29日 14時10分
-
3「2ならば1+1」は正しい?SNSで議論を呼んだ“中学2年生の疑問”に東大生5人が回答
日刊SPA! / 2024年12月29日 15時53分
-
4トースターでお餅を焼くと中がかたいまま…上手に焼くコツをタイガーが伝授!「予熱」より「余熱」がおすすめ
まいどなニュース / 2024年12月25日 17時45分
-
5「ついユニクロ・GUばかり買ってしまう40代」が見逃しがちな、高コスパ“低価格ブランド”4選。大人も満足するポイントは
女子SPA! / 2024年12月29日 8時47分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください