結局「スカイアクティブX」ってどうなの??【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年2月13日 15時0分
2019年12月にマツダの新世代ガソリンエンジンとして登場したスカイアクティブX。登場からおよそ1年後となる2020年11月には早速アップデートが行われ最高出力/最大トルクが向上。そんなスカイアクティブXについて、実際に一般ユーザー、さらには購入検討者はどう捉えているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
マツダの新世代ガソリンエンジンがアップデート
2020年11月19日(木)、エンジンとトランスミッションを制御するソフトウェアをアップデートしたマツダの新世代ガソリンエンジン「スカイアクティブX」。アクセルレスポンスを高めるとともに、最高出力を132kW(180PS)から140kW(190PS)に、最大トルクは224Nmから240Nmに向上させた。改良されたスカイアクティブXをラインナップするMAZDA3の価格(消費税込)は以下の通り。
【ファストバック】
・ガソリンエンジン:222万1389円~300万6055円
・ディーゼルエンジン:279万741円~328万1055円
・スカイアクティブX:319万8148円~368万8463円
【セダン】
・ガソリンエンジン:222万1389円~293万4555円
・ディーゼルエンジン:279万741円~320万9555円
・スカイアクティブX:319万8148円~361万6963円
みんなの声を聞いてみた
そんなマツダの推す新世代ガソリンエンジン「スカイアクティブX」について、早速SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。最も多かったのは「アップデートされ良くなったとはいえ、やはりガソリン車より100万円アップほどの魅力が感じられない」「ガソリン車に10万、20万程度の価格差ならまだ購入対象にもなるけど…」「価格が高くてさらにハイオク仕様っていうのはかなり厳しい」という価格面についてのネガティブな声。革新的な技術ながらやはり通常のガソリンエンジンモデルに比べるとおよそ100万円アップとなることが非常にネックになっている印象だ。
それでも「このご時世、まだまだ内燃機関の可能性を探っている姿勢は評価できる」というクルマファンの貴重な声もわずかながら存在した。
誰もが納得する最適解は出てくるのか?
2019年12月に、ガソリンエンジンならではの高回転までの伸びの良さと、ディーゼルエンジンの優れた燃費・トルク・応答性といった特長を融合し、気持ちよい走りと優れた環境性能を両立したマツダ独自の新世代ガソリンエンジンとしてマツダ3より搭載された「スカイアクティブX」。さらに、マイルドハイブリッドシステム「M Hybrid(エム ハイブリッド)」も採用し、滑らかで気持ちの良い走りと、効率的な燃料消費をサポートする。
今回、2020年11月の改良ではエンジンとトランスミッションを制御するソフトウェアのアップデートが行われた。さらに既存のユーザーもバージョンアップできるように現在準備を進めているという(サービスの開始時期など詳細は未定)。
カーライフ・ジャーナリストの渡辺陽一郎氏によると、従来型と比べ、高回転域の吹き上がりが活発になり、回転の伸びが良くなったという。また、実用回転域の駆動力も増して運転しやすくなり、アクセル操作に対する反応の仕方が機敏になったことも特徴としている。
「ユーザーにはその違いが全然わからない」との声も
ただし「独自技術もロータリーまでは良かった。クリーンディーゼルも評価できる。が、今はユーザーを見ていない独りよがり」「確かに良くなったのだろうし、これまでにない技術なんだと思う。ただ、ユーザーにはその違いが全然わからない」「お客様目線で何を求めているのか今一度見つめなおしてほしい」と、スカイアクティブXの魅力が一般ユーザーまでには理解・評価されているとは言い難い状況。SNS上ではなかなか厳しい声がいくつも存在していた。マツダでは、スカイアクティブXを設定するマツダ3やCX-30のほか、マイルドハイブリッドや100%EV(電気自動車)を設定した「MX-30」を発表するなど、電動化に向けこれまでのガソリンやディーゼルエンジン以外のパワートレインをラインナップしている。
ただし、そこには確実にメーカーとユーザー(消費者)との間に大きな隔たりがあるようにも感じられた。果たして誰もが納得する最適解を今後マツダは提示してくれるのか。今後も注目していきたい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
乗ったぞ電気のGクラス! AMGのG63より「G580」の方が欲しいと思えた理由
マイナビニュース / 2024年11月22日 11時45分
-
フォルクスワーゲン「Tiguan」、上級セグメントの技術を取り入れた3世代目の新型
マイナビニュース / 2024年11月20日 13時54分
-
VW『ティグアン』7年ぶりの新型発売、初のマイルドハイブリッドも 価格487万1000円から
レスポンス / 2024年11月19日 13時0分
-
ランクル250は最上級グレードを選ぶべき? 試乗で確認
マイナビニュース / 2024年11月4日 11時30分
-
街に溢れる「マツダ車」の“1番人気”ってなに? 「流麗SUV」や10年続く“ロングセラーモデル”も! 爆売れの「マツダ車」トップ3とは?
くるまのニュース / 2024年11月3日 20時10分
ランキング
-
1年収1,000万円なんてこんなもん…42歳で部長に抜擢の〈大企業エリート〉。質素すぎる毎日に、部下「夢がない」「このままこの会社にいても」と絶望
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月28日 7時15分
-
2「トイレでスマホ」が招く危険...長時間座りっぱなしの健康リスクとは?
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月27日 17時50分
-
3とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
-
4「無性にコーヒーが飲みたい…」 実は鉄分不足が原因? 疲労増&集中力低下も
オトナンサー / 2024年11月27日 8時10分
-
5「ワンタッチ痴漢」と言わないで…性犯罪を軽んじる言葉に警鐘 発信源と報道された警視庁に聞いた
まいどなニュース / 2024年11月28日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください