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あの前澤氏も乗ってる!世界限定わずか99台 メルセデス・マイバッハ G650 ランドレー

MōTA / 2021年3月9日 20時0分

メルセデス・マイバッハ G650 ランドレー

軍用車譲りの武骨な外観でありながら、クルーザーかプライベートジェットと見紛う豪華な内装を持ち、しかも後部座席上部の屋根は開閉式というすべてが規格外のクロスカントリーヴィークル(クロカン)が存在する。 世界中に僅か99台しか存在しない超高級クロカン、メルセデス・マイバッハG650ランドレーの規格外の魅力を写真と共に味わってもらいたい。

メルセデス・マイバッハ G650 ランドレー

世界限定わずか99台!マイバッハ渾身の超高級クロスカントリービークル

メルセデス・マイバッハ G650 ランドレーは、ダイムラー社の高級ブランドであるマイバッハが、メルセデス・ベンツのGクラスをベースに、追加モデルとして限定99台で制作したスペシャルモデル。機能性、デザイン、装備全てに於いて、マイバッハのノウハウを詰め込んだ渾身の一台だ。

ちなみに、すでに限定数は完売済みだが、無類のスーパーカー好きで知られるZOZO創業者の前澤友作氏も保有しており、彼のYouTubeチャンネルにも登場している。

V型12気筒エンジンは530馬力を発生

搭載されるエンジンは、メルセデスAMG製6.0リッターのV型12気筒ツインターボだ。

発生する530馬力ものパワーは、電子制御の7速オートマチックトランスミッションによって的確に路面に伝えられる。

見た目だけではなく、車としての基本性能の「走り」にも手を入れているあたり、創業時はエンジンメーカーだったマイバッハのこだわりを感じる。

マイバッハこだわりのランドレー

ランドレーとは、後席部分がオープンになるボディ形状のことで「セダン」や「クーペ」といった言葉と同列の、車のボディ形状の名称の一つだ。

車体後方のみがオープンになるというのは、庶民の我々からするとパレードなどごく限られた需要しか想像できないが、マイバッハは2008年にもランドレー仕様車を販売していて、このボディタイプにこだわりを持っていることがうかがえる。

軍用車上がりの骨太なエクステリアデザイン

Gクラスは元々軍用車両をベースに開発されたということもあり、直線を多用した質実剛健で骨太なデザインが特徴的だ。

ホイールベース(前後の車軸の間隔)を600mmも延長し、ボディサイズは全長5,345mm×全幅2,110mm×全高2,235mm。比較的大型な車種の多いクロカンやSUVの中でも、特に大きなサイズとなっている。

最低地上高は450mmも確保し、一般的なSUVと比べると実に2倍以上だ。

大柄なボディと合わせて醸し出す圧倒的な存在感は、どんなシーンでも走破できてしまうイメージが掻き立てられる。

汚れてこそ分かる本来の輝き

メルセデスやマイバッハと言えば、ピカピカに磨き上げられた美しいボディをイメージするが、このG650ランドレーは大自然の中で砂埃を被ってこそ本来の輝きを放つのかもしれない。

選ばれた人のみが経験できる至高の空間

この車に乗るなら断然後部座席に乗りたい。過酷な大自然の中にあっても、後席はクルーザー並の居住性を確保。選ばれし2名のみが座ることの出来る贅沢な後席は、オットマン付きの左右独立式となる。

デザインや内装の見た目が豪華なだけではなく、後席に座る人が最大限快適に過ごせるおもてなし装備も満載だ。

各席専用のモニターに読書灯、オットマン付きのシートや専用のエアコンなど、まるでプライベートジェットに乗っているかのような錯覚に陥る。

独立した空間とオープンルーフがもたらす特別感

運転席のある前席と後席は、スイッチ一つで透過性を変えられる電動パーティションで区切られているので、後席は完全に独立した空間となる。

そして、後席のみに許されたオープンこそ、マイバッハがこだわったランドレーの醍醐味。プライベートを完全に確保した状態でルーフを開ければ、そこに広がる大自然を独り占めできる。

運転席も細部まで手を抜かない

ショーファードリブンではあるが、前席のデザインも、マイバッハが細部までこだわり抜いたことが感じられる。

革素材を基本としながらも、カーボンや金属をバランス良く使用し、縫製部はシート色と同色を使用するなど、全く隙きのないデザインだ。

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