超高級車メーカーがSUVをつくるとこうなる! ロールス・ロイス カリナンで一番の見どころは荷室にあった!?
MōTA / 2021年2月16日 20時0分
超高級車メーカーのロールス・ロイスが初めて手掛けたSUV「カリナン」。存在感ある外観はもちろん、豪華な仕様で快適に過ごせる内装などロールス・ロイスはSUVになってもやはりロールス・ロイスだった! ちょっと庶民では使い方すら想像が及ばない、特別過ぎる荷室の装備とは。同社が提供する極上空間を写真でチェック!
いろいろ使えて家族と乗れる魔法の絨毯
「今日販売されている中でもっとも万能なファミリー向けレジャー用高級SUV」というコンセプトの元、2018年5月に発表されたロールス・ロイス カリナン。家族での移動やさまざまな目的で使用されるSUVは、どうしても高級感が薄れがち。しかし、カリナンは悪路を走れる走破性や積載力といったSUVの特性は残しつつも、ロールス・ロイスらしい高貴な風格も兼ね備える。
ロールス・ロイス初のSUVというある意味挑戦的な車とも言えるが、基本骨格は、同社の最上級車ファントムと同じ新世代の専用スペースフレーム構造である「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を採用。さらに自動レベリング機能付きのエアサスペンションや初採用の4WD機構を備え「魔法の絨毯」とも評されるロールス・ロイスならでは乗り心地は健在だ。誰が見てもロールス・ロイスと分かる威厳に満ちたエクステリア
ボディにはプレスライン等は使わず面で構成されており、SUVであってもロールスロイスであるということを忘れさせない威厳に満ちたデザイン。フラッグシップセダンであるファントムより少し小さいものの、全長5340mm×全幅2000mm×全高1835mmというサイズは世界トップクラスの大きさを誇る。
電動格納式のスピリット・オブ・エクスタシー
ロールス・ロイスの顔とも言えるパルテノン神殿モチーフの大型グリルはカリナンでも健在。グリル部はメッキではなく、重厚感を出すために金属が使われている。 ボンネットに輝く「スピリット・オブ・エクスタシー」はドアロック時に自動で格納され、エンジン始動時にはせりあがるギミックを持つ。盗難防止や対人事故時のダメージ軽減の為に、障害物との接触時は格納される。機能性を重視のややシンプルなリア回り
ロールス・ロイスでは初採用の「ザ・スクラブ」と呼ばれるテールゲート。フロントに比べ装飾を抑え、実用性を最優先にデザインされた。 SUVモデルであるだけに最低地上高は高く、最大渡河水深(車両が走行できる水の深さ)は540mm。また、ドライバーの操作によって基本の車高から最大40mm上げることもできる。これぞ極上空間! 至れり尽くせりのインテリア
室内は最上級レザーにウッドとメッキがバランスよくあしらわれ、SUVでありながらもロールス・ロイスのラグジュアリー精神は受け継がれている。また、インテリアカラーは無数のパターンが用意されており、オーナーが希望する通りの室内を仕上げることが可能だ。 リアシートは「個人シート」と「ラウンジシート」が選択できる。(写真は個人シート)個人シートは客人の送迎を想定して左右のシートが独立しており、グラスなどを置けるセンターコンソールも用意。対してラウンジシートは家族で使いやすいよう、左右がつながったベンチシートになっている。
ロールス・ロイスではお馴染みのアイテム、リアドア側面の収納傘はカリナンでも用意。車から降りる場合、突然の雨でもスムーズに傘を引き出すことができる。 ラゲッジスペースの容量は「個人シート」の場合は526リッター。リアシートを倒せる「ラウンジシート」は最大1930リッターと大容量だ。リアハッチは上下に分割して開き、ラゲッジスペースの下には特注装備の「ビューイング・スイート」と呼ばれる折りたたみシートとテーブルが備わる。
ビューイング・スイートは、ボタンを押すだけで、自動的に椅子とテーブルのセットが現れる。この豪華な特注装備であるレザーチェアに腰をかけながらお茶やお酒を楽しむことができるほか、美しい景色を眺めたり、スポーツイベントを観戦したりすることも可能と、なんともロールス・ロイスらしい優雅なひとときが過ごせるのもポイントだ。外部リンク
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