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ビデオデッキまで装備した超豪華国産リムジン! 日産 プレジデントロイヤルリムジンを写真でチェック

MōTA / 2021年3月20日 20時0分

バブル景気絶頂の1990年に発売された日産の最高級セダン、プレジデントをベースに開発されたのがプレジデントロイヤルリムジンだ。 日産の特殊装備車両専門の開発子会社「オーテックジャパン」による渾身の車両で、もともとフラッグシップセダンであるプレジデントを超える高級感と快適性を備えている。 しかし、皮肉なことに発売がバブル終焉後の1993年となってしまったことや、完全受注生産だったことなどもあり、ほとんど実車を見ることのできない幻の車となってしまった。

バブルの象徴だった自動車電話やFAXはもちろん、テレビやビデオデッキまで装備され、応接室さながらの豪華仕様の国産リムジンが存在した。これぞリムジンとも言うべき5.7m超のロングボディで、2500万円という超高級グレードも設定されていた日産 プレジデントロイヤルリムジンの迫力と質感を、写真とともに味わってもらいたい。

日産 プレジデントロイヤルリムジン

バブル景気の追い風を受けて開発された国産最高峰リムジン

バブル景気絶頂の1990年に発売された日産の最高級セダン、プレジデントをベースに開発されたのがプレジデントロイヤルリムジンだ。

日産の特殊装備車両専門の開発子会社「オーテックジャパン」による渾身の車両で、もともとフラッグシップセダンであるプレジデントを超える高級感と快適性を備えている。

しかし、皮肉なことに発売がバブル終焉後の1993年となってしまったことや、完全受注生産だったことなどもあり、ほとんど実車を見ることのできない幻の車となってしまった。

特殊な車両なのにグレードが分かれていた

限られた人しか購入しない(できない)車両でありながら、グレードが2つ用意されていたところに開発費を惜しまなかったバブルの勢いを感じる。大きな違いは、前席と後席の空間を分けるパーティションの有無だが、リムジンという性質から、パーティション有りの高級グレードありきで開発されていた。

定番の本革シートといったオプションはもちろん、フロアマットにはペルシャ絨毯が選べるなど、今では考えられないようなオプションも用意されていたというから驚きだ。

エンジンは余裕たっぷりの4.5リッター V8エンジン

ロングボディ化された2.3トン超の巨体を引っ張るのは、さすがバブルともいうべき、大型の4.5リッター V型8気筒エンジンで、ロイヤルリムジンの巨体に合わせて調整されていた。

大排気量エンジンのおかげで、2.3トン超もあるとは思えないほどスムーズな加速感で、走っている分には巨体を意識することなく、車線変更やカーブも自然にこなせる。

迫力満点の5.7m超ロングボディ

全長は元々長いプレジデントからさらに500mmも伸長させ、5775mmという堂々たるサイズだ。

SUVなら3列シートに荷物エリアが余裕で設計できるサイズに、乗車定員4名なのだから、いかに内部スペースを贅沢に確保しているかが分かる。

エンブレムをあしらった太いBピラー(車両前方から2番目の柱)が、明確に前後席を分割されているのに加え小窓まで設置され、セレブが後席に乗車することを前提にしたリムジンらしさを象徴するデザインとなっている。

応接室をそのまま車に移植したかのような豪華装備

最上位グレードでは、テレビとビデオデッキ、自動車電話とFAX、冷蔵庫と電気ポットと充実の装備内容だ。シートヒーターとフットレスト付きのシートに深く腰掛ければ、応接室にしか見えない。

さらに前席と会話するためのインターフォンまで装備され、ロゴがあしらわれた専用のコーヒーカップを傾けながら前席とインターフォン越しに会話した瞬間に、自分がVIPであることを実感できるのだろう。

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