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日産 新型エクストレイルが上海モーターショー2021で世界初公開に!

MōTA / 2021年3月29日 19時26分

日産 e-POWER

日産は、2021年4月21日~28日まで一般公開される上海モーターショー2021において同社の人気ミドルサイズSUVである新型エクストレイルや、電動パワートレイン技術「e-POWER」の中国への導入を発表する。既に北米では兄弟車となる新型ローグ(日本名:エクストレイル)が展開されていたが、正式にエクストレイルの新型モデルが公開されるのは今回が初となる。

日産 新型ローグ(新型エクストレイル)

待ちに待った新型エクストレイルの登場

2000年に登場した初代モデルが登場し、現行モデルは3代目にあたるエクストレイルは、2020年までの間、世界全体で累計626万台の販売を記録。その内、中国では2021年2月までに138万台を販売するなど、高い人気を集める。

日産によると、新型エクストレイルは汎用性と機能性を高め、同社のSUVモデルの中でも最も先進的なモデルになるとしている。

これまで、新型の登場が何度も噂されており、すでに北米では兄弟車である「ローグ」が2020年10月から販売されているが、正式に新型エクストレイルの名がアナウンスされたのは今回が初となる。

2021年夏には、同じCMF-Cプラットフォームを用いるローグの弟分で、欧州向けのSUV「キャシュカイ」が、新開発のe-POWERユニットを搭載することが正式にアナウンスされている。

この流れでいくと、新型エクストレイルにもe-POWERが搭載される可能性は濃厚と思われる。

「e-POWER」を中国へ導入

そのほか、上海モーターショー2021では、日産独自の電動パワートレーン技術「e-POWER」の中国への導入を発表する。

2010年に世界初の量産型電気自動車(EV)として発売された「リーフ」で培った電動化技術を応用しているe-POWERは、100%電気モーターで駆動するシステム。電気自動車のようなレスポンスの良い加速、スムーズな減速、そして静粛性を実現するとともに、搭載しているガソリンエンジンが必要に応じて発電とバッテリーへの充電をすることで、外部からの充電を必要としない画期的なテクノロジーだ。2世代目となるe-POWERは、全面改良により、さらに力強く上質な走りと効率性の向上を実現している。

これにあわせ、日産が中国市場で推進する電動化の新たな幕開けと位置づけるクロスオーバーEV「アリア」や「リーフ」の展示も行われる。

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